2011年09月

まつ元 (まつげん)【大阪府 堺市】

大浜でナイトセイリング。その前に虫やしないで寿司をつまむことに決定。 南海本線堺駅東徒歩7分(くらい)の寿司店。。アンデスの岩塩でいただく塩握りで有名。御主人と優しそうな奥さんと2人で切り盛り。 料理は8巻コース14巻コースなど価格も明示した良心店。

初めての方でも安心。。松茸と鱧の土瓶蒸しも900円とかその日のオススメもお手頃価格に感心する。

まずは ビールで乾杯。みりんと酒粕を入れた糠でつけた水茄子は友人の大好物。苦手な赤身を抜いたお造り盛り合わせは鯛、カンパチ、水タコ、剣イカ、ヒラメの5種盛り。 これを麦焼酎といただく。。。あっさりしたお造りに麦焼酎はなんといういい出会いであろうか。

そのあと九州産のワタリガニも注文してから生簀からあげて蒸してくれる。。。不味いわけがない。。大ぶりでないのが残念だが1杯2000円というコスパも素晴らしい。

出航時間の関係で お寿司を8巻だけいただいたが生簀の泳いでいる鱧をハイスピードでさばき握っていただいた。。美味しすぎである。ウニをあぶったものや。青鱚。細魚、鯖など私の好きなものばかりを知っているかのよう。。最後に煮アワビをいただいて名残を惜しみながら店を出る。

夜のコンビナートを見ながら大浜から南港までセイリング。。リーガロイヤルホテルのバケッドでつくった(たぶん・・・)サンドウイッチも別腹でいただく。夜風に当たりながら船上でビールを飲みまくる。桑名正博「夜の海」が頭の中でリフレインする。

このあたりで船舶の販売と飲食店を数件されている大学の先輩のオーナーは還暦を過ぎ今もレースに出ている。 格好良すぎ。。。セイリングは昼もやってます。。希望の方コメントで聞いてちょ。。

堺区戎之町西2-2-5 ロイヤルコート参番館 1F 072-228-2117

営業時間 17:00~翌02:00 定休日 毎週月曜日

*今日から一週間海外視察。。。ブログも休憩。。帰ってきたら報告します。

まつ元寿司 / 大小路駅花田口駅堺駅

大阪府 堺市 寿司

きよはら【大阪市 天神橋筋六丁目】

最近天六方面に行くと必ず立ち寄る鰻店。。。いつ行っても客でいっぱい。うな丼を卵で包んだオムライス600円を狙っていったが提供までに時間がかかるとのことで上鰻丼1350円を所望する。

お店はオープンキッチンでこの日は女将さんが焼き担当でご主人は鰻の下処理と出汁巻き担当、35歳くらいの息子はお客さんにできたものを提供したり出汁巻きを切ったりという分業制。

鰻って若いころ(今も若いが)木津市場に仕入れに行って夏場は川上商店というお店で2日おきに鰻丼を食べていた。(今でもたまに行く)もちろん焼きたてで身が厚くコスパも最高。これが私のうな丼の原体験になっているので重箱に入った2000円以上のものは価値を認めることが出来ない。。

以前三島の超有名店で値段が高いわ、出てくるのが遅いわ、味は不味いわの三重苦で死にそうになった。。。日本一を表する大津の錦糸丼も特になにがどうってなかった。。東京や名古屋の鰻も同様である。。悲しくなって出てきた店がごまんとある。

丼なので焼き立てできたてをワサワサといただけてあと口がいいもの、価格は1500円までで肉厚で小骨がきちっと焼き切れたええ鰻を個人的には評価したい。。。

隣の客が鰻巻きを頼んでいたので同じものを所望。2切れだけだが300円とお手ごろ価格。これが思いのほか旨い。。

出てきた丼は大ぶりの鰻が3切れ。外はカリカリっで中はふわふわ~とやわらかい。 タレの味はちょっと辛め。しかし甘さが少ない分しっかりといただける。ご飯は固め。。 鰻を開いて串を打ち皮のぬめりと身の血合いを流水でしっかり取り除いているため臭みは全くない。店は古いのと煙が強烈なので煙たいのが残念だが鰻の味と価格は申し分ない。これが家族経営の強みであろうか。。肝吸いも標準的な完成度。

ただ急ぎの時はやめた方がいい。最低30分は待つ覚悟が必要。

店は辺鄙な場所にありますし(近くにコインパーキングあり)店内も店構えも昭和チックな隠れた名店。

大阪市北区長柄西2-5-3

06-6357-3806

大阪市 天神橋筋六丁目

たこ竹【大阪市 谷町六丁目】

所用で松屋町まで。昼食に天保2年創業のたこ竹に入店。吉野鮓と並ぶ生粋の関西寿司のお店であるが、江戸前の握りもある。さばの押し寿司、穴子の押し寿司とチラシ寿司が超有名。鯖アレルギーの人がここの寿司では発疹しないのでここの鯖寿司だけは食せると聞いたこともある。

 店内はテーブルが3つ。カウンターは物置になっている。テーブルうしろの棚には古新聞が山積み。過去に掲載されたと思われる料理情報誌も山積み。。

メニューもぼろぼろ。あちこちの壁に品書と金額が書いてはあるのだが読めない・・。 上チラシにしようかと思ったが押し寿司に赤出汁をつけたもの1750円をいただく。

スーパーマリオと具志堅用高を足して2で割ったような職人さんが無言で黙々と作られる。店の様子と違って出てきた押し寿司は実にトレビアン。

鯛の昆布締めに玉子に冷凍だけど肉厚の海老。焼いて叩いた穴子も秀逸。鱚の昆布締めもかなり美味しい。椎茸の炊いたのやいろんなものがご飯の間にはさんであって寿司のスペシャルミックスサンド状態。見た目だけでなくかなり美味しい。。それぞれの要素が全て卓越している。シャリ、魚の締め具合、椎茸やかんぴょうの味加減と炊き加減など実にすばらしい。

一人前の押し寿司の中に「焼き」「煮」「酢〆」等々かなり繊細な仕事が詰まっている。写真よりもボリュームがあるため6切れいただけば結構お腹がいっぱいになる。
彩りの美しさも秀逸。。。かなり美味しい。

やしきたかじんもたまに買いに来る。手土産や楽屋見舞にぴったり。

大阪市中央区松屋町住吉3-8
電話:06-6762-1848
営業時間:11時~19時30分(木曜日はお休み、第2木金は連休)

たこ竹寿司 / 松屋町駅谷町六丁目駅長堀橋駅

大阪市 谷町六丁目 寿司