湯どうふ かどのや【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地で歯科治療の帰りに表記の店をランチタイムに訪問。ダイビルの北側、かが万のお店の地下にあるかが万グループのお店。
夜は湯豆腐なんだけどランチタイムの天丼1500円が有名でほとんどの客がそれを注文している。そん他にも親子丼1300円や天重2000円、天ぷらコース5500円、手打ちそば各種1300円〜など。この日は天丼を所望する。

店内は白木のカウンターとテーブルがある割烹スタイル。最初に突き出しの胡麻豆腐。特にどおってことはない。

天丼は海老が3匹。丁寧に揚げているので小ぶりで冷凍だけど食感がとても良い。それ以外は玉ねぎとキノコ。卵は3個使用で火入れ加減がとてもいい。

たっぷりと出汁を吸ったふわふわの玉子がご飯によく絡んでとても美味しい。一気に完食ごちそうさまでした。

大阪市北区堂島1-2-33 坂ビル 地下1F
06-6341-8877

大阪市 梅田/JR大阪 天ぷらどんぶり和食

伊和歌【大阪府 能勢郡】

能勢のときわ台という駅の近くにある表記のイタリアンを読者さんに紹介いただきランチタイムに訪問。駅からは徒歩1分で開業されて2年になると聞き及ぶ。アラカルトメニューもあるけど地元の野菜をふんだんに使ったイタリアンコース2200円と魚料理のついた3300円のコースがおすすめとのこと。今回は3300円のコースを所望する。

最初に自家製人参ドレッシングをふんだんにかけた野菜サラダ登場(写真なし)。続いて塩分を控えた自然な甘さが際立つ新玉ねぎのポタージュ。これは印象に残った・・・

前菜の一皿目はオムレツ風のフリッタータ。キッシュのようなビジュアルだけど玉子焼きになっている。パンに隠れてしまっているのが筍、椎茸、大根、人参を使ったアヒージョ。丸いボール状のものはアランチーニ、いわゆるライスコロッケ。

2皿目の前菜は新玉ねぎのポッシェと真蛸のマリネ、ポレンタ(とうもろこしの粉を固めたもの)と自家製スモークチキン。

パスタは春キャベツとベーコンのアスパラクリームソース。こちらのお店ではパスタのモチモチ感を引き出すために圧力鍋を使うとのこと。ソースはとても濃厚。

この日の魚料理はスズキのアクアパッツア。煮出されたスープがとても濃厚。残さずパンにつけて綺麗に平らげる。

カフェメニューも豊富で何種類かあるシフォンケーキや焼き菓子もとても美味しそう。この日は女性客で満席でした。。地元に根ざした良いお店です。

お店のHPはこちら

大阪府豊能郡豊能町ときわ台1丁目11番4号
070-8970-8361

大阪府 能勢郡 イタリアン

すし豊 5月【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記の寿司店を友人と訪問。チンチン電車の東天下茶屋駅から徒歩5分。関西の江戸前寿司のパイオニアと言われているお店で雑誌などにはよく掲載されている(テレビ出演は辞退されていると言っておられた)創業50年以上となる老舗店。

お店は昭和の風情漂う外観で引き戸を開けると8席のカウンター席が並ぶ(小上がりテーブル席もあり)。若い頃6年間東京の老舗寿司店の新富寿司で修行をされ1970年の万博の年に大阪に来てから現在まで寿司一筋の人生を送られている高齢のご主人とそのご子息、奥さんで切り盛り。

目の前にある水槽の中には岩魚が泳ぐ。少し前は琵琶湖の天然もろこが泳ぎ、6月からはご主人が自ら釣る和歌山の鮎などが入る予定。

生ビールと共に出てくる突き出しは小芋を鮑を炊いた時の出汁で煮たもの。鮑から出るゼラチンがいい味わい。

続いて三河湾の桜海老。最初は何もつけずにそのままいただくことを勧められる。もずくもこの店の名物で湯がきたてを夏場に鱧の骨でとった出汁でいただく。もずくを食べ終わったら出汁を湯で割っていただく趣向。

生の岩のりに葉山葵を刻んだものを混ぜたものもお酒のあてにピッタリ。

水槽の岩魚を時間をかけて(約30分くらい)香ばしく焼き上げる。しっかり焼き上げた岩魚を酒器に入れてそこに熱いお酒を注ぐ。この「岩魚の骨酒」もこの時期だけのご馳走。1回に2合ずつ熱燗を注ぐ。ご主人曰く3回目(6合目)が一番エキスがよく出てお酒が美味しくなるとのこと。

お酒で煮出した岩魚は味噌を塗りつけて再度焼き上げて供される。これは界隈ではあまりいただけないご馳走。

このあとは寿司をおまかせで握っていただく。最初に大阪湾のハリイカ。中に黒ごまが鋳込んでいてとても香ばしい。続いてしっかりと塩を当てて締めた天然鯛。大きな片身付けの小肌、マグロの漬け(私はパス)、強めの火入れと味付けの蛤、片面を炙って紅葉おろしでいただくカンパチと続く。

締めたヒラマサを紅白のかぶらで巻いて唐辛子を添えたものは「味の三段ロケット」という名称で「食べてる間に味が3回変わるよ〜」というご主人の講釈と一緒にいただく。

続いてこの時期ならではの鯛の白子。大阪湾のシラサエビ、鯖の漬け、「うちの店で一番柔らかいよ〜」という講釈と一緒に煮鮑、「火傷しないように気をつけてね〜」と言いながら出されるふわふわ食感の煮穴子など。

最後に「アジノリ」いかがですかと聞かれ「味付け海苔」が出てくると思っていたら締めた「鯵」を手巻きにしたもの。ウイットに富んだ会話も楽しい店で思いっきり飲んで食べて会計は一人1万円弱。おすすめの名店です。

過去のすし豊はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日

 

大阪市 東天下茶屋 寿司