2012年04月

蕎麦切り 大城

日曜日は朝から長居公園でランニング。温かくなってきてたくさんのランナーに交じって20キロ走。

そのあとランブース近くのお気に入りの蕎麦切り大城さんに突撃。。。料亭のようなお店の作りで本格的な蕎麦を提供。しかし価格は超リーズナブル。。。

いつも昼はいっぱいでつまみを食しながら昼酒の方もちらほら。客層はかなりアダルト私もとりあえず生ビールをいただき前栽をながめながらしばしの休息。

突き出しに新物の鳥貝とホタルイカの盛り合わせを所望。それぞれどこにでもあるものなんだけど手間の掛けようと技術の高さで料理屋の仕事に昇華されている。付け合わせの胡瓜も種をとってとても細かくスライスされ酢みその完成度も完璧である。茗荷の色の出し方や酢の漬け込み具合などかなりのレベルの高さである。

器もとても趣味がいい。日本酒をリクエストすると冷蔵庫から茨城産の山廃吟醸「百歳」をマダムが薦めていただいた。。少し辛口だがこの店の蕎麦にはとてもよく合う。。。

しらす丼と蕎麦のセット950円をいただく。いろんなセットメニューがあって「蕎麦=お腹が膨れない」という考えを打ち消している。なかなかお客さま目線で商売のセンスの良さが感じられる。個人的にもこの店のしらす丼は大好物でふわふわでエグミもなくウズラの卵の黄身とよく合って一気に胃に入ってしまう。

蕎麦はこの日は福井県丸岡産と言っていた。挽きぐるみなんだけどとてもいいアロマとすっきりとした甘味があり後味もとてもいい香りが鼻に抜ける。。。汁の甘さは関西風でこれはお好み。。。鰹出汁がしっかり効いて醤油の角も全くない。蕎麦も量がたっぷりあってとても良心的。蕎麦湯もとっても美味しい。

庭を見ながら日本酒と蕎麦。。。とてもいい時間を過ごさせていただける。。ここは西田辺の桃源郷なり。。

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13


カテゴリー 鶴ヶ丘, 長居, 西田辺, 麺料理 |

イルマーニ 4月

友人3人と長居公園でランニング。西田辺の入船温泉で汗を流してロビーでビール。そのあとまん前にあるトラットリアで会食。。この時間が1週間の中で一番楽しい。。西田辺周辺はシャープ本社がありリストランテも多くかなりの激戦区である。

ここ最近近辺のいろんなお店を食べまくったが最もCPも高くかつ料理が美味しいなあと思ったのはこの店であった。結構こだわりがあるワイン3杯と500円の小皿料理が2つ選べるワインセット(2000円)がお気に入り。パンもどんどん出してくれるのでそれだけでランニングの後の食事には充分。

最初はスパークリングを所望してそのあとはコクのある南アフリカの白ワイン。そのあとはポルトガルの赤ワインで〆というのがここ最近のパターン。4人で訪問したので小皿料理8品注文し少しづつみんなでいただくとちょっとしたディナーのよう。

イタリア風出汁巻きはブロッコリーやいろんな野菜が入って取っても滑らか。。。必ず注文する一品。。この日は御主人がスペイン風の卵焼きもあるということでそれもいただく。。

予想通りの味で大満足。。。ふわふわしてていろんなものが入っていてスパークリングにぴったり。ランニングの反省とかしながら食べまくる。

イタヤ貝の苺ソース和えは本日初めていただく。柔らか貝柱と苺とオリーブオイル、塩を乳化させたソースはかなり美味しい。。。この料理も虜になってしまう。真っ黒なのがこれも大好物のスルメイカをトマトと烏賊の腸で煮込んだもの。。。美味しすぎる。。。ボリュームもたっぷり。

骨付きのハムを切ったものと豚肉のパテもワインによく合う。。添えられた生野菜やピクルスも上質。。

オリーブとピクルスの盛り合わせも口直しにぴったり。。

最近はまっている牛バラ肉の赤ワイン煮込み。。こっくりとした味の深さが赤ワインとドンピシャ。。パンもどんどん進む君。。付け合わせのさつま芋が超甘いのにも驚く。。

シェフ一人なんだけど気配りも抜群でかかっているBGMもかなりオシャレ。。。2000円でこんなに上質の時間を過ごすことのできる店は私は他には知らない。。。

この日は10キロを45分25秒で走ることが出来た。。かなりきつかったがどんどんタイムが縮まるのでとてもうれしい。。久しぶりに口から心臓が飛び出るかと思ったぜ。。

地下鉄西田辺駅より徒歩30秒。。。

このあたりイタリアン激戦区だけど一番のお気に入りなり

大阪府大阪市阿倍野区西田辺町1丁目1-6


カテゴリー 西田辺, イタリアン |

ハモンベイベー

最近新地で最もホットな通り(路地)といわれる蜆楽通りにある蜆楽檸檬という生サワー専門の立ち飲みで休憩してそのまま北新地で、北新地の別世界、ディープな店ばかりが並ぶ長屋通りにある今一番熱いワインバーに行く。。

店名も面白いが美人のお姉さん2人がテキパキと切り盛りする活気のある店。

初めての客にも親しく親切に話してくれるこの人たちに会いに来るとも聞き及ぶ。お店はいつも超繁盛満席状態と聞き及ぶ。カウンターにはもちろんハモンハムが鎮座する。グラスワインは、値段設定が500-800円ぐらいで、赤白各種ブドウの品種違いで5-6種類あった。スパークリングとピノを交互にいただく。ラベルが個性的でおもしろい。

お約束のポテトサラダは超山盛り。。。白のワインとドンピシャ。ポトフも大きめの野菜たちが煮込まれていて、和風のおでんとは違う感じで少し薄味でやけどハーブが振りかけてあってかなり美味しかった。玉子とじゃがいもを所望する。それぞれ100円。。。

横の客は大根とフォアグラを食べていただかなり旨そうだった。大根はポトフの鍋から出てくる。。。

この時期はロゼワインが飲みたくなる。。。春って感じが少しうれしい。

腰かけ程度だけど座るスペースもあってなかなかよく考えられている。

小スペースな店だが不快感は全くない、この場所のこのエリアでこの接客スタイルをきっちりと計算の上で行っているとすればとても巧みなマーケティングの力を持った経営者であろう。この店も非常に勉強になった店舗。

北区堂島1-3-28堂島センター1F
06-6342-1558

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この後は隣に隣接する「大西デンキ」という名の立ち飲みに行く。。。この店もとってもユニーク。。

立ち飲みなんだけどなんかよくわからん店。でも接客がとっても良くて話しこみまくる。。

そしてそのあとはこの店の系列の「梅田ライト」30分飲み放題2000円のカウンターのお姉さんがお話ししてくれるバーに行く。。。この店の経営構図も勉強になる。。。

翌日自宅のマンションの庭にモクレンの花が満開になっているのを発見。前日のバーの照明を思いだしてしまった。。。


カテゴリー 梅田/JR大阪, その他料理, 居酒屋 |