帝塚山の小さなビストロ。 しかし食事は一流。オーセンティックな技法と丁寧な仕事振りが すばらしい。シェフひとりなのでかなり出てくるまで時間がかかるが オープンキッチンとフライパンの音がライブ感をかもし出し ワインをじっくりと楽しむのにはぴったり。 店内テーブル席が4組12人とカウンター2~4人。 そして店外の円卓テーブル1組の小さなお店です。 店外は夏の夜にぴったり。 内装は、チャコールブランの調度品でまとめられ、 むき出し天井にシャンデリアがおしゃれです。 センスのよさはしっかりと感じられる。 アラカルトかコース(¥3,500と¥5,000)になっているが 私はいつも黒板に書かれているアラカルトをいただく。 まずは前菜盛り合わせ。大好きな肉のパテとスモークサーモンの エシャロット包み。生鳥貝とスモークホタテの冷菜。 これだけでもボリューム満点。 続いての前菜は茄子とアボガドと蟹のミルフィーユ仕立て (写真はハーフポーション)酸味の利いた茄子とアボガドと蟹のペースト とのバランスはさすが。繊細な盛り付けも◎。 次にジャガイモの冷製スープ。これはメニューになかったが シェフが気を効かせて作ってくれる。しっとりまろやかシルクのような舌触りと あとからジャガイモの香りがゆったりと漂いアクセントのイクラの塩加減が スープの味を引き締める。 メインはこれもメニューに載っていないものを所望。 快くわざわざ天然鯛のポワレスペシャル赤ワインソースを作ってくれる 大きな天然鯛をさっと焼き赤ワインとバルサミコ?のようなものを 思いっきり煮つめて野菜と一緒に添えたもの。 これはフルボディの赤ワインでもいいかなと思ったが 肉料理のために我慢して軽めの赤ワインでいただく。 野菜もたっぷり添えてあるが血糖が上がるのがわかるような料理。 時間をかければこれだけでワイン3本コース。 肉は鴨ロースのトリフソース。キターって感じ・・・ 思いっきり入ったトリフの香りがぷんぷんする濃厚な赤ワインベースのソースは 塩加減もかなり大目。ワインが進む進む・・ 調子に乗って同じソースで和牛ロース(ハーフポーション)もいただく。 もうおなかはちきれそう・・・ デザート盛り合わせもいただいて あっという間の3時間。ボリュウムも満点。 ご馳走様でした。トリフが耳から出てきそうな感じでした。 http://blog.neko.jp/epice/ お店のHPです。あまり人に教えたくない・・・ 定休日:月曜日 場所は、大阪市住吉区帝塚山東1-3-36 カーサ帝塚山のB1F
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プロフィール
店主 鷺岡 和徳
外食歴40年。家に帰らず食べ歩く店主が綴ります。食べ次第更新中! 大阪・関西を中心に全国、時には海外の現地グルメも投稿。