有楽町 日の基

お弁当・お惣菜大賞2017という日本で最も応募総数の多い業界のコンテストで当社の低価格弁当店の商品を応募したところ、丼部門4106件のなかで最優秀賞をいただいた。この日は幕張メッセにて表彰式参加のため上京する。

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東京駅まで経営コンサルの友人に迎えにきてもらって同行いただくが時間ギリギリに到着。昨年は自身が教鞭をとる大学の学生と一緒に作った弁当がヘルシー部門で最優秀賞をいただいた。

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30分ほど表彰式に出席して食材等の展示を3時間くらい見てから別の友人とその社員さんらと有楽町で待ち合わせて表記の店で会食。行きしなに日比谷を渋谷と間違えて一人大混乱。駅員に「しびやに行きたいんだけど・・・」と聞いたのが原因と思われる・・・

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有楽町のガード下にあるこちらのお店は創業50年以上。建物は東京駅の開通と合わせて作られた日本最古の高架鉄道建造物で東京駅同様今年で築101年を迎える。同じ建物の2階には「新日の基」という外国人率80%の超人気店がある。こちらはイギリス人ラガーマンのアンディーさんが経営していてメニューや内容は日の基とほぼ同じ。

細い階段を地下に降りると低い天井にコの字カウンタ−とテーブル席。趣たっぷりの昭和の空気満載でまさにタイムスリップしたかのよう。ほとんどの席が予約で埋まっていて時間制の入れ替えと聞き及ぶ。店員さんはミヤンマー人やベトナム人などとてもインターナショナル。店内の喧噪とともにアルコールと食事を楽しみまくる。

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最初に生ビールで乾杯をして好きなものを好きなだけ注文する。巨大なアスパラバター700円、大きなヒモのついた赤貝は3つで650円。刺身状態で出てきた赤ナマコ650円。巨大なカキフライ6個850円。魚介にはこだわりがあるようである。そこらにある大衆居酒屋のレベルを遥かに超えた内容。

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お店のお姉さんお薦めの牛タン赤ワイン煮800円。脂乗りまくりの天然ブリ造り750円。下仁田葱天ぷら580円。アサリの酒蒸し750円。白子ポン酢700円など・・・どれもボリュームたっぷりで食べ応え満点。

この他にもタラバガニ大6500円、アワビ750円、大トロ850円、金目800円、本ミル貝1200円、のどぐろ塩焼き3500円 ホタテバター1050円などおいしそうな魚介が勢揃い。これらは次回の楽しみにする。

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店を出て銀座方面に向かう道すがらに「食安」というディープな角打ちの店を発見。なんとすべてが自動販売機で成立。店と呼んでいいのか判らないけど酒屋が経営しているらしい。人集りが強烈で寒空に外で飲む開放的でアウトドアな感じがとてもいい。若い方や女性もいるのにびっくり。

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熱燗やワイン、焼酎に発泡酒、ウイスキーなどありとあらゆるお酒が自動販売機で販売されている。サッポロ黒ラベルが人気のよう。

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その数台並んだ自動販売機の間にチーズや缶詰、スナック菓子などつまみを販売するスペースがあり、バックヤードにお兄さんが隠れるように待機。よっちゃんイカ40円発見。

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テーブルにはワンカップを利用した灰皿も大量に用意されていて何ともハードボイルドな雰囲気。レイモンドチャンドラーの小説の舞台のよう。大東京の懐の深さに感動する53才の夜・・・(続く)

千代田区有楽町2-4-4
03-3213-0436
営業時間: 17:00~24:00

日の基居酒屋 / 日比谷駅有楽町駅銀座駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 関東地区, 居酒屋 |