2017年07月

CORAL KITCHEN at sea

後輩に誘われて6月末に新しく出来た関西初の表記の水上レストランを訪問する。場所は福島駅からタクシーで5分。福島にある中央卸売市場の正面入り口近くで安治川に浮かんでいるのですぐに判る。
此方の店のオーナーはタレント事務所をされていて西宮にも同様の店をされているとの事。

実際の船をリノベーションした店はハワイのリゾートレストランがコンセプトで中央卸売市場隣接の立地を生かした魚介類などの新鮮食材を使った料理もあるのが特徴。実際に川に浮いているのでゆらゆらと揺れているのも風情があっていい。客の8割が若い女性グループ。

天井の高い店舗はテーブル席、カウンタ−、ソファー席、テラス席などがあって利用目的によっていろいろな使い方が出来る。専用カウンタ−バーのあるVIPルームもあってリゾート気分が満喫出来る。

この日は飲み放題付きの5000円のセットメニューを所望する。

最初に前菜盛り合わせ。鯛とサーモンのカルパッチョ、クリーミーなオムレツは秀逸。肉のパテ等が一部出来合いなのが残念だけど若い女性客は多分判別不可能。シーザーサラダと国産鶏のグリル、オイルパスタとデザートで終了。料理で突出したものは特にないけど雰囲気がいいから許す。

これからの季節は特にいいだろうな・・・・

詳しくはこちら

京阪中之島線「中之島」から徒歩11分
地下鉄千日前線「玉川」から徒歩10分
JR大阪環状線 「野田」から徒歩11分

大阪市福島区野田1-1
安治川水上レストラン
06-6468-8035
11時~15時、17時~24時


カテゴリー 野田/玉川, 福島, カフェ, レストラン |

すし寛 7月

日曜日は昼間に母校の出場する高校野球を見に行って(惨敗でした・・)その帰りに普段ヘビーユースする飛田商店街で創業60年のこちらのお店が4時から空いているのを思い出し友人と3人で訪問。この日はなんとかカウンタ−を確保出来たけど4時半になると満席が続き店の外は行列が続く。

最初に生ビールを頂いてからこの店でのマストアイテムのとこぶしの煮付けを所望する。年中あるけど安定の美味しさ。ここ数年の食材の仕入れ値の高騰にはビックリ。

淡路島の小タコも旬真っ盛り。固くならないように軽めにさっと炊いて仕上げる。美味し過ぎてビールが進みまくる。。。

トビアラ海老は関西でも地域によってサル海老、明石漁港では川津海老。宇部ではブトと呼ばれる。今が旬真っ盛りで頭の味噌が甘くて身と一緒にいただくとさらに日本酒(この日は真澄を所望)が進みまくる。

淡路の地雲丹と目が合ったので所望すると剣先烏賊をあしらえとしてつけて頂いた。本山葵と一緒にいただくと対比効果で甘さが強調される。

ビジュアルだけでも美味しいと判る鰹をお腹の部分だけ切り付けて頂く。新鮮だけどネットリモチモチで「こんなに美味しい鰹は初めて食べた」と言う友人談。(私は苦手)

岩手産のイシカゲ貝も所望する。少し癖のある味わいが生姜醤油とドンピシャ。分葱のぬた和えと一緒に食してもいい。

鰻の白焼きは小振りだけど上質な脂がお酒とぴったりの相性を見せる。パリパリに焼かれた皮部分も香ばしく山葵をたくさんつけても辛味を感じないくらい脂が強い。首部分の肉が大好物で(豚肉で言えば豚トロ部分)味が濃い気がする。

巨大な鯛のカマと目が合ったのであら炊きにして頂く。身はホロホロで鶏肉のような弾力。ゼラチン部分も多くて部位ごとに味の変化があってとても楽しい。

焼きたての玉もこの店の名物。煮詰めの甘さも悪くない。

ここからは握って頂く。ピカピカに光るヒコイワシ(ヒシコイワシ)は新鮮極まりなく透明感のある味わいに脱帽。今回初物の3枚付けのシンコの握りも軽すぎずとてもいい味わい。同じ〆た青魚でも味は全く異なるのが楽しい。

好物のたいらぎ貝柱の握りも圧巻の大きさ。

旬の鱧の骨切りも完璧。個人的には握りで食べるのが大好き。

生ゲソの握りも上質。新し過ぎてコリコリしすぎ・・・

最後の〆にもう一度玉子焼き。

年下の友人は鉄火巻きを所望。会計は3人で17,000円・・・・相場の半額。。。新地寿司屋の3分の1。。強烈コスパで大繁盛の人情寿司店でした。。。。。

過去のすし寛はこちら

過去のすし寛はこちら
大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休


カテゴリー 動物園前, 寿司 |

焼肉道場 松ちゃん 7月

長居でマッサージをしたあと表記の店を久しぶりに訪問。一人だったのでカウンタ−で店主と四方山な話をしながら頂く。マラソンの話、肉の値上がりの話、子供の話、ホルモンの話などカウンタ−を挟んでとてもいい時間を過ごす。

最近脂の多いカルビやバラは好んで食べないので特別に赤身肉とヒウチをハーフハーフで盛り合わせて頂く。小さなサシの入ったヒウチはやはりいい味である。ともに塩だけで頂く。。。

丁寧に包丁目を入れるので火の通りも良くて弱火で表面だけ焼いてレアで頂く。

ホルモン盛り合わせ3種1300円は店主お薦めで選んで頂く。ツラミは肉の味が濃くて自家製の唐辛子、ニンニク、生姜で作った醤だけで頂くと味の輪郭がはっきりして病み付きになりそうな感じがする。薄切りなので固さは全く感じない。喉の奥部分のこちらのお店で「ノドチンコ」と呼ばれる部分も脂はないけど味が深くていくらでも食べる事が出来る気がするくらいのこの店一番のお気に入り部位。

おもむろに肉の塊を冷蔵庫から取り出して鹿児島産の牛のサーロインの脂の先部分を大きくこそぎ落としてカット。聞けばその部分に牛の中で一番美味しいスジ部分があるとの事。包丁で細かく目を入れてこんがりと脂を落としながら焼き込むとモチモチした食感とネットリした舌触り、融点の低いサーロイン部分の脂のメイラード反応でよりコク深いものとなる。ステーキハウスではなかなか頂く事が出来ない超希少部位で私も初めて頂いた。

最後の〆は佐賀牛のサーロインが残っているとの事なのでいつもの薄切りよりも少し部厚目にカットいただきご飯に乗せて頂くことにする。モミダレに自家製の醤を入れたものにさっと漬け込んでおもむろに火入れする。焼きすぎないように丁寧にひっくり返しながら最後にレモンを搾ってフィニッシュ。脂の甘味とタレの香ばしさと辛味、レモンの酸味がバランスよく融合したこの店の看板メニューである。大きな丼鉢にナムルと一緒に盛りつけて頂く「ウチモトビビンバ」という食べ方もあるがダイエット中なので小ご飯に乗せて肉だけ頂く。

2階は団体も入れる席もあっていろいろな使い方が出来る長居の佳店で焼肉の女王の「いかりん」も自分の焼肉の原風景と言わせる超実力派のお店です。駅から遠いけど遠方からの客だらけです。店主にお任せして食べるのがお薦めです。この日の会計はビール2杯、ハイボールダブル2杯で7000円くらいでした。。

過去の「松ちゃん」はこちら

大阪市住吉区長居1-12-4
電話:06-6692-6171
営業時間:17:00~23:00
定休日:火・第1・3月曜日


カテゴリー 長居, 焼肉 |