2019年07月

とんかつ八千代

翌日の朝は築地から豊洲に移転した卸売市場を視察。移転前もよく通っていた表記の店で朝ごはん。ゆりかもめ線「市場前駅」からは直接管理施設棟3階に繋がる「デッキ通路」が通っていて、入口を入るとすぐに「飲食店」がズラリと並んでいる。

超名物の火・木・土曜限定の「チャーシューエッグ」は定食で1,300円。かなり食指が動いたけど大好きな海老フライを食べたかったので大車エビ・アジ・ホタテ・フライを単品で(3,500円)ビールとともにいただく。

程なく巨大活車海老が鎮座した盛り合わせが到着。頭のてっぺんの硬い殻だけを外してかぶりつく。味噌ごと一緒にいただくと独特のいい香りが口内に広がって思わず笑ってしまう。味はひたすら甘くて歯を押し返す弾力がある。衣もとても香ばしい。

続いてウスターソースをたっぷりかけて鯵のフライにかぶりつく。この店の鯵は毎朝4時に長年付き合いのある場内の店から仕入れたその日に水揚げされたものを使用。厚みと大きさ、脂ののりのトータルバランスはさすがとしか言いようがない。ふわふわシコシコの身は関西では味わえない美味しさ。レアに揚げられた帆立貝柱もひたすら甘くとてもいい味わい。。この日も大満足・・・

豊洲市場7街区 管理施設棟3階
東京都江東区豊洲6-6-1 03-6633-0333
日曜祝日・休市日除く 5:00~13:00くらいとんかつ

とんかつ八千代食堂 / 市場前駅有明テニスの森駅新豊洲駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 関東地区, 洋食 |

ベルクラッシック東京 宴席

急遽仕事で東京に行くことになる。。新幹線で東京駅を経由して山手線の大塚駅前にある表記のホテルで会合。

新鮮な有機野菜をたくさん使った前菜、旬の牡丹鱧と卵豆腐の煮物椀、お造り5種盛り、脂ののった鰆と地鶏の焼き物をメインにした八寸、和牛ヘレステーキ、鰻の蒲焼きの入った茶漬けでフィニッシュ。思いの外、手がかかっていて美味しいことにびっくり。

食後の二次会は池袋のラウンジで楽しくお酒を飲みました。。


カテゴリー 関東地区, 和食 |

福島 某店

大阪の福島にある某日本料理店。現在予約が9ヶ月待ちという店で会食。

店内は装飾を廃した品のあるシンプルな内装。カウンター10席の一斉スタート。

座付は冷たく冷やされた白芋茎のすり流し。。食欲をそそる涼味ある一品。。

続いては淡路島の鱧を骨切りして皮を外して冷水でさっと洗ってから寿司にしたもの。美味しいすぎて声が出なくなる。。

この日は日本酒を3種類くらいいただく。酒器はオールドバカラ。

煮物は枝豆豆腐と柔らかく炊かれた九州産の鮑。。上質な昆布出汁の風味がなんとも言えない。出汁の加減は修行先の本湖月譲り。

お造りはかなり大きな魚体と推察されるアコウと剣先烏賊、この日初入荷のよく肥えた由良の雲丹の3種盛り。

焼肴は茨城の天然うなぎ。皮も薄めでありがちなゴワゴワした食感ではない。。丁寧に炭火で仕上げられている。あしらえは胡瓜のすりおろしと旬の白瓜。

七夕をイメージした大きな皿に盛り込まれた八寸は小付5種。。シャインマスカットの白和え、マッシュしたかぼちゃとインゲン、甘長唐辛子とクラゲ、この日は半夏生だったので蛸とオクラ、岩茸と白ズイキ。

吉野葛の素麺に鴨の生ハムを添えたもの。さっぱりとした酸味のある出汁がとてもいい。

骨切りをした淡路の鱧に餅米を砕いた衣をつけて焼き上げた逸品は食感の妙も相まって驚くほど美味しい。鱧に油を廻しかけながら焼くので身もしっとり。飲み込むのが惜しくなるほどの美味しさ。あしらえはトウモロコシの揚げ物。

四万十川の鮎と茄子を鮎の内臓の塩漬けのうるかで煮たもの。独特のコクと苦味がいい暑気払いになる。

釜焚きご飯と金時草の御浸し。独特のぬめりがいい。香の物は水茄子、胡瓜、オクラ。

自家製の鯵のでんぶは湯煎で作るとのこと。            

デザートは焼き無花果と葡萄のアイス。。。この後は水羊羹と抹茶でフィニッシュ。お腹いっぱいご馳走様でした。次回の予約は来年の4月でした・・・・・


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