阿倍野の表記の居酒屋を一人で訪問。阿倍野筋沿いの松虫交差点を南に500mくらい、チンチン電車の東天下茶屋駅から徒歩5分。店のファザードはシンプルで店名の書いた赤い提灯が目印。
白を基調としたカフェのような店内はカウンター席とテーブル、さらに立ち飲みスペースもあって開放的でとても広く、色々な利用の仕方が出来る。こちらのお店はドリンクを含む全てのメニューが「大阪産」というこだわりが特徴でそれを貫き通す姿は美しい。たぶん大阪愛ではこのお店に勝るところはないと思われる。そのためドリンクなどはないもの(麦焼酎や芋焼酎)もあって面白い。ハイボールは能勢産の炭酸を使っているのでセーフ。
夕方の17時からの営業で客層は比較的若め。アラカルトメニューは280円から。一番高いお造り盛り合わせが880円。という浮世離れした価格設定。いつもお酒を数杯いただいてお腹いっぱい食べて会計は3500円くらい。しかしながら提供される料理はどれもがきちんと作られていて完成度が高く見た目も美しい高級和食店のレベル。
8月のある日の注文は阿倍野の有名豆腐店の「真ちゃん豆腐」の冷奴380円、熊取産の舞茸の天ぷら380円、富田林のとうもろこしの天ぷら380円、大阪湾のじゃこ海老唐揚げ580円、大阪湾ガッチョ天ぷら680円など揚げ物づくしを楽しむ。特にガッチョやじゃこえびは大阪が誇る食材なり。
別の日に再度訪問。この日は尾崎港直送鱧湯引き780円。ふわふわで脂がしっかり載っていてかなり美味しい。骨切りの技術も完璧。。。
泉州産タコの頭ときゅうりの酢味噌480円。。たこの頭(胴瓶)はあまり料理屋では出さないけど個人的には大好き。
大阪湾の鯛あら酒蒸し580円。。和風のアクアパッツアのような感じ。出汁の塩梅もちょうどいい。
和泉市の田中商店の胡麻豆腐380円は仕入れ商品だけどかなり美味しい。
8月、3度目の訪問は阿倍野の真ちゃん豆腐冷奴380円と泉佐野産の枝豆380円からスタート。
泉佐野産男爵芋のポテトサラダ380円もかなり完成度が高い。
尾崎港直送の鯵のきずし680円も締め具合が完璧。盛り付けも美しい。
最後に福島区の激辛の大黒ソースを使った焼きそば680円に大阪湾のじゃこ海老を入れていただく。。いいお店です・・・・
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阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日