近畿大学に仕事で用事があったので社員君と2人で近大通りと呼ばれる通学路の途中にある表記の店を訪問する。現在近畿大学は私立大一般入試の志願者数で3年連続全国1位で2位の明治大学とは1万人以上開きがあると聞き及ぶ。志願者の偏差値レベルは慶応がダントツであるがこちらの大学は近年新設した国際学部の人気が特に高いと言っておられた。
店のファザードはわざとやってるのかと思うくらい古びた看板をはじめとするオールドなテイスト。ショーケースの中も歴史あり。11:45の時点ではノーゲスト。若い女性(多分お店の娘さん)の呼び込みにつられて入店する。店は薄暗くて年季の入ったテーブルと椅子。壁には月亭八方さんや赤井英和さんの色紙が並ぶ。黒電話や昭和にあったレジスターがいい味を出している。
メニューはオーソドックスな洋食。カレーライスは430円。サーロインステーキは4000円。いろんな意味で突っ込みどころ満載。私は海老フライ780円を所望。ご飯の量を聞かれる。小を頼むと世間の並くらいのサイズ。出て来た海老フライは大きな衣と小さな海老のバランスが面白い。フライの下には大量のぐにゃぐにゃに湯がかれたスパゲティーが潜む。
フライの衣はしっかりと揚げられていてかなり噛み切りにくいが学生にはいいのであろう。トマトと胡瓜とキャベツとパセリがヘルシー感を醸し出す。
社員君はチキンソテーを所望。鉄板がジュージュー音を立てる。ボリュームにビックリで運ばれてくるなり鉄板を新聞紙でガードされ、 「油がはねるから、しばらくこれ持っといて。」と言われる。チキンの下で真っ黒に焦げた玉ねぎと無意味なくらいたくさん入る人参がナイスらしい。
横のテーブルの学生が注文しているこの店の名物の「ガチャ焼き」なるものは一日に必要な量の野菜が取れる野菜炒めらしい。鉄板の上でてんこ盛りになった大量の野菜炒めに卵が乗っかって富士山のように盛られた500gくらいのご飯と一緒に食べる学生が多いらしい。
店主の娘さんが来年でこの店は50年を迎えると言っておられたのが印象的。
そのあとはすぐ近くにある「焼きマン」というテイクアウト丼の超繁盛店を訪問。
「あま辛丼」420円を注文して店の横の青天のイートスペースで学生に混じって丼を食す。大きな鉄板で鶏や豚やスジ肉を炒めてご飯の載った丼の上に乗せるだけの簡単調理。ひっきりなしに売れるのでどんどん焼いて作りまくる。
イートインスペースはお母さんの手作り弁当は持ち込んでいいらしい。甘辛く炒められた鶏肉と豚肉とその下にはふわっとした玉子焼きがのる。マヨネーズがジャンクさを引き立てる。口には合わなかった・・・・
東大阪市小若江3-7-5
06-6723-0036
ランチ11:00~ 15:00
夜 17:00 ~ 21:00
日曜日、祝日休み