セントレジスホテル大阪【大阪市 本町】

表記のホテルで食事会。フレンチやイタリアンのレストランで頂いた事は何度かあるが大人数での食事は初めて。私が幹事役だったのでメニューなども事前に調整。食事会場の横が厨房になっていて出来立てのものがちゃんと出てくるようになっている。

厨房も外から拝見させて頂いたがとても清潔で部屋の温度管理もきっちり出来ている事に驚く。NYのセントレジスは創業100年を超えて建物もクラッシックすぎて驚いた記憶がある。そのあと5番街で自転車乗ってたらイエローキャブにはねられて救急車で病院行き。。そんな事はどっちでもいい話で今回は会場の装花やドリンクを含めて15000円の予算でお願いする。知り合いにお願いして弦楽四重奏も食事の前とあとに演奏いただいた。

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アミューズはパパイアと生ハム。手前は焼いたパルメザン。簡単なものだけどこれがとってもにシャンパンに合う。。シンプルで余計なものを削ぎ落とした玄人受けするもの。

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瀬戸内鯛のカルパッチョをアスパラガスや蕪などの野菜と一緒に頂く。トマトがかなりおいしい。お酒の香りがするドレッシングもサッパリして味が深くてとっても美味しい。玉ねぎかアーティーチョークかわかんないけど唐揚げになったものがとっても香ばしかった。

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栗であることは全く気付かないスープ。生クリームで濃厚に仕上げててしかも後味もいい。くどさが全くないのに踊り他。ミルクの泡が乗ったカプチーノ仕立ては見た目も麗しい。

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瀬戸内産の鱸と帆立のパンフライ。魚の皮目に細かなバゲット粉をまぶしてカリカリに焼き上げる。しかし魚の内側はミディアムな状態。この火入れの確かさには脱帽である。宴会料理ではたぶん最高峰の技術であろう。

魚の下にはポルチーニ茸だと思うののだが香りが芳醇なアルデンテなリゾット。醤油が入っているのか味にしっかりとしたコクと丸みが感じられた。アメリケーヌソースも秀逸。帆立の焼き加減も素晴しい。この一皿にはリッツカールトン大阪を遥かにしのぐ力を感じた。

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国産黒毛和牛のヘレとフォワグラのソテー。いわゆるロッシーニ風(トルネードロッシーニ)と言うポピュラーな伝統的な料理。肉は当然の事ながらとっても柔らかい。肉は構想の味がするしマデラ酒の利いた甘くて少し酸味を感じる濃厚なソースも秀逸である。これも醤油が入っているように推察される。赤ワインのソースの横に敷かれているのがカボチャのペーストでこのあたりが新しい。付け合わせの小さなジャガイモもバターを塗り籠んで丁寧に焼かれていた。

ワインはカルフォルニアのロバートモンダビのウッドブリッジュ。1000円前後のワインの中では個人的にお気に入りのもの。

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デセールはわざわざリクエストしたホワイトチョコのブッシュドノエルとアイスクリーム。予想通りの美味しさ。NYのセントレジスで同じようなものをいただいたけどこちらの方が美味しいと感じた。日本人好みにしているのであろう。価格と内容とのバランスはとってもいい。参加した方々みんな大喜びでした。

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