港区の表記の老舗大衆食堂を訪問。界隈では地域を代表する有名店でデカ盛りと100種類以上あるメニューは圧巻。場所は「みなと通り」沿いで港区役所前。赤い大きな○の看板が目印。創業は昭和20年で78年続いている。闇市で小豆や砂糖を仕入れ、ぜんざいから始まった食堂と聞き及ぶ。席数78席で店内はかなり広い。
メニューは多彩で大きく分けてまずは、こちらのお店の4大メニューと言われる巨大エビフライの「スーパードラゴン」、メディアでよく紹介される「山盛りチキンカツ」、1ポンド(450g)のメガバーグ、15匹の開いたエビフライが入った「市岡海老蔵」がある。
そしてチキンカツのサイズ(量)別の横展開と海老マヨやエビチリなどを含むエビフライメニュー(「AKB」という名前のエビフライ、唐揚げ。ハンバーグのアソートなども人気)、ヒレカツやイカ天、唐揚げなどの組み合わせを含む豚天メニュー、普通の食堂にある丼やうどん、そばメニュー、オムライスやチキンライスやカレーも当然ある。ハンバーグやフライ、鉄板焼き肉を中心とした洋食メニュー、2代目が始めた中華メニューなどもあり目移りすること間違いなし。この他にもワンコイン定食や昼のお値打ち定食などもある。
店内は総じて清潔。店員さんもきびきびと動いて愛想もいい。カウンターテーブルにはオリジナル調味料が置かれていて何にでもかけていただくようになっている。
・三晃ウスターソース
・王醤
・豚天醤油
・カレーぽん酢
前回は巨大エビフライのスーパードラゴンをいただいたので今回は市岡海老蔵のハーフサイズ(エビフライ8枚)を所望する。味噌汁を菊正宗の酒粕を使った粕汁に変更(280円アップ)いただく。
周りを見ると「ごはんの漫画盛り」や、チキンカツの大盛り(大4枚)。A5ランクの黒毛和牛すき焼き丼など客の注文は様々。天保山チキンカツを完食すると完食証明書が交付されて1枚追加サービスで、さらに3枚集めるとチキンカツを10枚使う「幻の富士山チキンカツ」に挑戦できると聞き及ぶ。
小さめの開いた一口サイズの海老フライが8尾。銀皿にはキャベツ、ポテサラ、酸っぱくないタルタルソース、ケチャップ、スパゲティ付き。
エビフライは衣がサクサクでラードの香りの衣も美味しい。途中で飽きてきたら珍しい味のカレーポン酢やウスターソースをかけまくっていただく。粕汁も香ばしくて中に大きな鮭の切り身が入る。ハーフサイズにしてよかったと思いながら店を出る。さすがの老舗です。。店の裏にコインパーキングあり。
前回の赤丸食堂はこちら
大阪市港区磯路2丁目6-3
06-6571-1275
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:45)