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邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン) 出張料理

昨日は友人の焼肉店店主がお店で5年間アルバイトをされていたモンゴル人のムルン君の送別会を自分の店でするという事でお呼ばれいただき訪問する。この日は在籍中の従業員や元従業員とその家族、来週から勤める予定のアルバイトなど数十人が大集合。店主のスタッフに対する敬意と愛情に敬服する。

料理は住之江にある中国家庭料理の店「ハンダンショチョカン」の出張料理。
店主の井口氏がこの日のために献立を作りしっかりと仕込みをされた逸品がコースで登場。
井口氏のお店は国道26号線沿い浜口交差点すぐ近くにある看板のない目印もない知る人しか立ち寄れないファザードが印象的な伝説の店。

ビールで乾杯をしてまずは前菜の登場。

2014-08-28 19.27.35

まずは雲南の名物料理、麻辣鶏(マーラーチー)を頂く。低温で調理するのでとても柔らかい。これはビールにぴったり。。焼肉店で借りたお皿が美しいので高級料理に見えるのが面白い。

2014-08-28 19.27.32

砂ずりの黒酢和えもこちらの店のスペシャリティー。臭みは全くない。。コリコリしてとても美味しい。とても優しい暖かみのある味加減。

2014-08-28 19.27.39

青梗菜のサラダ。生で食べるのが面白い。黒い味噌をつけて食すとまたまたビールが進みまくる。

2014-08-28 19.27.29

いちじくのシロップ掛け。単純な料理なんだけど香菜ともよくあう。中国では梨とか桃でもすると言っていた。

2014-08-28 19.40.25

ウズラの卵に塩をかけて食べる料理。殻ごと食べるのが中国流。シャンパンと合わせるとなかなかいけた。

2014-08-28 19.28.21

会場は長居の焼肉店「又三郎」という現在食べログ焼肉部門日本一。最近2号店も出店されて破竹の勢い。

2014-08-28 19.27.48

湯葉とセロリの冷菜。。「セロリって家の食卓に出る事ないから嬉しいね」とは同席した熟女ジュエリーデザイナーの声。

2014-08-28 19.27.44

あさりの酒蒸し。。普通に美味しい。。シャンパンが進みまくり・・・

2014-08-28 20.05.19

ここから温菜が始まる。まずは焼き茄子の炒めなんだけど酸味を含めた味付けが秀逸。この料理がこの日一番のお気に入り。

2014-08-28 19.40.29

中国家庭料理の定番トマトと卵の炒め。最近よく似たものを見かけるが酸味が強すぎたり水臭かったりでこのような簡単な料理ほどテクニックを要する。フワフワでトマトの旨味凝縮でかなり美味しい。夏の夜の晩餐にぴったりでシャンパンにとても良く合う。

2014-08-28 20.16.03

トウモロコシと松の実の炒め。又三郎グランシェフの大森氏はとうもろこしが大好物。夏の間は毎日とうもろこしを食べているとも聞く。その彼がこの料理には両手を上げて大喜び。

2014-08-28 20.05.31

その大森シェフがプロ根性を発揮して即興で活オマールを使ったパスタを作る。ニンニクをオリーブオイルで炒めるところまでは見ていた・・・海老の味噌もたっぷりでとっても美味しい・・

2014-08-28 19.53.36

又三郎さんの和牛を使った肉炒め。クミンシードと塩こしょうのみの味付け。素材がいいとどう調理しても美味しい。。。

2014-08-28 20.55.50

シェフの井口氏がモンゴル人のムルン君のためにつくった羊肉のスープ。あっさりしていてとっても美味しい。クセは全くないのが素敵。

2014-08-28 20.35.26

豚肉を甘辛に炒めたものを豆腐の皮で包んで頂く料理。お酒が進んでしょうがない。。見た目よりもあっさりしているのに驚く。

2014-08-28 21.14.42

この日に私がゲストで呼ばれているのを聞いて井口氏がわざわざ用意してくれた大好物の海老の豆乳煮込み。何とも言えない優しいソースに黒胡椒がぴりっと締まって呆然となる美味しさ。どの料理も塩分も控えめで化学調味料も使わない。とても優しい毎日食したいといつも思うような味の加減。

このあとトロトロに煮込まれた八角がよく効いたスペアリブが出てきて主菜はフィニッシュなり。。ここでメインイベントともなる水餃子登場。

2014-08-30 08.49.29

中国では水餃子は皮を食べる料理で団子のような食感がとても楽しい。。黒酢でいただくこの店の羊肉餃子になれてしまうと、よそでは餃子は食べれなくなる。(この日は豚肉使用でした)もっちりとした食感と、噛めば口の中にあふれる肉汁。一度食べると忘れられなくなる餃子。。

2014-08-30 08.49.25

従業員さんの家族も一緒に餃子作り。これがとても楽しい。皆で作った餃子を皆で食す。

2014-08-28 22.00.00

もちもちしてつるつるしてそこらにある焼き餃子よりも絶対においしい。中国では水餃子の残りを翌日に焼いて食べるらしい。口直しはトマトの砂糖掛け。シロップで一度トマトを洗って砂糖をかける。水分がでなくなる工夫。サッパリしてとっても美味しい。

2014-08-28 22.41.53

お店で提供するのとほぼ同じ料理を出張でしかも一人で作られる井口氏の技術の高さと感性が突き抜けた料理内容に皆大満足。
浜口にあるお店はいろんな人に紹介するけどみんなリピーターになる。。そんだけいい店なり。。

大阪市住之江区浜口西2-11-18
06-6678-3078
営業時間 13:00-23:00
定休日 木


カテゴリー 住之江, 住吉公園, 中華料理 |

邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン) 5月

住吉大社と中国に一番近い店といわれる会社帰りに友人とヘビーユースする中国家庭料理のお店。

お店の場所は国道26号線の浜口という交差点の北西交差点のサーフショップの横。お店の見た目はかなり怖い。普通の人は入らない。。というより入れない。

この日は支店の若手調理師を本社に集めてミーティングをしたあとの会食。6人以上で食す15品からなる一人3000円のコース料理がお勧めなんだけどこの日は羊肉をガッツリ食べようと言う趣向。

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まずはビールで乾杯をして冷菜をいくつか頂く。なすびの冷菜。。どうやって作るのかは全くわかんないけどさっぱりして美味しい。

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湯葉とセロリの和え物。これもビールにとても良く合う。シャキシャキのセロリが暑気を払う。

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砂ずりをボイルして黒酢で和えたもの。素材が新鮮なのと調味液の塩梅が絶妙。香菜もいいアクセントとなっている。

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青梗菜を生で食す。こういった食べ方もあるのかという事で目から鱗状態。味噌をつけて食すとまたまたビールが進みまくる。

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ここで肉の登場。。オーストラリア産と言っていた。中国では羊の焼肉が普通らしい。これを鉄板でジュージュー焼きまくる。

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柔らかいロース肉。塩と唐辛子、クミンをぶっかけて食す。それぞれ掛けすぎるくらい掛けるのが秘訣。。タレなどは不要で柔らかくてとっても美味しい。クセは全くない。美味し過ぎて肉をお替わりしまくる。

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生のベビーコーンは一本100円。湯がくととっても美味しい。。青臭いけどこれはこれで初夏の味覚としていい。

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口直しはトマトの砂糖掛け。シロップで一度トマトを洗って砂糖をかける。水分がでなくなる工夫。サッパリしてとっても美味しい。

これらの料理を食して飲み物入れて一人3000円くらい。強烈なコスパに皆驚きまくり。大人の中華料理に皆満足なり。

大阪市住之江区浜口西2-11-18
06-6678-3078
営業時間 13:00-23:00
定休日 木


カテゴリー 住之江, 住吉公園, 中華料理 |

邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)

住吉大社と中国に一番近い店と私が普段のたまう気の置けない友人たちとの会食にヘビーユースする中国家庭料理のお店。国道26号線沿い浜口交差点すぐ近くにある看板のない目印もない知る人しか立ち寄れないファザード。個人的には大阪屈指の中国料理店と太鼓判。

この日は友人12名と円卓を囲んで店主お任せのコース料理を所望する。

2014-03-03 20.27.45

まずはビールで乾杯をしてゲストとして同席いただいた中国語の先生のリクエストでオリジナルの「豚肉の酸味の効いた甘辛炒め(」正式な名称があるんだけど忘れた・・)ビジュアルだけで美味しいのがわかる逸品。

2014-03-03 20.15.50

セロリと湯葉の和え物と豆腐の皮のピリ辛和え。豆腐とピータンの和え物の冷菜三種盛の登場。これだけでビールが3杯頂ける内容。

2014-03-03 21.05.06-2

鶏肉のカレー炒め。スパイスをいろいろと入れているんだけどベースの味がとっても優しいのでいくらでも食べる事が出来る。野菜もたっぷりで身体にとっても良さそう。塩分控えめで化学調味料も極力使わない。世の中にある中華料理とはテイストやベクトルの向きが全く異なる。

2014-03-03 20.37.58

鶏の丸焼きにしたものを醤油で煮込んだもの。ピカピカしてツヤツヤして美しいんだけど頭もついていて少し怖いと同伴者は言ってたけど個人的には全然問題はない。

2014-03-03 21.48.35

店主が厨房で解体してくれると目にも鮮やかな鶏料理となる。八角と香菜がいいアクセントを出している。骨までしゃぶり付いてしまった。

2014-03-03 21.08.18

砂ずりの冷菜も生まれて始めて頂いた。とても優しい味の加減でいくらでも食べる事が出来る。狭い厨房の中は家庭用のガスコンロとテフロンのフライパン。全く飾り気のない店内は床は土間。会議テーブルに折り畳みの椅子。。壁に貼り付けられたメニューは中国語なので理解不能。

2014-03-03 21.09.19

椎茸と鱈の卵の煮物。中国でも沿岸部はこのような料理もあると言っておられた。

2014-03-03 21.09.29

ミニ青梗菜のサラダ。というか生野菜を味噌につけて食す。でもかなり旨い。。目からうろこの食べ物。。

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ブロッコリーを湯がいて生の大蒜を加えたお浸しのような冷菜。いつの間にかお酒が紹興酒に変わっていた。どんどん食べ進む。友人たちも「美味しい〜」を連発させながら食べまくる。

2014-03-03 21.21.33

2色のキクラゲの冷菜はマスタードのソースがポイント。見た目よりも辛くはない。ビジュアルの美しさが秀逸。

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3色のピーマンを黒胡椒で炒めたもの。簡単に見える料理なんだけど普通以上に美味しいのに驚く。

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生きた白魚の稚魚登場。網ですくってポン酢をかけて頂く。(というか丸呑みする)ポン酢をかけると身体に沁みるのかピチピチはねまくる。それを一気に頂く。コリコリして美味しい。

2014-03-03 21.38.19

ここからは温菜となる。牛あご肉のピリ辛炒め。普通に美味しい。。お酒がどんどん進む。同じようなテイストの味に見えるけど素材によって調味料を変えるので飽きない。

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生のカンパチの中華風のカルパッチョ。中華の海鮮はよく頂くけどこのピリ辛の和え方と香菜の取り合わせは衝撃的。しかし旨いな。。。

2014-03-03 22.25.22

好物の羊肉の炒め。これはシンプルに玉ねぎの甘味と塩と胡椒、クミンシードと唐辛子での味付け。マトンの臭みは全くない。肉も柔らかくてこの料理も必ず食べてほしいこのお店のスペシャリティー。

2014-03-03 22.33.43

トウモロコシと松の実の炒め。四川出身の中国語の先生もこの料理には大喜び。

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豚肉を甘辛に炒めたものを豆腐の皮で包んで頂く料理。お酒が進んでしょうがない。。見た目よりもあっさりしているのに驚く。

2014-03-03 23.05.19

山芋の甘辛炒め。。こういった料理が不味いわけがない。どれだけ料理が出てくるねん状態。楽しい仲間との会食なので話題も途切れる事もない。大阪にいながら 邯鄲市の家庭料理が食せる希有な店に参加者大喜び。

2014-03-03 23.24.23

大好物の牡蠣の豆乳煮込み。黒胡椒がアクセントなんだけど味わいはとってもまろやかで優しい。

2014-03-03 23.33.15

最後はこちらのお店の看板商品となった水餃子。今年からは羊肉オンリー。大人な感じで個人的には大好き。ご主人はこの日はサービスで客席で皆と一緒に作ってくれた。材料は薄力粉と塩のみ。

2014-03-03 23.37.35

必死のパッチで作っている姿を端で見てたら結構おもしろい。。出来上がった餃子を皆で黒酢を浸けて食べまくる。モチモチのシコシコ。「この形の歪んだのは〇〇さんがつくったやつやん」とかいいながら童心に戻りながら餃子を食す。

2014-03-03 23.46.24

中国では水餃子は皮を食べる料理で団子のような食感がとても楽しい。。黒酢でいただくこの店の羊肉餃子になれてしまうと、よそでは餃子は食べれなくなる。もっちりとした食感と、噛めば口の中にあふれる肉汁。一度食べると忘れられなくなること間違いなし。

構えやメニューなども一般的な女性が好む店ではないのだけど、感性が突き抜けた美味しいものがわかる世代の方には男も女もないということ。いろんな人に紹介するけどみんなリピーターになる。。そんだけいい店。。

これらのコースがで6名以上で一人3000円。強烈なコスパに皆驚きまくり。この日は滞在時間4時間。子供には難しいと思うが大人の僕たちには桃源郷。

大阪市住之江区浜口西2-11-18
06-6678-3078
営業時間 13:00-23:00
定休日 木


カテゴリー 住之江, 住吉公園, 中華料理 |