住之江区にある表記のヘビーユースするレストランを久しぶりに訪問。大阪メトロ北加賀屋駅・住之江公園駅、南海本線住吉大社駅から徒歩10分という辺鄙な場所に位置する小体なレストラン。カフェのような白を基調としたお店はカウンター5席とテーブル2卓。バーの居抜き物件をリノベーションしたので店内は細くて縦に長い。
カウンター内の小さな厨房で調理歴16年の童顔オーナーシェフのミクさんが驚くくらいの手際の良さと綺麗な仕事でこだわりのある高品質のアラカルトメニューを作り出す。ジャンルはイタリアンとフレンチと最近ブームの中東料理を合わせたフュージョンスタイル。
お店で使用される野菜は契約農家さんから直送、あか牛を中心とした肉類は粉浜商店街の老舗精肉店「うしや」から上質なものだけを仕入れる。そのほかの調味料もほとんどが手作りかオーガニックのものを使用。お酒は地元のこだわりリカー「ばんどう酒店」から低価格で個性的なワインをセレクションしてもらっている。ランチメニューは様々な前菜の入ったヘルシー系のデリプレート1000円か、肉か魚のメインディッシュが入ったプレート1000円〜、本日のパスタセット900円、本日のサンドウイッチなどからなる。
メニューはアラカルトが中心でグランドメニューと壁に手書きで書かれたシーズナルメニューから構成される。何を食べても食材の良さを含めてワンランク上の美味しさ。この日は自社の女子社員との会食だったので5000円でコース仕立てにしていただく。
タラ白子のムニエル下にはジャガイモのピュレが敷かれる。天盛りは直送のカリフラワーのスライス。。
赤・紫・白の大根を使ったポタージュ。塩味を控えたシンプルであっさりした味わい。。
フランスの辛口ロゼワインとともに北海道産粒貝のバターソテー。かなり新鮮で貝好きの私はとても嬉しい。肝の味も深くてワインにバッチリ。
続いてジャガイモのニョッキ。当然全てが手作りでチーズたっぷりのクリームソースの美味しさが秀逸。見た目よりかなりあっさりといただける。ソースは自家製のフォカッチャにつけて綺麗にいただく。普段はパスタも数種類あってどれもとても美味しい。
ここでカベルネ赤ワインに切り替え。
熊本産あか牛のステーキ。数種類のベリーとそのソースでいただく。赤身肉で部位はランプと言っていた。
羽曳野産の6種類のイチジクの盛り合わせ。下にはヨーグルトムース。
追加注文でバスクチーズケーキを所望する。全ての料理にしっかりと手がかかっていてワンランク上の美味しさがある。コースメニューは前日までに予約が必要。界隈に多数のコインパーキングあり。
過去のミクラドはこちら
大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286