2016年04月

だるま寿司

昭和町駅西側の麺屋彩々、餃子のもも、串芳等のある一角にある表記の店を訪問。カウンタ−7席のみだけどネタケースはなくお品書きを見ながら注文するようである。早い時間帯だったので軽めにお任せで出していただく。

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日本酒とともに突き出しのゴーヤチャンプル。寿司屋の突き出しでゴーヤは初めて。飯蛸の炊いたのは普通に美味しい。

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造りは縞鯵、鯛、鳥貝、剣イカ、ウニの5種盛り。養殖魚だったのが残念。嫌な脂が気になるがこれはこれでしょうがない。

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寿司は鯛、赤貝、海老の踊り、タイラギ貝、煮蛤。寿司を握るご主人の顔がかなりいかつい。大きな身体で細やかに庖丁する姿が面白い。

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細魚と赤貝のひも部分、海老の頭を焼いたもの、筍、活鳥貝でフィニッシュ。街の大衆寿司店のような構えだけど使ってる食材はワンランク上のものばかり。一定のこだわりのなかでけれんのない寿司を提供する。コスパはあまり良くないけど昭和町界隈では上質の魚を食することが出来る店の一つ。

大阪市阿倍野区阪南町1-46-26
電話:06-6621-1846
営業:17:00~1:00AM
定休:日曜

だるま寿司寿司 / 昭和町駅文の里駅松虫駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 昭和町, 寿司 |

小好鮨 4月

中津で月1通う経営塾に参加。その帰りに友人と一緒に表記の店を訪問。特にどおってことのない大衆寿司店なんだけどたまにどうしても食べたくなる。阪急梅田駅横のカッパ横町のすぐ近く。創業55年をむかえる知る人ぞ知る有名店。私も通い出してはや20年を超える。

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極狭のカウンタ−のみ12席の争奪戦になる。電話予約はない。トイレもない。大きな荷物は持ち込めない。客席の背後に2カ所の引き戸があるので人影がなければそこから入る。先に座ってから後ろ手で戸を締める。扉にもたれかかったら危険。横の客と肩すれあうのも多生の縁。*若い女性だったらラッキー!

まずはキリンの冷やしビール(こちらの店ではそう呼ばれる)で乾杯してまずはお造り盛りあわせを所望。

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焼き霜にした鯛とヒラメ、天然のハマチ、エゾ鮑の盛り合わせ。鮑は固くて柔らかくて味が濃くてこの店の名物。ダイナミックな切り付けも見ているだけで楽しい。

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おいしい鰹があるということで友人があてで所望。

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こちらのお店の普段の開店は6時なんだけど20分くらい前に並ぶのがコツ。年中満席で基本はすぐに入店出来ない。昔から客筋はいい。近くの大病院のドクターや観光のアメリカ人、香港人など国際色豊かなことでも有名。外国のガイドブックによく掲載されているらしい。80歳をゆうに超えた仲のいいご主人と奥様の掛け合い漫才を聞きながら適度に突っ込みながら寿司を食す。いわゆる劇場型寿司店。外国人がカウンタ−にいるときは客全員が俄(にわか)通訳となる。ご主人はどこの国の言葉でも対応出来るらしい。この日もロスから来たアンディ大喜び。アジアを3ヶ月かけて廻るといっていた。

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好物の貝柱はダイナミックに縦切り。口の中が貝だらけになる。お酒は冷や(常温)の黒松白鹿がおすすめ。本醸造のあとからガツンとくる独特の癖がノスタルジック。

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白ミル貝と海老の握り。旬の白ミル貝はとても甘くて貝の香りがふんわりと鼻孔に残る。シャキシャキした食感と独特の癖が虜になる。日本酒との相性が最高。海老は冷凍のブラックタイガーだけどこれはこれで大好きな昭和の味。

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柔らかく炊き込まれオーブンで再加熱して「あっつー!」と言いながらつくる、大きな一本付けの穴子を胡瓜と一緒に手巻きにした贅沢な巻もの。味が濃くて北新地の高級店を超える美味し過ぎて泣ける味わい。

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福岡の合馬産の筍の握り。どこにでもありそうなんだけどこの店の味の加減が一番私の口に合う。先っぽの柔らかいところよりも根っこのところが好み。根っこの方が味が深い気がする。

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私はいただかなかったが名物の「マグロ3兄弟」赤身、中トロ。大トロのそろい踏み。アンディ君、美味しくて大喜び。

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フワフワの玉子もおなじみの味。この日の支払いは一人7500円。少し飲み過ぎたな・・・
トイレはないので入店前にDDハウス済ますのがお約束。入店するときは「おじゃましますか?」と言って入って下さいね😃

パンパンの狭い店から表に出た時の開放感が半端ない。宇宙に飛び出したような錯覚に陥る52才の春。
とてもいい店です。。

大阪市北区芝田1-3-12
06-6372-5747 
日曜と水曜休み


カテゴリー 梅田/JR大阪, 寿司 |

鮨 天の

和歌山の豪商に誘われて西国三社参りの正式参拝ツアー。桜と桃が満開の中ゆっくりとした時間を過ごす。

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帰りはタマ駅長のいる貴志駅から喜志電鉄に乗って和歌山駅まで。駅からすぐ近くにある和歌山市を代表する表記の寿司店で会食。入り口が2つあって右はカウンタ−11席、左は個室仕様になっている。

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過去和歌山で高級店は6席だけの江戸前寿司の義心に行ったことがあるがあまり口に合わなかった。こちらは地元で捕れる選び抜かれた魚を提供することで有名。この地で40年とご主人は言っておられた。

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サントリーの生ビールで乾杯をして最初に出される座付きはのれそれとメカブを合わせたもの。この時期にはよく頂くことが多いがさっぱりして口当たりがとてもいい。

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お造りは大振りの細魚、締め鯖、軽くボイルされた蛸を梅肉とあわせて、加太の鯛。(友人は地元で取れたキハダマグロも入っていた)

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ビールのあとはこちらのお店の名物のワサビの入った焼酎をいただく。大量の擂り下ろした生わさびが入り、ワサビの軸をマドラーにして提供される。見た目よりもワサビの辛さは感じない。

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今が旬の鰹のたたき登場。私は苦手なので天然の巨大なカンパチを叩きにして出していただく。脂がのって身が締まってかなり美味しい。

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貴志川で取れる稚鮎の唐揚げ。腸の苦さがワサビ焼酎と相性ドンピシャ。たらの芽と筍があしらえ。

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巨大な脂ののったカワハギの身をぶつ切りにして軍艦巻にしていただく。たっぷりの肝と生わさびとともにいただく。「さかいのさと」という地酒とともにいただくと痺れるくらい美味しい。別に伊勢海老くらいのサイズの足赤海老をレアにボイルしたものをお造りと軍艦巻の両方でいただく。車海老よりも甘く海老好きの私にはたまらん逸品。

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巨大な蛤を火入れしたものが登場。そのままいただいたり自分で軍艦巻にして海苔と一緒に楽しむ趣向。スープもかなりおいしい。「かわかみ美人」という純米大吟醸とともに楽しむ。

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自家製の新生姜でつくるガリも口当たりがいい。口の中がリセットされて食欲がわいてくる気がする。ここで和歌山の銘酒「黒牛」登場。

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締め鯖、生ウニ、カンパチ、剣先烏賊のアソートしたものを日本酒で楽しむ。

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ダイナミックに盛りつけられた毛蟹の軍艦巻。

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2キロくらいありそうな硬蟹を使用とのこと。美味しくないわけがない・・・

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〆の玉子焼きはほんのりとした甘さ。

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名物のワサビの茎を刻んで作るワサビ巻は口だけでなくお腹の中もすっとする胃酸薬のような巻もの。

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ワサビは長野産の最高級のものを使用とのこと。この日も珍しいものをたくさんいただき大満足でした。。

和歌山市元寺町3丁目5
TEL: 073-423-0310

鮨 天の寿司 / 紀和駅和歌山市駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 和歌山県, 寿司 |