丸元

所属するジムのボクシングの試合観戦後に千日前の丸源に訪問。いかがわしいお店満載の路地を入ってまさに路地裏にひっそりとたたずむ昭和の香り満載の老舗。ひと月に数回行くほどのヘビーユーザー。 朝青竜が現役のころ大阪場所中は何度も来ることは結構有名。梅宮アンナや島倉千恵子もたまに来られるという界隈の噂。いつも通りコースをいただく前にお造りの盛り合わせをいただく。 シマアジ、ヒラメ、赤貝、鳥貝、甘エビ。。。どれも美味しいとしか言いようがない。。 tmukuri.JPG お造りをいただいた後はすっぽんコースの始まり~。すっぽんは、良質のたんぱく質やアミノ酸が豊富で、動物でありながらアルカリ性食品であり、脂肪は植物と同じ不飽和脂肪酸です。(受け売り)他の動物や魚類にはみられない、すっぽんにだけ特有の脂肪らしい。だからコクがあってしかもあっさりしているのに納得。最初はえんぺら(甲羅の横の皮)のポン酢かけで河豚の皮によく似た食感。ディスイズコラーゲン。。。葱とポン酢は相性ドンピシャ。さすが創業51年・・・ それと生肝の盛り合わせ~。肝臓はニュルとした食感だが臭み全くなし。海苔に挟んで塩をかけていただく。焼酎のロックをあおりながらむしゃむしゃと食べまくり。見た目が少し怖い感じなのでムリな人もいるが肉のレバーよりあっさりしていて味が深い。。。まっかっかの心臓はぴくぴく動いて生命力の強さを感じさせる。。。もちろん普通にいただきます。 胆嚢は苦いから噛まずに飲み込んでという指示に素直に従う。イクラの様な大きさの卵も大好物。。甘くて濃くてトロリとした深い味はもうやみつきになる。 mkimo.JPG メインの鍋は最初からお椀によそってくれる。このスープが大好物。お餅や白菜いろんなものが入っていてすっぽんの身がごろごろしている後ろ脚の部分がみつ足という場所で一番旨いところ。鳥肉のモモを連想させるシコシコとした身は大好物。えんぺらなどのツルリンとした部分もいっぱい入っていて、ここは首かなとか言いながら骨にしゃぶりつきまくり。生姜の香りも食欲をそそる。。おかわりもあって2杯目は鷹の爪とニンニクパウダーを投入し味わいを変えていただく。ええ出汁がいっぱい出て旨みも強くとても優しい味がすっぽんの醍醐味。 この後の雑炊は具は卵だけ。。少し入った玄米の口当たりも良く大満足。 ずっと昔からコース5000円。。 msu-pu.JPG デザートは洋ナシと苺。。昔、京都の●市ですっぽんコースいただいた時デザートは皮付きみかん一つだった。コースで23000円なのにひどすぎ・・・醤油辛くてお店も7時半までなので(今時こんなのありか)はよ出ていけみたいな経験をしたことがある。それに比べるとなんと素晴らしいハイコストパフォーマンスであろうか。接客はあまりいいとは思えないが別に無礼ではないしええ大阪のおばはんと思えば問題ない。 ddezato.JPG 大阪府大阪市中央区千日前1-9-9 日曜休み 06-6211-2298


カテゴリー 難波, 日本橋, 寿司 |