マラソンを完走したあと温泉で汗を流して表記の別府で超有名な郷土料理の店で一人祝勝会。場所は別府駅東口のロータリー前にある。
別府発祥かつ大分県民のソウルフードである「とり天」とビールを愉しむ。行列の絶えない人気店だけど夕方の早い時間に訪問したのでカウンター席を確保。観光客のみならず地元客にも人気の店らしい。
別府市内だけでもとり天を出しているレストランは100件以上あると聞き及ぶ。東洋軒と言う中華レストランが発祥(今でもある)で前日に訪問した寿司屋でもサイドメニューでとり天があったのには驚いた。
ほどなくして出てきた名物のとり天は、細長いスティック状の鶏肉に厚めでふわっとした衣を纏う。酢醤油のような酸味のあるタレを上からぶっかけてそれをタルタルソースに付けて食べるという趣向。上品なチキン南蛮という感じであろうか。
お店の姉さんに「このたれは酢醤油ですか」と聞くと「違う」とのこと。レジでこのたれが販売されていたので成分を見ると醤油、酢、レモン果汁、砂糖と書かれていた。この酸味がポイントと感じた。。
食感はカリカリしたころもにジューシーさ残し、かつコリコリした食感が特徴の仕上がり。言われなければゲソ天のよう。ころもは大きくて肉部分は極僅か。しかしそれがビールによく合う。お店によって肉の部位、下味や衣の色、タレや辛子の有無、カボスがついていたりニンニクがしっかり効いていたりとバリエーションも豊富と言ってていた。
付け合わせのキャベツサラダも丁寧に作られていて美味しい。あっという間に完食して店を出る。刺身や豊後牛など地元の食材をふんだんに使った料理がたくさん。大勢で来ると楽しく会食出来るであろういい店である。。こちらのお店の本店は北浜公園と言う駅から徒歩5分に位置する場所にある。。
大分県別府市駅前本町3-7