2016年01月

asse(アッセ)住之江店【大阪市 北加賀屋】

自社でランニングの同好会が発足し第一回目の練習会の後で本社近くの表記のピッツァテリアで懇親会を行なう。地元では有名なお店で肥後橋や谷六にも店舗展開されておられる。併設する店舗ではデリバリーもされたりいつも盛況を博されている。

2016-01-25 20.37.31

ビールでお疲れさんの乾杯をしてまずは前菜盛り合わせ。スタッフさんも明るくて元気があって下町ならではのフレンドリー感がある。

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カボチャのサラダ、生ハム、じゃがいもの「ドフィノワ」、こちらのお店のスペシャリティーの玉ねぎのキッシュ、蛸のマリネの5種盛り。しっかりと手がかかったものばかりで何を食しても美味しい。

2500円のボトルワインを飲みながらわいわいとランニング談義。途中で女子社員の「実は私、12月25日に入籍しました」宣言があったり、合宿の予定を立てたりとかなり楽しい時間を過ごす。

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走った後のタンパク質はローストビーフのサラダ。赤身肉だけどまあまあ美味しい。

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ピッツアは一枚目は定番のマルガリータ1380円。直径30センチくらいの大きなサイズ。程よく焦げたコルニチョーネもふっくらモチモチして小麦の味をしっかりと感じることが出来る。モッツァレラとバジルのバランスもとてもいい。

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2枚目はニンニクの入ったマリナーラ。ニンニクが生っぽかったのが残念。

2016-01-25 20.50.51

オマールや牡蠣や蛤の入ったトマトベースのパスタを麺大盛りにしてもらって皆でシェアリング。ピッツァ含めてトマトソースが美味しいので白ワインがすすみまくる。

2016-01-25 21.35.03

ドルチェはパンナコッタ ティラミス カボチャプリン イチゴジェラート しっかり牛乳の味がするミルクのジェラート チョコのテリーヌの盛り合わせ。お腹一杯の大満足。ワインをしっかりといただいてひとり4000円の支払いでした。

大阪市住之江区東加賀屋4-6-14
06-6626-4906
定休火曜日

大阪市 北加賀屋 イタリアン

オーベルジュ・ド・プレザンス 桜井

奈良県橿原にある自社物件を視察し、近鉄百貨店でテナント誘致いただいている場所を見てから大和八木駅前の新店舗の立地と車の流れをチェックして以前から友人にとてもいいよと言われていた表記のレストランを訪問。たまたま一席だけ直前にキャンセルが出たとのことでさっそくリザーブする。

こちらは・・・・
「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」は、平成 28 年度に開校し
奈良県が運営する「なら食と農の魅力創造国際大学校」
(NARA Agriculture & Food International College
[ 通称:NAFIC(ナフィック)])の敷地内にあります。
同校は、現在の奈良県農業大学校を改編し、農業の担い手を養成する
「アグリマネジメント学科」に加え、
農業に関する知識を持ち、世界に通用する優れた料理人の養成を目指す
「フードクリエイティブ学科」が新設されます。
これまでにない実学教育で、生産・調理・加工・流通などを担う
次世代の「食」と「農」のトップランナーを育成することを目指し、
ゆったりとおいしい料理を楽しめる宿泊付きのレストラン(オーベルジュ)
を併設し、実践研修を行う施設にあり、大学に先駆けてオープンしました。
(以上HPより)

こちらの店舗は山の上にあり車でしか訪問出来ないため従業員さんも乗り合いで通勤すると言っておられた。夜は街灯もなく周りはのどかな田園風景が広がる。
全国のひらまつの店舗から集められたスタッフさんの中には数名顔見知りの方もいらっしゃって少し嬉しかった。食事内容は大和野菜をはじめ奈良の食材を使用したフランス料理。

ランチタイムは宿泊客以外でも利用出来るので女性グループを中心に連日びっしり超満席。外観や内装は奈良県の専属設計士がデザインされたらしい。田舎の公共施設のような感じでかなり残念。万人受けすると勘違いした滑稽な感がありスタッフさんも本来のひらまつ店舗との異なりに違和感があると言ってらっしゃった。

しかしながらサービススタッフの教育はさすがであり料理の説明の適確さやホスピタリティーに置いては奈良でナンバーワンでないかと思われる。

メニューは以下のとおり(すべて税・サ別)
Menu A 3500円
“地産地消にこだわった、奈良の旬の野菜を使ったここでしか味わえないランチコース”
アミューズ、前菜、メインディッシュ、デザート、コーヒー・小菓子

Menu B 5000円
“奈良の旬の食材とフォアグラなど厳選したフランス産の食材を融合させたスペシャルランチコース”
アミューズ(1皿目)、アミューズ(2皿目)、前菜、メインディッシュ、デザート、コーヒー・小菓子

Menu C 7000円
“奈良の旬の食材とフランス産の厳選食材に加え、和歌山・三重から取り寄せた新鮮な魚介類を使った
シェフおすすめのフルコースランチ。様々なバリエーションの料理をお楽しみ頂けます。”
アミューズ(1皿目)、アミューズ(2皿目)、前菜、魚料理、肉料理、デザート、コーヒー・小菓子

この日は自動車運転で訪問したのでお水をいただきながら一番廉価なものを所望する。メニューの価格差は単に皿数の違いでアミューズや前菜、メインディッシュ、デザートの内容はすべて同じ。

2016-01-25 09.12.33

最初に牛蒡のコンソメスープと大きな皿に牛蒡のチップスや生姜風味のメレンゲ焼きのようなものが登場。

2016-01-25 09.12.27

砂糖がかけられていて手でつまんでいただくらしいが2つくらい食べると飽きてしまう。隣のおばさんグループは最後までぽりぽり食べておられた。

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田園に見立てた宇陀金牛蒡と地元産の人参のコルネ。中にそれぞれの野菜のクリームが入る。ビジュアルはかわいくて面白いが特にどおって言うもんでもない。

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かなり綺麗なビジュアルのサラダはスモークサーモン、白い菊芋と緑の菊菜のソース、紫人参、はるみオレンジ(清見オレンジとポンカンの交配種)ジャガイモ、芽キャベツ、鏑。白い粉はオリーブのパウダーで赤紫の粉はビーツのパウダー。

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メインの「ジビエパテのパイ包み 五條産りんごのロティ」はすべての客が共通のメインディッシュ。鹿肉・鶏肉・豚肉のミンチの真ん中にフォアグラが入ってコクと脂分を補う。婚礼料理に長けておられるのでこのような料理はお手の物。火入れも完璧で一度に多くの客をさばきながらローコストの食材で一定のクオリティーを保つ技術は当代一と敬服する。ソースはフォンドボーと赤ワインと肉汁と甘いブランディーの香りのするお酒で作ったもので少し酸味も入る。いわゆる上質なハンバーグって感じかな。

自家製のパンもかなりおいしくエシレバターや料理のソースと一緒にいただく。

2016-01-25 09.13.04

デセールはクレームダンジュで泡仕立ての下にあすかルビーと古都華(ことか)とピスタチオのアイスを下に敷き詰めたもの。

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プティフールは大和茶のロールケーキ、黒豆のトリュフチョコ、大和芋とアールグレイのパウンドケーキ、苺のマカロン、柿のゼリーをコーヒーとともにいただく。帰りも玄関までお見送りいただき大満足でした。全国的な寒波だけど奈良は晴れ間も見えていい天気でした。

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奈良県桜井市大字高家 2217 番
0744-49-0880 レストラン予約 0744-49-0770

オーベルジュ ド ぷれざんす 桜井オーベルジュ / 桜井駅香久山駅大福駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

フレンチ 奈良県

大阪とらふぐの会 本店【大阪市 寺田町】

友人と表記の店を訪問。こちらは会員制の河豚料理店を大阪市内に3店舗、八尾にライセンス契約の店を1店舗。NYにも1店舗と大展開中のお店。来年には東京進出で品川にも新店舗を出されるといっておられた。

今回訪問したのがそれらの店を統括する最も古い本店で最初は20名の会員が今や3500人になっていると聞き及ぶ。ボロボロの賃貸マンションマンションの中に位置し看板も表札も何もない入り口を開けると着物を着た女性に迎えていただける。畳敷きの部屋は豪華絢爛の和テイストなもの。ソファー席なのでゆったりと座って食すことが出来る。私もブラックカードと呼ばれるこの店の会員証をいつからか持たせていただいている。

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ビールで乾杯して最初は金粉の乗った白髪葱のついた皮湯引きとてっさが登場。

熟成された「てっさ」も飴色でふぐの味も甘くて濃くむっちりした食感もちゃんとある。養殖の河豚だけど3キロオーバーのものを使用している。この日は長崎産と言っていた。
スーパーで売られている廉価なものは1年半くらい養殖して大体800gくらい。2年になると1キロオーバーとなる。3年養殖して2キロを超えてくると味が乗ってくる感がある。仕入れの価格も全然異なる。

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脂を食べますかと言われオネガイシマスというと、何の脂かわからないものが出てきて胡麻油で食す。部屋の中には松井一郎、橋下徹と言った名前を聞いたことのある方々の色紙が並べられていた。こういった政治家もこの部屋で同じものを食したのであろう。

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河豚のヒレでとったスープもあっさりして美味しい。こちらは会員制の完全予約制で会員同伴であれば次回も予約出来るというシステムらしい。

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ヒレ酒を所望すると電気を消してファイアーパフォーマンス。これはなかなか見応えがあり、初めての友人は必ず動画撮影をする。

冬になると毎月訪問するこちらのお店は他の河豚料理屋のように汚い座敷で死にそうな姿で泳いでいる河豚を適当にカットしてポン酢と紅葉おろしで食すだけのものと異なり、河豚料理を食事として楽しめる工夫をブレイクスルーされた敬服すべきお店である。養殖河豚を使用しているために支払いも超高額にならない。

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日本酒をいただきながらビックサイズの河豚白子を追加オプションで所望。ホクホクのトロトロの甘々でヒレ酒にぴったり。

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名物の焼き河豚。これを網で焼いていただく。焼肉と同じくらいの超デカサイズと厚みにカットされた「身」と「皮」とコラーゲンたっぷりの「とうとう身」の3部位。ニンニクがしっかり効いた塩ダレというか唐辛子の入ったオリーブオイル系のタレがパンチあり過ぎでとてもいい。口の中に河豚の旨みが思いっきり広がる。韓国唐辛子を使っているために(多分)見た目よりも辛くはない。ニンニクの芽と青森のニンニク、山芋と一緒にいただく。この食感と旨味にははまってしまう。次の日まで匂いが残るのが玉にきず・・・

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このあと大きくカットされた唐揚げ登場。水分の抜き加減が絶妙である。食べ応えも満点。

2016-01-20 18.42.45

てっちりも大きな鉢に入って登場。切り身もかなりでっかくてピカピカと光る。
野菜は、白菜・くずきり・エノキ・三つ葉・木綿豆腐。お腹いっぱいだけどスルスル入る。ワインなどの他のお酒も沢山そろっているがこの日は最後までヒレ酒を楽しむ。アルコールが強くないので酔っぱらわないのがいい。

河豚の旨みがしっかり出た雑炊を一椀とデザートをいただいて店を出る。アルバイトの方の接遇もとても良くていつもながら大満足でした。

大阪市 寺田町