お店ジャンル

洋食専門 グリル カワベ【大阪市 岸里玉出(南海)】

阪堺線の東玉出駅西に50mの下町洋食。

外観は蝋のディスプレイがひときわ目立つ。隣は怪しげな韓国マッサージ。
南海本線の玉出駅も近く。。

店内もコカコーラの真っ赤な冷蔵庫や黒電話が鎮座していたりと昭和の空気が満載。
店も古びてはいるがかなり掃除が行き届いていてどこもピカピカ。。。

銀皿にナイフとフォークでいただくしつらえで出前もしている。。客層はじいさんばあさん率が高い。
カツカレーが人気であちこちで注文されている。。。
私はいつもオムライスを所望するのだがこの日はエビコロッケ750円を所望する。

出てきたエビコロッケは見た目はかなり普通。しかしながらナイフを入れると中はかなりトロトロ。

少し甘めのデミソースとともにいただくとご飯にぴったり。
エビもごろごろ入っていてこの価格でこのクオリティーはかなり嬉しい。

家族でされているのでこの価格でやっていけるのであろう。
厨房には年季の入った御主人と若い方2人。上品な年を召された御夫人と温かいサービス満載の奥さんがいつもいて出前をする男の方もいらっしゃる。。結構多世帯。。

ポークカツも700円。ハンバーグととんカツのついたBセットは730円。。カキフライも730円。。
店の前にコインパーキングあり。。

洋食で癒されるお店です。   

西成区玉出東2-2-26 
06-6651-1669
営業時間11:30~21:30
定休日金曜日

大阪市 岸里玉出(南海) 洋食

三ツ輪【大阪市 大国町】

木津市場にある食堂。。所用でこちらに出向いた時にはいつもこのお店で食事をする。 振り返れば35年くらい前からこちらのお店の先代が料理を作っていたころから父親のお供でこの店に来た記憶がある。

20年前くらいには毎日この市場に買い物に来て朝食を食べて買えるのが常であった。 当時若かった長男さんがお店を仕切り、弟のますお君が外回りを担当。。 お二人とも初老を迎え年月の過ぎる速さを年末に感じる。。

隣のうどんの大和は11時から3時前までいつも行列。。その行列を見ながら入店。いつものように小ご飯と名物の肉巻きとあさりの味噌汁を所望する。あと海老の天ぷらも追加する。

海老天は海老が開いた状態で低温で揚げられる。カリッとはしていないがこれはこれで良しとする。

名物肉巻きは味醂の効いた少し甘めの出汁がご飯によく合う。ふわふわで優しい味の加減は40年来変わらない。ご飯に載せていただくと至福のの味わい。

玉子を割ってみると、中からは牛肉がたっぷり出てくる。すき焼きのような柔らかい肉はまぎれもなく上質の和牛である。

野菜の炊いたものや高野豆腐なんかも大鉢に入っていてそれを選んでいただくのもあり。 天ぷらも好きなものを好きなだけ言えば丁寧に揚げてくれる。

難を言えば店が散らかっていることと出てくるのが遅いこと。。ご飯食べ終わってから粕汁が出てきたりするのはしょっちゅう。。それはそれでしょうがないという寛容の精神を持った客だけが集まれるお店。。

ますお君(推定60歳)の「〇〇のお兄ちゃんいらっしゃ~い」「長い間おまっとうさ~ん」というフレーズは昭和そのもの。。。

私は結構好きである・・何を食べても美味しいよ。。。敷地内にコインパーキングあり。。。 お昼時はずしていくのがコツかな。

 大阪市浪速区敷津東2-2-8  06-6632-6490 営業時間 :  5:00~13:30

大阪市 大国町 和食

奈良の里山料理 ほうらんや

連日の自社店舗宣伝です。。

弊社が奈良で運営する「地産地消」をテーマにした公共施設の中の飲食店。。 公共施設のレストランの概念を取り払った様々な新たな試みは多くのお客さまに支持をいただき高いコストパフォーマンスを常に意識しながら上質な商品の提供を心掛けている。

奈良県で数店舗しか選ばれない「眺望のいいレストラン」にもこのたび選出いただきそのおかげもあってマスコミからの取材も殺到しているようである。 しかしどんなに有名になっても本質は「商品」であることはいわずもがなで、お客さまにとって支払い代金以上の価値を提供できるかでこの店の命運がかかっている ことをスタッフにはいつも言っている。

この日も抜き打ちで最もよく売れている「里山弁当1000円」に釜飯を付けた釜飯御膳1400円をよりブラッシュアップするために客立場でコンパリゾンさせてもらった。

前回お客さまをお迎えする挨拶の声が小さいので大きな声を出す指示をしたところこの日はとてもいい声が出ていた。当店では「いらっしゃいませ」ではなく「ようこそお越しくださいました!」というようにしている。

白いプレートに乗った先付けは「里山のおばんざい」と称し、千切り大根の酢の物・かなり柔らかい自家製胡麻豆腐・大和まなと揚げのお浸し。 「大和まな」はかつては油採り用に栽培していたものが、漬け菜として利用されるようになったもので収穫後の日持ちが悪いため、市場流通にのりにくスーパーなどでは見かけない。

朝晩の冷え込みが厳しくなる12月から2月の間、寒さと霜に当たって、ほかの菜類にはないやわらかさと独特の甘味が増す。油揚げなどとの煮物は、晩秋から冬の懐かしい家庭の味として伝承されていると聞き及ぶ。

 

小皿に乗った天ぷらは海老・柔らかでねっとりした小芋。皮ごと揚げたかぶら。そして大和まな。。かなり美味しい・・

火をつけて15分くらいで釜飯がいいにおいがする炊き上がりと同時に木の箱に入った 弁当箱が運ばれる。。夏場は木の桶だが冬は箱の下に発熱材を仕込み水蒸気でお弁当の中身を温めシズルを出す工夫をしている。

ほとんどのお客さまが蓋を開けると歓声を上げておられる。その姿を見てニンマリする私。 釜飯は大和肉鶏のセセリ肉や地元産のサツマイモなどの野菜をふんだんに使用。

ご飯が少しパラパラしているので若干量のもち米を入れ醤油を少し足すことを指示する。しかしながらお焦げもうまく出来ていてあって相対的には量含めてかなりいい線いっていると思った

湯気の立ち上る木箱の中は金時人参・車麩・香ばしく焼かれた丸大根の炊き合わせ。根菜と干し柿の餡かけ、大和なでしこ卵の温泉卵、さつま芋の柚子煮、白ネギ、里山つくね団子、ブロッコリー旨煮、梅麩。。どれもしっかりと手をくわえられており盛り付けもかなり良い。

これに奈良産のヒノヒカリに五分付の玄米を混ぜた健康ご飯と具だくさんのみそ汁がつく。。本当はもう少し安く提供したいのだが1400円が精いっぱい。

少し贅沢なランチですが大和三山を眺めながらいい時間を過ごすことが出来ると思います。飛鳥や吉野方面の行楽の帰りはお勧めです。

夜は地元のヤマトポークや大和肉どりを使ったつくね鍋1200円よりがお勧めです。奈良のお酒しか置いていませんが種類は厳選しています。。

一度来てみてちょ。五重塔バーグも面白いよ。。

*年末は25日まで年始は5日から営業いたします。

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和食レストラン 奈良県