ヤンゴン食遊記②

旅行中死ぬほど飲んだミヤンマービール。かなり口に合う。。そんなに苦くもなくアサヒスーパードライにかなり似たような感じ。

毎朝ランニングをする。。大阪マラソンでの足のダメージが厳しいが町並みを見ながら走るととても快適。

この日は朝からマーケットを視察する。宝石がこの国の一大産地でいろんなものが安いと思われる価格で売られている。私たちは街のはずれの魚市場を案内いただく。かなりいろんな魚が扱われていて海老などの甲殻類は横でオバサンが一生懸命からを見いてむき身にする。

鯵や太刀魚、その他イシモチのようなものが所狭しと床に並べられそこから段ボール箱に氷を敷き詰めてパッキングされる。

その後はシャン料理と言われるビルマ料理に比べるとさっぱりした民族料理レストランに行く。この店はす魚料理が中心で店頭に氷につめられた魚介類が並びそれを調理してもらう。基本的に川魚が多いようである。

私の好きな海老・蟹もいろいろあって楽しい。ブラックタイガーからロブスター、手長海老までいろんな種類の海老が並ぶ。

日本でたまに見る高級魚のハタなどもたくさん並ぶ。大きな水槽には生きたシャコや海老、魚がわんさか泳ぐ。これは少し割高のようだがどちらにしても安いので好きなものを好きなだけ注文する。

海老を数種類と貝を3種類、イカや泳いでいるハタも刺身で所望する。

まずは巨大ブラックタイガーの揚げ物。。ニンニクチップの香りがとても香ばしい。。ビールがとてもすすむ君。。パリパリしてとても美味しい。

数種類の大きな海老を会わせてスパイスで炒めたもの。。これは絶品。。火入れもかなり丁寧で身も柔か。風邪が吹き込む食堂の造りなんだけどとても料理は上質。

日本でいうマテ貝の炒め。。コリコリしてとっても美味しい。。カレー味がとても口に合う。

そしてメインの赤ハタの刺身。。いわゆる関西ではアカッポと呼ばれる超高級魚。。2キロくらいのかなり大きなサイズ。。脂のある白身でかなり美味しい。。

テーブルにはキッコーマン醤油と韓国製の生わさび。全く問題はない。

魚のアラはスープにして頂く。。身はフワフワで酒蒸しのような感じ。。ミヤンマーに来て一番旨いと思った料理である。

デザートはこんな感じ。。人参があるのが面白い。かなり甘くて美味しい。。

帰りは自家製のバナナの皮で作ったまんじゅうを試食。この国の人は本当にフレンドリー。。。いくらでも食べろ食べろと言ってくれる。この後JETROのヤンゴン事務所海外投資アドバイザーの山口哲氏と面談しこの地の現在の状況をブリーフィングいただく。

その後に山口氏おすすめの日本食レストランを訪問。タイで何十店舗もやっているお店でミヤンマー初進出らしい。かなりお金のかかったデザインの入ったお店。

ディスプレーはこんな感じ。お客単価は1200円くらい。ミヤンマー人は基本お酒を飲まないので定食が受けるらしい。

お刺身や焼き魚などが入った定食800円なり。その横はカリフォルニアロール。お店の席数150席。料理士は4名くらい。奇麗な服装でマスクをし衛生管理もかなり行き届いているのに驚く。日本人のオーナーはタイ人の奥さんをもらって展開しているらしい。。

ざるそばは乾麺。。普通に美味しい。。いろいろと参考になった。。この店がヤンゴンでの日本料理のベンチマーク店に成子とは理解出来た。

その後立て続けにヤンゴンで十数店舗展開するローストダックの店にいく。この店も200席以上ある大型店で満員なのに驚く。

主力商品のローストダックは北京ダックとは違って焼いているだけ。。身も皮も一緒に頂く。。そんなに旨いとは感じなかったがミヤンマーの人はこれが大好きらしい。

その他にもいろんな中華料理を所望する。。。特段変わったこともないんだけど人に暖かみがあってすべての料理がおいしく感じる。初めて訪れる国なのにふるさとに帰ったよう。。

その他にもいろいろ頂いたが日本に帰ってからカメラを失くしてしまい友人が撮った写真での報告となる。ガイドと次回の再会を約束して帰国する。


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