台湾旅行3日目は朝ランをして昨日と同じ店で朝食をとってランチは小籠包の超有名店1993年、ニューヨーク・タイムス紙で、世界10大レストランのひとつに選ばれた鼎泰豊を訪問。
台湾に5店舗のみならず世界中で51店舗展開する。大阪や名古屋、上海の店も何度も行ってるんだけどみんな台湾のお店が一番美味しいと言われる。本店は少し古びていてローカル色が強い感じでいつも1時間くらいの行列となっている。
立地のいい忠孝店は客席230席の大型店舗。それでも店の前はいきなり行列だけど回転が速いためにどんどん客が店に流れていく。この店なんと一日17回転、客数にすると4000人が訪れるマンモス繁盛店。お店は本天と違って清潔でモダンな感じで店の真ん中に小籠包を作る若い方が約15人ほど必死で皮に餡を詰めている。キッチン積み上げられたセイロ、立ち上る湯気をみると期待がどんどん膨らむ。
まずはビールとともに小菜を頂く。いつも10皿くらいおいているんだけど注文するのはいつも決まっている。キュウリもきれいに盛られていてかなりおいしい。どれもが上品な味付けなので高級小菜といった感じ。この店での私の大好物がよく煮詰められた苦瓜でどくときの苦みがビールにぴったり。麩やモヤシ、キクラゲもとっても美味しい。油が少なめなのかどれもがとてもあっさりしている。
小籠包(10個/190元)は中の汁がすごい。皮がモチモチで肉もかなりおいしい。肉の旨みとスープの旨みが渾然となっている。何もつけなくてもかなりおいしい。特に中のスープがおいしすぎ。見た目も美しすぎ・・・
箸で上の部分を抓みながられんげを使ってしょうがの千切りを少しのせて食べる。醤油と黒酢を1:3の割合で合わせて生姜と一緒に食べるのが台湾流らしい。。熱々なんだけどひとつひとつが小ぶりで、すぐに冷めてしまうので急いで食べる。。唇に張り付く薄い皮は台湾ならでは。小籠包やシュウマイなどは日本より確実に美味しいと思う。
菜肉蒸餃(10個/180元)はヘルシーな野菜入り蒸しギョウザ。チンゲン菜のみじん切りにしたものがいっぱい詰まっててさっぱりとしてて食べやすい。
蝦仁焼賣(10個/320元)はエビが上に乗っているボリューミーなシューマイ。皮は結構厚め。
酸辣湯(大200元、中140元、小80元)具だくさんの酸辣湯(辛くて酸っぱいスープ)は柔らかい細切り豆腐と鴨血(鴨の血を固めたもの)とサクサクのタケノコと溶き卵入り。とろりと濃厚ながらも後味はあっさりしてまろやかで上品な黒酢の風味が特徴。ラー油を入れるのが私流。
炒空心菜(170元)サクサクした食感が特徴。大陸のものとは違いすべて茎の細い上質な素材を使用。油っこさもなくニンニクが効いたサッパリした味わい。鶏スープと米酒の香りもたまらん感じ。
肉絲炒飯(160元)この店チャーハンは全部で4種類。一番有名がエビ入。海老の輸送から温度管理に徹底的にこだわっていると聞いたことがある。鮮度がいいために甘くてプリプリ。この日は千切りお肉入りチャーハンもフワフワ卵入りでかなり上質。これだけの客を待たせずにちゃんとしたおいしい料理を提供するオペレーションにびっくりする。
〆のデザートは豆沙小包(10個/160元)で小籠包の薄い皮でこしあんを包んだもの。
この店の厨房は伝統の技術と共に最新機器を備えていると聞き及ぶ。点心を蒸すボイラーと注文システムは全てパソコンから操作。お客様ごとの異なる点心の蒸し時間をパソコンで制御らしい。これで注文して長時間待たせてしまったり、ミスをするといったことがなくなるらしい。店内の接客係は25名。昔はおばちゃんばかりだったが今はシニヨンにまとめた髪の毛が印象的なミニスカートを履いた若くて綺麗な女性ばかり。聞く所によるとかなり難関の面接を経て美男美女が選ばれてるらしい。
凄過ぎるぜ鼎泰豊。。このまま土産屋に寄って帰阪する。。3日間食べ過ぎて2キロ太りました。。。
台北市忠孝東路四段218