カテゴリー:天ぷら

天ぷら こざき 9月【大阪市 昭和町】

約1年半ぶりに阿倍野にある表記の天ぷら店を訪問。昭和町駅を北に徒歩5分。家族経営のカウンター8席の小体なお店。綺麗で丁寧な仕事で素材をストレートに提供するスタイルが好きでコロナ前は毎月通っていたお気に入りのお店。

かき揚げのついたコースが4200円(税込4620円)でコスパもとてもいいために年内は満席とのこと。こだわりの日本酒もたくさんあっていつも気持ちよく食事ができる。今回は17時半の一斉スタートの席で友人と相伴する。

突き出しは丸く固められた真っ白の胡麻豆腐。続いて車海老の脚の唐揚げ。好物の車海老は最後に二匹追加する。車海老を大葉で包んだものも定番メニュー。ほくほくの食感の新銀杏、旬の活鱧、かなり糖度の高いプチ玉ねぎと続く。

続いてふわふわの身の甘鯛、オクラ、時間をかけて低温で揚げた小さなさつまいも、シャキシャキ食感の徳島産の蓮根、穴子は小ぶりだけど味が濃くて尻尾部分がカリカリ。最後は海老と季節野菜のかき揚げ。今回も美味しくいただきました。

過去のこざきはこちら

大阪市阿倍野区松崎町4-11-38
06-6628-0063
営業時間17:30~21:30

大阪市 昭和町 天ぷら

楽心庵【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地にある長年通う歯科医でトリートメントしてもらった後で本通りの森ビル3階にある表記の和食店で天ぷらをいただく。カウンター8席のみの店内に一番乗り。店主のワンオペでランチタイムのメニューは天麩羅定食1000円のみ。

最初に天ぷら以外の食事がお盆に入って供される。ご飯の上質さもさながら胡瓜のアチャラ漬やツルムラサキ、モロヘイヤのお浸しも秀逸。味噌汁もふくよかでかなりハイレベルな味わい。夜は15000円のコースで予算は20000円とのこと。

天ぷらは一品づつ目の前で揚げていただける。最初はしっとりと仕上げたボリュームのある鶏胸肉。下味もついていてお見事な仕事なり。続いてカリッと揚げて水分をしっかり飛ばした玉ねぎもかなり美味しい。小さめの茄子、薄衣を纏わせたピーマン、糖度の高いじゃがいもとサツマイモ、味付けされたこんにゃくとゴーヤと続く。

小さめのアオリイカと海老でフィニッシュ。海老は冷凍だけど下処理が完璧で独特のクセもなく美味しくいただけた。この内容で1000円は凄いと感心しながら店を出る。

大阪市北区曾根崎新地1丁目5-7 森ビル3F
06-6348-2278
営業時間:月~土 11:30~14:00 17:30~22:00
日曜定休

和食 楽心庵天ぷら / 北新地駅西梅田駅東梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 天ぷら

天よし

京都の木屋町にある表記の老舗天ぷら店を訪問。祇園四条駅、京都河原町駅から徒歩2分くらい、有名な超高級寿司割烹蘭の横で60年くらい前から営業されている。(100年という方もいるが真相は不明)私も数年に1度くらい訪問する。高齢の穏和なご主人と奥さんで切り盛り。この日は16時の開店直後に一人で予約。店内は白木のカウンター12席。油の前の席を案内いただき寡黙なご主人と世間話をしながら食事をいただく。お店は京都らしくメニューやお品書きなどは一切なしで値段も不明。常連率高し。。

隣には30才くらいのカップル。離れたところに先生と呼ばれる70才くらいの夫婦が並ぶ。最初に冷たいビールと香ばしいインゲン豆の胡麻和え(これがかなりのおいしさ)が提供される。

続いてご主人がおもむろにまな板の上にピチピチと跳ねる大量の車海老を並べて頭をとって皮を剥きまくる。一通り剥きまくったら衣をつけて揚げまくる。

とりあえず一人あたり5尾を一気に揚げられて供される。熱々のうちに塩をつけていただく。衣はひたすら薄くカリッとホクホクで揚げられる。小ぶりの海老は包丁でまっすぐに伸ばしていないので食感がとてもいい。揚げ油はさっぱりとした軽い口当たりのコーン油で一度揚げたら全て捨てて入れ替えるため供するのにとても時間がかかる。

続いて「鱚食べはりますか〜」と聞かれて薄衣で揚げられた旬の鱚は小ぶりで上品サイズだけどとても上質。

冷酒を所望すると久しぶりに見る「賀茂鶴」登場。アルコール添加で余韻が深くて、ねっとりとした飲み口に昭和の懐かしさを感じる。天ぷらを段取りして揚げるまでかなりの時間を要するのでカウンター下で文庫本を読んで残った海老の尻尾とともにお酒をチビチビといただく。(これがまた美味しい・・・・・)

この日は特別に「鱧もあるよ〜」とのことなので所望する。熱々でホクホクの身は大根おろしをたっぷり入れた濃いめの天つゆとの相性抜群。

ここで海老のお代わりをする。この店ならではで満足いくまで海老の天ぷらをいただくことができる。隣のカップルはさつま芋とミニ玉ねぎ、蓮根の天ぷらを食べていたが私は海老に専念するために野菜はパスする。一気に2皿目も食べて3皿目を所望。海老の天ぷらは注文があって皮をむくのでまたしばらく文庫本を読む。

口直しの南高梅を使った蜂蜜漬け梅干しが途中で供される。

海老と三つ葉のかき揚げも車海老が5匹くらい使用される。ご飯に乗せて天丼にされる方もいる。

最後は残ったお酒と海老の脚の唐揚げをいただく。しばらく海老を見るのが嫌になるくらい食べまくった。。帰りは奥さんが外まで出て丁寧にお見送りいただく。近くのサンボアバーでハイボールをいただいて帰阪する。好みは分かれるかと思うけど僕は大好きなお店。海老の追加なければ料理8000円くらい。。

京都市中京区鍋屋町213

天よし天ぷら / 祇園四条駅京都河原町駅三条駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

天ぷら 京都市