阿倍野の表記のスパイスカレー店を訪問。本年1月11日にオープン。以前は昭和町駅近くのスペイン料理店で間借り営業されておられ今回、万を期してのスタート。阿倍野筋の播磨町交差点の北西あたりに位置する。店内はカウンター4席のみ。
店主のユースケさんが作るインドの炊き込みご飯の「ビリアニ」が昔から有名。
こちらの店ではそのビリアニにカレーのついたプレートをいただくことができる。カレーは3種類でこちらの店を代表する「豚バラの鰹出汁カレー」と酸味がクセになる「鯖の梅出汁カレー」と「月替わりカレー(この日は生姜とネギの鶏出汁カレー)」となっている。
カレー1種が1300円、2種で1500円、3種で1700円となっている。この日のビリヤニは出汁で炊いた大根と鯛のビリヤニで和風テイスト。この日は月替わりと鯖のカレーを所望する。
しばらくして着皿。ふんわりと出汁の香りのするバスティマライスは丁寧にふっくらと炊き上げられてかなり美味しい。お茶漬けにしても良いくらいの仕上がり。今までのインディカ米のイメージを覆すもの。鶏出汁カレーも優しい味わいで生姜がしっかり入っているので体が温まる。好物の鯖カレーは梅の酸味がたまらない美味しさ。
副菜は燻製チーズといぶりがっこのスパイスチーズサラダ、しば漬けサルサ、黒雛豆、りんごのライタ(ヨーグルト)など。最初に一口ずつ味わってから全てを皿の上にぶちまけでスプーンで混ぜてレモンを絞っていただく。色々な味が混ざり合うんだけど全てに昆布出汁が入っているのでマイルドで馴染みのある懐かしい味わいとなる。バスマティライスと混ざって食感の異なりを含め、味の織りを丁寧に紡ぐ唯一無二の繊細なカレーでした。あっという間に完食・・・・ごちそうさまでした。
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大阪市阿倍野区万代1‐6‐3
11時〜