カテゴリー:心斎橋・堀江
ジャンルで絞り込む

大和屋 お蕎麦の会2016【大阪市 心斎橋・四ツ橋】

毎年お呼ばれする料亭大和屋さんのお蕎麦の会に本年もお招きいただき新蕎麦を楽しむ。

大和屋さんの端正な日本料理と蕎麦のコラボで打ち手は“そば打ちの神様”こと高橋邦弘氏。高齢となり現在は大分の臼杵に住まれていると聞く。大和屋さんも1875年創業なので来年には創業140年を迎えられる。
私の若い頃の記憶では宗右衛門町に能舞台を持つ大料亭として大阪で最も格式の高い飲食店として有名であった。その宗右衛門町の本店は2003年に閉められ現在は大丸心斎橋北館と横浜、東京にお店を出されている。

2016-10-19-13-29-46

先付け前菜はほうれん草、蒸し鮑、蟹身にカボスの果汁で作ったゼリー状の板がかぶせられる。ムッチリと蒸された旨味たっぷりの鮑と上質で甘い紅ズワイ蟹の身のそろい踏み・

別の皿には松ぼっくりの形に剥かれた子芋を蒸して揚げたものと大粒の新銀杏と真魚鰹の西京焼。季節の変わり目にぴったりの献立。

2016-10-19-13-37-42

食事の途中で高橋名人の蕎麦打を見学。カウンターテーブルにきちんとはめ込まれた特製の蕎麦打ち台の前で蕎麦を伸ばして蕎麦打包丁で細かくカットする。すべての所作が美しく手なりに流れるような仕事。うっとりと見とれてしまう。

2016-10-19-13-46-44

茶碗蒸しの器に入った名残の鱧の小吸い物。蕎麦米の入った蕎麦湯のような出汁が特徴。

2016-10-19-13-53-46

お造りは軽く塩をした鯛と剣先烏賊と帆立と北海道の大粒の雲丹。盛りつけも端正で決まりまくっている。

2016-10-19-14-01-09

こちらのお店のスペシャリティの鰻を黒糖で炊いたもの。鰻の八幡巻のような感じだけど甘味を利かせて濃いめの出汁でしっかりと煮込まれている。しかしながら思いのほかさっぱりして後口もとてもいい。

2016-10-19-14-08-02

天ぷらは大振りの活車エビ。添えられた野菜は松茸と大葉。

2016-10-19-14-13-10

最後にメインディッシュの蕎麦登場。今年は北海道の摩周湖周辺の蕎麦の産地の収穫が悪かったとのこと。いつも通りの二八の透明感ある蕎麦には全く雑味がなく舌触りも滑らかで、固くはないけど弾力があってモチッとした食感。小麦が入っているのでのど越しもいい。喉に入ったあとに蕎麦の香りが鼻に抜ける。薬味はいつもほとんど使わない。汁は甘さ控えめだけど関東の汁のように辛くなく柔らかで角の取れた優しい味わい。

普段は香りと味のバランスを考えて複数の産地の蕎麦をブレンドして使用すると言っておられた。

2016-10-19-14-30-18

蕎麦w提供されたあとに名人がご挨拶に来られて口上を述べる。昨年首の骨を骨折したけどどういうわけかそれが繋がって、最近ボチボチ蕎麦を打っているとのこと。25年間ずっと大和屋さんで新そばを打ちにきているとも言っておられた。

2016-10-19-14-42-06

デセールは冨有柿と栗羊羹。羊羹には岩塩がパラリ。
何を食しても上質でいい時間を過ごすことが出来ました。

大丸心斎橋北館13階

大阪市 心斎橋・四ツ橋

リ・メキシカンバル メヒカメリヤ【大阪市 長堀橋】

南船場のバルスタイルのメキシコ料理店。2014年の開店以来連日の大盛況。1980年頃からメキシコ料理ブームが何度か来そうな感があったがなかなか定着しなかった。ミナミの「ピンクアドベ」やココスが経営する「エルトリート」もうまくいかなかった。

「テクスメクス料理」は一般的にはメキシコ風のアメリカ料理で個人的には大好きなジャンルでアメリカに渡航するときはファストフードを中心にメキシコ料理ばかり食している。

2016-10-09-21-15-30

こちらのお店もリ・メキシカンという名がついており「今までにないメキシカン」の業態を目指していると推察される。大正区や港区、天満でバールを展開されている実業家のオーナーのセンスが店のあちこちにちりばめられたかっこいい手作り感溢れる店舗内装やアイテムもいい空気をかもし出している。

2016-10-09-21-15-41

まずはメキシコのテカテビールで乾杯する。アルコール度数の低い、水のようなビールだけどライムと塩を乗せていただくと酸味と苦味が合わさってそれなりにパンチのある味となる。9月末にメキシコに視察にいってこのビールばかり飲みまくった記憶がある。

2016-10-12-19-52-17

食事の扉はお店の方お薦めの「メヒカナリア・カウボーイチップス」680円

2016-10-12-20-02-18

その名の通りカレー味のスパイシーなチーズソースにチップスを付けていただく。ソースが思いのほか美味しくて病み付きになる。

2016-10-12-20-13-32

ホットチキンウイングはテキーラに漬け込んだ手羽元を揚げたものをホットソースで絡めたもの。先月アメリカで同じようなものをいただいた。ビールが進みまくる。

2016-10-12-20-15-33

お店の方お薦めのメキシカンピザのケサディージャ。生地のあいだにチーズが入っていてフライパンで焼いただけのもの。メキシコ人の典型的な朝ご飯で日本で言う卵かけ御飯のような感覚のものらしい。ちなみにケサはチーズの意味。

2016-10-12-20-15-46

これにハバネロソースをかけていただくとお酒が進みまくる。

2016-10-12-20-21-00

こちらのお店のシグニチャードリンクの「コロニータ」フローズンマルゲリーターにコロナの小瓶を突っ込んだもの。ビジュアルのインパクトもあってこれを目的に来る客も多い。さっぱりしたフローズンマルゲリータに苦味が混じって何とも言えないテイストである。総量は1リットルくらいあってしばらく楽しむことが出来る経済的なドリンク。

コロナだけに限らず、ストロベリーやマンゴーなど様々なフローズンマルガリータにメキシコのSOLビールやチェリービールなどを組み合わせたりもできて女性客に大人気。

2016-10-09-22-02-48

テキーラも種類がたくさんあって「効きテキーラセット」なるものもあり飲み比べをすることが出来る。クエルボのシルバー、レポサド、かなりコクのあるアネホ。店主がメキシコで買ってきたクリスタル(非売品)。

2016-10-12-20-26-20

姉妹店で大人気の手作り生ソーセージ。いい食材を使って加水せず結着剤や保水剤を使用しない本物のソーセージである。これは鮮度保持の問題等もあり、なかなかありそうでなかった。

2016-10-12-20-26-45

初めて頂いた海老のチリージョ。今やどこにでもあるアヒージョだけどそれにメキシカンチレを合わせたもの。スパイス感がとってもいい。アヒージョは個人的に好きなのは海老・砂肝・マッシュルーム。店によって全然だめなところもあってけっこう奥が深い気がする。

2016-10-12-21-09-20

ステーキ三種盛り。羊と牛肉の希少部位と熟成されたメキシコ産のサーロインの盛り合わせ。ラムチョップも柔らかくてとても美味しい。ボリュームも満点で怪獣みたいに肉を食べ尽くす。

2016-10-14-13-21-30

こちらのお店のスペシャリティーである「ファフィータ」具材はチキンと海老とローストビーフがあるんだけど今回は3種のミックスバージョン1930円でお願いする。

目の前の鉄板でジュージューいいながら山盛りになった海老・鶏肉・ローストビーフ・野菜にテキーラでフランベ。それをトルティーヤと自家製ソースで巻いて食べる。演出も楽しいし何よりも美味しい。サルサソースも秀逸。ハバネロをかけまくってバクバク頂く。

難しいメキシコ料理店じゃなくて普段使い出来るバルな内容で、何よりも楽しい時間を過ごすための美味しくておしゃれで嬉しいお値打ち感満載の料理と空間をしっかりと提供されている。大きなプロジェクターもあって結婚式の二次会や様々なパーティーなどにもドンピシャでいろんな使い方が出来そう。大箱だけど超人気店で入れないことも多いので予約して行くのをお薦め。

大阪市中央区南船場4-10-19
06-6282-7939

大阪市 長堀橋ステーキメキシコ料理ビールレストランバル

けやき【大阪市 心斎橋・四ツ橋】

昨年から友人に勧められていたアメリカ村にある寿司店を訪問。高級飲食店ばかりが入るビルの2階で人通りの少ない阪神高速寄りなので若い客や一見の客はほぼ入らない。入店すると8人掛けのL字のカウンタ−のみの瀟洒なお店。ご主人と若い職人さんの2人で切り盛り。

ビールをいただいてから「けやきコース」というお任せコースをいただく。ご主人はホテル阪神やリッツカールトンの寿司部で修行されたと言っておられた。

2016-10-10-14-42-52

突き出しは青菜のお浸し。かなり濃い味付けだが許容範囲。お造りは最初に高級魚のメイチ鯛登場。ほんのり甘くてモッチリした食感が特徴で梅肉醤油と塩でいただく。

すかさず日本酒を所望する。そのあとは超高級魚の「アカッポ」登場。夏の魚でよく似たアコウとは違いクエの仲間。五島列島でよく獲れると聞いたこともある。美味しさは言わずもがな。

鯨のさえずりは甘い濃いめの醤油でいただく。これも日本酒が進みまくる。

2016-10-10-14-45-51

日本酒もたくさん取り揃えておられてこの日は少しずつだけど7種類のお酒をいただいた。

2016-10-10-14-43-50

爪折りした一夜干しにした秋刀魚をタレ焼きにしたものは焼き松茸が添えられる。続いて諸味味噌に付けられた豆腐と日本酒で焼き魚の口を洗い流す。今季初のレアに火入れされた雲子ポン酢も特上の味わい。トロトロに仕上げられた茶碗蒸しには煮鮑とその肝が入る。

2016-10-10-14-44-33

握りの扉は甘甘の剣先烏賊。細かく包丁で目を入れる。昆布〆にした細魚もかなり大きなサイズで食べ応えあり。中トロは苦手なので再度アカッポを握っていただく。浅めに締められた、小肌は2枚付け。富山の白海老も大好物。

2016-10-10-14-45-08

かなり大きなサイズの煮穴子はくだん界隈によくあるような煮込みすぎたべちゃべちゃなものではなく魚体の稜線がきちんと残る凛とした仕事が美しい。

小鉢に入った雲丹とイクラのミニ丼。甘い玉子と追加の赤足海老でフィニッシュ。新地で同じようなものをいただくと3万越えの内容。この店はその約半額くらい。ワインやシャンパンもあっていろいろな使い方が出来るお店です。

2016-10-09-21-15-30

そのあとは南船場で友人が経営するメキシカンの「メヒカナリヤ」を訪問。過日に34才のオーナーと一緒にメキシコに飲食店視察に行ってきたばかり。この日も客だらけの大箱超人気店。

2016-10-10-14-39-53

この店のシグニチャードリンクのコローニータはマルゲリーターにコロナビールのミニボトルを突っ込んだもの。いくら飲んでも量が減らない不思議なお酒。

2016-10-09-22-02-49

そのあとは高級テキーラの揃い踏み。一番右側はメキシコでしか販売されていないクリスタルテキーラで普通あり得ない価格。  しかし飲み口はソフトであとからアカベの香りが口一杯に広がって優しい余韻がいつまでも続く。秋の夜長にこういったお酒はドンピシャだな。

メヒカナリアのお店は近日に再度訪問します・・・

大阪市中央区西心斎橋1-9-20
06-6251-8750
17:00~翌2:00
定休日 月曜日

ワイン日本酒ビール大阪市 心斎橋・四ツ橋寿司