ひろせ 6月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】 【大阪市 難波】

毎月献立が変わるのが楽しみで1年くらい月初に訪問する和食店。最近は予想通り食べログの点数も上がって大盛況中。真摯な姿勢で作る店主の料理は大阪らしい喰い味のある仕事ぶりで、訪問するたびに次月の予約をして店を出る。金曜の夜は予想通り超満席・・・

座付はとうもろこしのすり流し。自然な甘さと独特の香りがなんとも言えない。

続いてはトロトロの食感の夏河豚の白子の春巻き。。中に梅紫蘇も鋳込まれていてさっぱりと味わうことができる。

この日のお酒はまずは夏酒の滋賀県の喜楽長の特別純米酒若苗。味わい豊かで夏酒らしい爽やかな酸味が特徴。続いてお造りには備前雄町を使った濃厚でとろ〜としたふくよかな味わいの不老泉を合わせていただく。。肉料理には奈良の大倉の無濾過生原酒。酸もしっかりと効いているんだけど米の旨味がしっかりと感じられる希少性の高い生酒。。

毎回異なる好みの生原酒を用意していただける酒屋さんの造詣の深さと仕入れ能力に敬服。。

毎回楽しみのお造りは左からアブラメを軽く火入れしたもの、金目鯛の昆布〆、ユッケ風にごま油をかけた剣先烏賊。軽く火入れした生ホッキ貝、奈良漬を巻き込んだ鯛と脂ののった腹身の食べ比べ、大葉を射込んだ鱚。サービスで愛知産の生のトリ貝も出していただいた。これだけでいつも堪能させられる。

煮物椀は穴子のけんちん蒸し。。やわやわに火入れされた脂の乗りまくった穴子とふわふわの寄せ豆腐の相性はとてもいい。

焼き魚は大振りサイズののどぐろの炭火焼。魚の脂が多いのでソースは新玉ねぎを使用した酸味のあるもの。さすがのプロ好みの渋い仕事。

炊き合わせは素揚げした千両茄子とヤングコーンに生ゆばと実山椒の餡をたっぷりかけたもの。。

箸休めの酢の物は秋田産の新ジュンサイとデラウエア。。

炭火で休ませながら絶妙に火入れされた鴨ロースはベリーのソースとタスマニアマスタードで供される。あしらえのトマトや北海道のアスパラもとても上質。

締めの食事は鱧の照り焼き丼。最後まで一切の手抜きなし。。ヨーグルトのブランマンジェにパッションフルーツとアメリカンチェリーをあしらったデセール(写真なし)もついてコース料金8000円なり。。ハイコスパにもいつもびっくりさせられる。新地で食べれば軽く15000円・・・・この店ほど手間と愛情をかけて料理する店は珍しいと断言できる。

食事の後は東心斎橋に最近できた立ち飲みチュウハイの店。。バナナとイチゴを凍らせたものをシャーベット状にしていただく趣向。蒸し暑い梅雨時にぴったりです。

<p><a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27096255/?tb_id=tabelog_dabf95b6627b364a88a1fc62ddd292e420fc5741">ひろせ</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC010110/">日本料理</a> / <a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/R5150/rstLst/">心斎橋駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/R7093/rstLst/">長堀橋駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/R3388/rstLst/">大阪難波駅</a>)
<br />夜総合点<span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.5
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大阪市 心斎橋/四ツ橋大阪市 難波 寿司

墨や 6月【大阪市 難波】

現在、大阪で最も予約が取れない寿司店と言われている表記の店を訪問。裏なんばのお店の中でも絶賛大人気。
店の住所も電話番号も知らされていない中で私が過去ブログで連絡先を教えます(店主の許可を取っています)と書いたところいただいたリクエストメールが200以上となり超びっくり・・・・

生きた烏賊のおいしさもさながら女性店主のノリちゃんの愛想たっぷりの人柄の良さと丁寧な仕事ぶり、そして驚愕のコスパに誰もがノックアウト状態となる。

今回は普段の3000円のコース料理ではなく6000円のスペシャルコースを所望する。

座付は淡路島の太もずくの酢の物。続いて外の水槽に調理する活烏賊を取りに行ってのプレゼンテーション。。キュウキュウと悲しそうな目をして泣く姿がいたたまれない。。烏賊の種類は季節によって異なる。。これからの時期は剣先烏賊。。。

透き通った身を炭塩でいただく。丁寧に包丁しているので食感はコリコリで甘くてとても贅沢な気分になる。

お酒はビール、シャンパン、ワイン、焼酎、日本酒となんでも揃っている。この日はさっぱり系の日本酒を3種類いただく。

焼肴は甘鯛の頭、真河豚の白子焼き、鰹たたき、トウモロコシのかき揚げ、熊本産のトマト、白バイ貝・・・これだけで日本酒が5合くらい飲めそう。特に甘鯛の頭は個人的に大好物なのでとても嬉しい。

山口産の天然のクエを酒蒸し仕立てにしたもの。独特の深い味わいに堪能する。

続いて活烏賊の耳と下足の天ぷら。天ぷらにすることで蒸し焼き状態となり烏賊の旨味が凝縮してとてもいい。。大きなサイズの烏賊だったので食べ応えも満点。

握りの扉は明石産の鯛から熟成感も感じられる。シャリはイカ墨を混ぜ込んだものだけどあまりよくわからない。続いてはしっかりと包丁目を入れ込んだ烏賊、和歌山の巨大な釣りの鯵、タイラギ貝、〆鯖、皮目を炙った金目鯛と続く。

1枚づけのコハダの締め具合も秀逸。富山産の白えび、愛知産の生のとり貝、脂乗りまくりのイワシ、安定の美味しさの車海老、北海道の塩水ウニ、ふわふわの穴子でフィニッシュ。最後のあら汁まで非の打ち所なし・・・・・堪能いたしました。。次回の予約は最短で9月だそうです。。

住所・電話番号は非公開

過去の墨やはこちら

大阪市 難波 寿司

英ちゃん冨久鮓【大阪市 難波】

難波の表記の店を訪問。昨年創業100年を迎えた超老舗店。現在は高齢の3代目が切り盛りする。

ご主人以外に若い職人さんが5名。昭和29年に現在の地で営業。レトロな空気感がとてもいい。ビールで乾杯をしてまずはお造りの盛り合わせを所望する。

コリコリに活った和歌山産の鯛、釣りの鯵、甘々の帆立貝柱、針イカ、身厚で旨味と独特の香りが飛び抜けていい赤貝の盛り合わせ。

生のとり貝もあったので酢味噌でいただく。

ワタリガニも所望。。。内子もたっぷり入ってカニ好きにはたまらない逸品。。

旬の鯛の白子をレアに湯がいたものをポン酢でいただく。プリプリで甘い食味で純米吟醸酒との相性はとてもいい。

店の中にある水槽で泳ぐ琵琶湖の鮎を塩焼きにしたもの。頭は唐揚げ状になってカリカリの食感。胴部分はほろ苦くて尻尾部分は旨味がとても強い。

握りの扉は城下かれい。コリコリで甘くてとてもいい、淡路産の雲丹、大きなサイズのイワシ、とても新鮮な生げそ、上質のマグロと続く。最後にこちらの店の名物の「えり巻 穴子」を所望する。

肉厚で大きな穴子を丸ごとえり巻状にぐるりと巻いた握りでタレを塗ってから焼くという秘伝の調理法。ふわふわでトロトロで穴子の旨味もしっかりと感じられてとてもいい。

上品なご主人との世間話もとても楽しい。

大阪市中央区道頓堀2-2-13
電話:06-6211-1256

<p><a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27001449/?tb_id=tabelog_ccb6361888d241366f130beeca5a4b2f95ec4ca4">英ちゃん冨久鮓</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC010201/">寿司</a> / <a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/R3388/rstLst/">大阪難波駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/R7262/rstLst/">なんば駅(大阪メトロ)</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/R4519/rstLst/">JR難波駅</a>)
<br />夜総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5
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大阪市 難波 寿司