*自身の備忘録を兼ねているので文章が面白くないと思います。。。数日続きますので興味ない方は読み飛ばしてくださいね。。
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ロサンゼルス界隈で今一番人気があり、予約が取れないという超人気店「MB POST」(マンハッタンビーチポスト)を朝一番に訪問。
10時40分くらいに到着なんだけどすでに満席で1時間くらい周辺で時間をつぶす。ビーチバレーやサーフィンをしているのを見ていると時間がゆったりと流れる。
この店はセレブ御用達の店で客と店員が綺麗。店内は1960年代のアメリカの郵便局をイメージ。アンチークでヴィンテージな装飾がとてもいい空気感を出している。バーもあって、ダイニングからはキッチンも見える。天井高は5メートル
ココットを使った料理が名物。驚くことにこのお店は日商150万を売り上げ、 年商5億円オーバーの大繁盛店とあとで聞く。席数は70坪で100席。
人気の理由はダウンタウンにあったミシェラン獲得のウオーターグリルと言う超有名シーフドレストランで6年間総料理長をした方が独立して出されたと聞く。価格はとても高めの設定。料理もタパス形式なのでたくさんの種類を頼んでしまう。
メニューは1人1人封筒を渡されて、その中に書かれている。
この店のエッグベネクトはフライパンにのっかって登場。アメリカではブランチメニューの定番ともいえる卵料理はベーコンの替わりに生ハムがはさまれていた。とってもお上品で卵の火入れも完璧。オランディーズソースも質がよくしっかりとコクと酸味があって滋味深い。この店も化学調味料不使用とのこと。
野菜もいっぱい入っていてさすがセレブ御用達と言った感じである。ランチであっても滞在時間は一時間を超えると聞く。私も1時間半滞在した。
Bacon Cheddar Buttermilk Biscuitsはこの店の代表メニュー。。チーズの風味と生地の口溶け感が秀逸。その他の料理もとっても独創的。。
1142 Manhattan Ave.
Manhattan Beach, CA 90266
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そのあとはデリ業態の繁盛店「レモネードカフェ」
ショッピングモールの2回という悪立地なんだけど一日の客数は600人。
客層は8割女性で女子会をしている方が多いのと ファミリー と若いグループが中心。
客単価は平均15ドルと聞く。
坪数100で席数は130席。。。こういう店がありそうでなかった。日本にも似たようなものがあるのだが大きな違いはファインダイニングの一流の料理人が料理を作っているので何を食しても低価格で美味しい。
好きな総菜を選ぶもよしセットメニューを選ぶもよしサラダや温野菜、サンドウイッチ、スープ、パン、ピザ、デザートまでクオリティーに抜かりなし。
2年前に訪問したスープランテーションの店に近いが料理のレベルと内容が全く異なるために勝ち組と負け組に別れたと聞く。
料理を注文するために並ぶんだけどこの導線が華やか。。行列になるために待ち時間が少なくてすむ。着席まで20分くらいかかる。ハリウッド在住セレブもたまに見かけるらしい。
作業人数は案内1人、カウンター6人、キッチン7人、レジ2人。。。席数を鑑みると人事が多いかもしれないが平均値よりかなり高い売り上げ利益を上げていると聞く。天井は4mの高さでレモンイエローと白の内装は清々しい。そこにオープンキッチンのステンレスが効いていてso coolな空間を作っている。
客の平均購買点数は4つ。。オープンキッチンで作る料理のシズル感とダイナミックなプレゼンがあるためについたくさん買ってしまう。
もちろんレモネードCafeだからフレッシュないろんな種類のレモネードがあるんだけど普段飲み付けないのと量が多いので50才前のおっさんにはイマイチだった。
Lemonade Cafe
9001 Beverly Blvd.
West Hollywood, CA 90048
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P.F. Chang’s China Bistro
(P.F.チャンズ・チャイナビストロ)
PFチャンズチャイナビストロを訪問。約4万店の中国人が経営する中華料理の分野に、「ビストロ」というコンセプトを導入。一言で言えばアメリカ人によるアメリカ人のための中華。だいたい1皿10ドル
味付けは相対的に甘い。グルタミンソーダ(味の素)は不使用。いまや全米主要と自然体にカジュアルダイニング網を構築。大衆中華料理をブランド化した成功例。
代表メニューのレタスラップ(中華のアンチョンソン)は、あまりの大ヒットで、競合各店のメニューに載るようになったらしい。日本でよく見るものだけど・・・
モンゴリアンバーベキューはマリネしてあって異常なくらい肉が柔らかい。味は甘くて少し抵抗あり。しかしアメリカ人にとってはドンピシャなんであろう。照り焼きチキンも同様であった。
客単価は21.5ドル、店舗数207店、1店舗あたり平均年商は69000万円ですべて直営と聞く。驚愕の数字である。
麺を啜るのが苦手なアメリカ人のためにジャージャー麺をカットするサービスには驚いた。。文化の異なりがよくわかる。メニューもすべて食材別になっているのも興味深い。アメリカ人のためのビストロなので紹興酒はおいていない。
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Pei Wei Asian Diner(ペイウェイ・アジアンダイナー)
ペイウェイ・アジアンダイナーは上記の店と経営母体を同じくする上位業態のカジュアルプラス。。低価格で「P.F.チャンズ・チャイナビストロ」と同品質の料理を提供する。
お客は立地・空間・提供方法・サービスをトレードオフすればビストロ(P.F.チャンズ)と同品質の料理を安く食べられる。
つまり、美味しいものを食べるためにビストロとの立地や空間、提供方法、接遇の差を我慢すれば一定の価値を得ることができる。ファストカジュアル業態。
トレードオフの内容はポーションを減らす、プラスチックの器、皿の点数や薬味の品数
レタスラップなどの看板商品はほぼ内容が同じであった。。この辺りが素晴らしい。P.F.チャンズのブランドを損なわずに小商圏化してテイクアウト比率を高める。。
現在185店舗で80坪くらいの店舗で平均年商1店舗あたり17800万円。フライパンから火が出まくる躍動感溢れる手作り感を感じさせるオープンキッチンが特徴。。。同時に両店を見比べ食べ比べていい勉強をさせてもらった。。