2020年06月

懐石料理 徳(のり)

私どもの会社が営む出張寿司部門の「徳太郎」で宅配の個食の寿司の受注が多くなってきたために商品の見直しと入れ替えに伴う試作と試食をする。

写真は贅沢宝ちらし寿司(税別2500円)

寿司飯の上に大きく刻んだ錦糸卵をたっぷりのせて具材は泉州産の煮穴子、車海老、蟹爪肉、帆立貝旨煮、和歌山産の締め鯖、子持ち昆布、茗荷、絹サヤ、椎茸、酢蓮根、たっぷりのイクラなど。。お土産やおもたせにぴったりの商品です。7月から販売予定。。


カテゴリー 北加賀屋, 住吉, 住吉公園, 住吉大社, 寿司 |

米増 6月

現在大阪で最も予約が取りにくいと言われる福島にある表記の和食店を半年ぶりに訪問する。JR福島駅を北に徒歩7分

本湖月、かが万という名店出身の若き店主と女将の二人三脚で営まれる。間接照明が配された1枚板の檜カウンター9席のみの2回転制。料理のSNSは禁止となっているので毎回献立のみ列記。

6月は氷の節句ということで夏越しの祓え(はらえ)をテーマにした料理が供される。この日は16000円のコース。

・先付けは氷室と茅の輪くぐりをイメージした青梅の蜜煮

*1年の半分である6月30日に半年分の穢れを清める行事。暑い夏にも生命力の強い茅という草で編んだ茅の輪くぐりが行われる。

・茨城県霞ヶ浦の合鴨ロース煮でらっきょを挟んだもの。もろみ味噌を添えたスナップエンドウとともに

・根室の毛蟹と冬瓜の煮物椀。出汁は昆布がしっかり効いた淡味

・刺身は明石の甘手鰈と舞鶴の剣先烏賊。辛口の純米酒(写真)と一緒にいただく。

・刺身の2皿目は宮城県塩釜の鮪は玉ねぎおろしを添えて

・焼き物は琵琶湖の鮎と島根の高津川の鮎の食べ比べ

・八寸はトマトのスープに蓴菜を浮かべたもの。だつ芋の寒天寄せ。蛸旨煮。福井県大野市の青干しゼンマイ(写真)。八尾産のえんどう豆を固めたもの

・天ぷらは旬の鱚の木の芽揚げと鳥取の浜防風の根(写真)、北海道足寄の巨大な蕗(写真)。

・炊き合わせは柔らかく炊き込んだ鮑の肝ソース。賀茂茄子とともに。

・食事は直前に骨切りをした鱧を軽く焼き込んで作る釜炊きの鱧御飯。1膳目はそのままで、2膳目は出汁をかけていただく。

・デザートは高知県の小夏(写真)と桑の実

・甘みは目の前で作るえんどう豆とこしあんの練り切りと薄茶。

全ての料理が隙がなく食材と調理内容も厳選されたものでいつもながら大満足。ご主人をはじめとするスタッフさんも分け隔てなく、全てのお客さんとうまくコミュニケーションをとってとても楽しい時間を過ごすことができました。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16


カテゴリー 福島, 和食 |

やまちゃん2号店

あべのハルカスの南側にある「やまちゃん本店」から数十メートルのところにあります
「たこやき やまちゃん 2号店」を訪問。

こちらはイートインスペースもお酒を飲むスペースも完備。たこ焼き以外にも焼きそばやイカ焼き、とん平など鉄板メニューが充実。

この日はやまちゃん渾身の3種盛りを所望。ごま油、ネギポン酢マヨ、ソースマヨネーズで12個1130円というビックリ価格。ひょっとして日本で一番高いたこ焼きかもしれない。。

表面は薄羽蜉蝣の羽くらい薄いカリカリ感。そこに歯を入れると中からすごい勢いでとろとろの生地が飛び出してくる。気をつけないと上顎損傷の危険性あり。。そのほかは普通。。。

大阪市阿倍野区松崎町2-3-53

 

たこやき やまちゃん2号店たこ焼き / 大阪阿部野橋駅天王寺駅天王寺駅前駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 天王寺/阿倍野, その他料理 |