お店ジャンル

とり藤【大阪市 福島】

福島の超繁盛焼き鳥店を友人と訪問。場所はJR福島駅高架下のディープな飲食店街。地元にすむ女子社員君も勿論知っていて安くてボリュームがあることで有名とのこと。現在20店舗以上ある福島界隈焼き鳥店のパイオニアと言われているとも友人が言っていた。外から見たら小さそうな店に見えたけど中に入れば長いカウンタ−やところ狭しと並ぶテーブル席、座敷のようなものまである。聞けば90席という焼き鳥店とすれば大型店舗。

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突き出しは柔らかく煮込まれた手羽元。

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10時頃の入店でも席はパンパンでスタッフも大忙し状態。スタッフはどの方も愛想よくて大きな声で笑って受け答え。焼き鳥を注文すると網をのせた炭火の上にのせて提供いただける。冷めないのでこのちょっとした工夫はありがたい。

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白髪葱がてんこ盛りになったレバーは青ネギをはじめ炭塩や唐辛子、玉子などカラフルな薬味が添えられて登場となる。一串のボリュームもあるので食べ応え満点。

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手羽先もかなり大きい。こちらのお店のオーナーは34才でこの辺りにたくさん居酒屋等を展開する青年実業家なんだけど毎日店に出られてお客様一人ひとりに挨拶をして廻られるのには驚いた。

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たくさんのスライスした酢橘といっしょにいただくココロもかなり良かった。鶏は徳島の阿波尾鶏を使用されていると聞く。鶏だけではなくその時季のいろいろな一品料理や野菜料理などもあって炭火居酒屋というジャンルと言っていた。阪神タイガースの選手も常連らしく店内にはサイン色紙がたくさん飾られていた。

客層も会社員だけでなく若い方のグループや家族連れまで。すべての客が満足するメニュー構成も素晴しい。そして価格はビックリするくらい安い・・・深夜まで満席が続く驚きのお店。

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この日の昼間に食べた豚カツ屋さんのメニューで舟盛りになったカツを初めて見た。価格はなんと10000円。お祝いのときに注文するのかな・・・胸焼けがしそうだが。。。ジャンボチキン丼7800円というもビックリ。大海老2尾定食1980円はどういうわけか海老が3尾・・・なんとも不思議な店でした。。

大阪市福島区福島6-1-26OK一番街

大阪市 福島 やきとり

いわ志 本店【大阪市 福島】

福島駅から北に徒歩5分の飲食ビルの4階にある完全予約制の和食店を訪問する。エレベーターがないのでヒーヒー言いながら4階まで階段で上がってお店の扉を開けるとかなりシュッとしたカウンタ−が現れる。
料理は3500円と5000円のお任せのみ。この日は友人が私の誕生日のお祝いをしていただくということで5,000円のコースをいただいた。

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31才の若き店主と着物がよく似合う奥様の2人でカウンタ−8席のお客様をおもてなしされる。最初にサロンのセカンドのデラモットを所望。メニューをよく見るとワインの値付けも良心的・・・というかほぼ原価みたいな感じでびっくり。ワインとお酒の品揃えもかなり豊富。店の奥には団体でも入れる豪華絢爛座敷がある。

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料理の扉は牡蠣と蕪のポタージュ。出汁に豆乳を合わせていて心も身体も温まるいい塩梅に大満足。こちらのご主人はお店をはじめる前に北新地の寿司店のみならず大繁盛焼肉店でも修行をされたとのこと。柔軟な発想と丁寧な仕事でお客がどうすれば喜ぶかをしっかり熟知されているのに敬服する。

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あおさのりと浅利の入った茶碗蒸し。濃いめのべっ甲餡がかかっていていただいたシャンパーニューとの相性はドンピシャ。

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お造りは新鮮で極太のボタン海老、天然鯛、金目鯛、鮑、縞鯵の5種盛り。この時期のボタンえびの美味しさは悶絶級。

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このお造りには日本酒を合わせる。あまり辛くないものをとリクエストしたら「山川光男 ふゆ」という新酒をすすめていただいた。こちらのお酒は山形県内の「山形正宗」「楯野川」「東光」「男山」の4蔵元がユニットを結成して合同で作ったものらしい。名前はそれぞれの銘柄を1文字ずつとって名付けられたらしい。

しっかりとした米の味を感じながら新酒ならではのフレッシュで爽やかな旨口の味わい。

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続いてずわい蟹の身と味噌を合わせて蒸しあげたもの。これも日本酒との相性ばっちりなことは言わずもがな。

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いい鱧が入ったので茸の餡掛けにしましたと宣う店主。裏旬の鱧は脂がのりまくって甘くて身がしっとり。出汁がとても上質でシャンパーニュとの相性がとてもいい。

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こちらのお店のシグニチャーメニューの「牛ロースのクレソンしゃぶ鍋」クレソンを最初に入れてロース肉をシャブシャブするんだけど吉野葛の入ったとろみのある出汁の完成度が高いことにビックリ。

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最初に生雲丹を入れることで出汁にコクを出す。肉と一緒に雲丹もいただくという今時の合わせ方なんだけどベースの出汁がいいのでケレンは全く感じない。肉を食べたら煮麺を投入いただくという素晴しいサービスにも敬服。

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続いて新政のcolorsシリーズ 『瑠璃2015 ラピス』 をいただく。ビジュアルも美しく火入れはしているらしいが生酒のような口当たりで微発泡の上品な刺激が心地いい。最近よくいただくかなり好みのお酒・・・

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〆の寿司は熟成の効いたコロ鯛と金目鯛と旬の赤貝と淡白でクリーミーなムラサキウニでフィニッシュ。赤酢と相性のいいネタばかり。かなりいい腕とセンスされてます・・・

大阪市福島区福島7-22-17
BRAVI BLD 4F
06-6454-9555
18:00-夜迄

いわ志 本店日本料理 / 福島駅新福島駅西梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 福島 和食

八坂通 燕楽

節分は友人から毎年ご招待いただく表記のお店で「おばけ」に参加。節分お化けは今は大阪の北新地でもやっているけど、もとは京都の花街で始まった京都の伝統行事。

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芸妓さんが節分の夜に出没する鬼の目をあざむいて「福」を得るために非日常の格好をする陰陽道的除災招福のまじないのようなもの。普段の衣装とは違うコスプレをして座敷に出て趣向を凝らした踊り等をされる。昔は客もコスプレをして飲むのが多かったと聞き及ぶ。まさにイタリアのカーニバルやアメリカのハロウインのような感じ。

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八坂神社で豆撒きを見てから甘味屋のみたらし団子を食べて、近くのシェリー倶楽部で数種類のシェリーをいただいて時間をつぶし夕刻に入店する。

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こちらのお店はおでんを主力にしたカジュアルな和食店。周りには祇園ささ木、丸山、天ぷらの圓堂など高級店が並ぶ。しかしこちらが八坂通りで最も繁盛しているお店と聞き及ぶ。前栽の見えるお茶屋さんを改装したお店は風情たっぷりで小人数の食事から大人数の宴会までいろいろな使い方が出来て価格はとてもリーズナブル。

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シグニチャーメニューのおでんは丸大根、水菜、九条ネギ、堀川牛蒡・麩・えび芋、赤こんにゃくなど京都らしいものばかり。薄味だけど上質な出汁がしっかりとしみ込んでいて実に京都らしい逸品。あまりにも美味し過ぎて写真を撮り忘れる。脂がのりまくった寒ブリも日本酒と相性よし。

こちらのお店は京都で5店舗のお店を展開されており特におでんと京料理のコラボが有名。

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毎年いただく続いて目を見張るくらいの大きな鰯の焼き物。頭と骨をはずしてレモンを搾ってかぶりつく。鰯の頭は匂いが強いので邪気を払うと言われるがこちらのものは新鮮でよく肥えて美味し過ぎた・・・

そのあとのアンコウの唐揚げも大阪ではあまり食べることのない料理。

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最後の〆はうどんの入った茶碗蒸し。いわゆる小田巻蒸しと言われるもの。

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辻利の抹茶アイスでフィニッシュ。

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この日はおいしおす料理もあってえらい楽しかったどす。翌日は邪気が払えたんか目覚めもすっきりどした。

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この日に自社の社員食堂(まかない)でいただいたお昼ご飯も鰯の焼き物。同じものを1日に2回いただくのも乙なものである。

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京都市東山区東大路通八坂通小松町594‐3

和食 京都市