2023年03月

料理屋 稲家 4月【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の表記の店を社員くんと一緒に訪問。こちらも最近ずっと定期訪問しているお気に入り店。北新地駅11-23出口から徒歩1分、ステーキロンの裏側の北新地プレイスというグルメビル7階に位置する。三宮のミシュラン店「植むら」で修行をされた向井理そっくりの店主が営むお店。高級店だけど席はいつも賑やかでワイワイ言いながらの食事にはいい。

リッチ特性上、ホステスさんとの同伴客が多いので18時スタートでも20時には終了する。カウンター8席で19800円(税・サ別)でだいたい支払いは3万円くらい。

2021年2月にオープン以来ずっと通っているお気に入り店で三宮のミシュラン店の「植むら」で修行をされた向井理そっくりの店主が営むお店。18時と21時一斉スタートの2回転制でおまかせコース 19800円(税・サ別)のみ。支払いは3万円くらい(高級ワインやシャンパンをいただくとかなりの値段になる)。好き嫌い、苦手な食材は事前に聞いていただける。

この日は最初にビールをいただく。ご主人のご挨拶の後は蓬豆腐をじっくりと炙ったものが供される。しっかりめの出汁をかけたもので蓬の香りともっちり食感を楽しむ。

続いて大ぶりの日月椀が登場。蛤の出汁を使った若芽と筍の入った身体に染み渡るオーセンティックな逸品。

刺身は目の前の炭で皮目を炙ったケンケン鰹の漬けが供される。私は赤身が苦手なのでトロトロの大きな甘海老の漬けに変更いただく。

旬の飯蛸は脚はさっと湯がいて卵の入った頭部分はパサつきを抑えるため低温調理。独特の。ねっとりとした食感がとてもいい。ジュレにしたタレと一寸豆と菜の花が添えられる。

焼肴は大きなサイズの太刀魚を醤油ベースのタレで付焼きにしたもの。下には芹を炒めたものが敷かれる。日本酒がすすみまくる香ばしい味わい。

八寸はベーシックな赤貝のぬた和え、かなり瑞々しい三度豆の胡麻和え、いい塩梅に味をつけた河内鴨の鴨ロースの3種盛り。

河豚の竜田揚げも目新しさはないけど日本酒にぴったりの味わい。

少し甘めの塩梅の飛露頭の炊き合わせ。ふわふわの仕上がりはさすが。。

釜炊きの白ご飯を一膳目は炊きたてアルデンテで供される。

続いて白魚を天ぷらにしたものを混ぜ込んだご飯にはカラスミがかけられる。

目の前でフライパンを使って作られるしぐれご飯。甘辛い和牛肉がとても美味しい。

酒粕を使ったやわやわのプリン。桜の花の塩漬けが載せられる。。こちらでフィニッシュ。。

この日いただいた甘口のお酒3種。綺麗な切子のぐい飲みでいただくとなおさら美味しい。ごちそうさまでした。。。

過去の料理屋 稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-3177

大阪市 梅田/JR大阪 和食

ばんざい UTAGE【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野区にある表記の店を一人で訪問。阪堺電車の東天下茶屋駅前にある「Ikedaya BBQ style」を間借り営業。毎週水曜日の16時から21時までの営業。

業態は「カラダにもココロにも優しい」をテーマにしたおばんざい店。食材の野菜や米は隣接する「THE MARKET grocery」の有機野菜を中心に使い、豆腐やおからなどは、京都のあらいぶキッチンから、調味料も有機素材を使った化学調味料無添加の物を中心に使用。
メニューは営業前日の火曜日に届いた野菜を見て決定とのこと。

メニューは前菜9種類(各400円、お任せ7種盛り1500円)とメイン2種、締め1種のみ。ナチュールワインとともに前菜を9種類盛りとメインの春キャベツの春巻きを所望する。

しばらくして前菜着皿。12時の地点から時計回りに・・・

・「カレー味のジャーマンポテト」ー池田屋のベーコン、有機カレースパイス
・「ブロッコリーの白和え」ー有機ブロッコリーと有機大豆を使った木綿豆腐
・「スナップエンドウと卵のサラダ」ーひまり農園のエンドウ、平飼い卵
・「かぶの生姜焼き」ーカウチ農園のかぶ
・「アラメの炊いたん」ー海の子家族のアラメ、有機大豆を使った薄揚げと木綿豆腐
・「芽キャベツのクミン炒め」ーひまわり園の芽キャベツ、有機クミン
・「菜の花の胡麻和え」ー谷農園の菜の花
・「菊芋の甘辛」ー農家ながいの菊芋
・「ソイミートの麻婆大根」ー有機ソイミート、かうち菜園の大根

一捻りした料理はどれも野菜が美味しくてびっくり。しっかりした味付けはお酒にもぴったり。

続いて「春キャベツの春巻き300円/本」をいただく。柔らかくて甘い春キャベツが秀逸。アットホームな味わいが心に染みる。。

締めは原木椎茸の炊き込みご飯とかぶ菜のナムル500円なんだけどお腹いっぱいで次回の楽しみにする。

詳しくはこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町6-25
毎週水曜のみ16:00頃〜21:00(ラストオーダー20:00)
場所:THE MARKET(ikedaya BBQ Styleを間借り)

大阪市 東天下茶屋 和食

Mカッセ 3月【大阪市 粉浜】

大阪の住吉区にある表記のスパイスカレー店を訪問。住吉大社の北側で南海本線粉浜駅東口徒歩1秒の場所に位置する。地元の超人気店で雑誌やテレビなどの取材も多く平日でもかなりのウエイティングがある。

この日は開店15分前に到着してウエイティングボードに記帳。なんとか一巡目で入店できた。ガラス張りの明るい店内はL字カウンター5席とテーブル3卓。フレンチ出身のシェフが作る創造的なカレーがインスタ映えのみならず、界隈のスパイスカレーと一線を画した唯一無二の一皿となっており遠方からわざわざ来られる方も多い。女性のひとり客も多い。

基本メニューは
●スパイスチキンカレー
●ビスク香るキーマカレー
●週替りカレー
●2種あいがけカレー

ダントツの人気が週替わりカレーで様々な新しい内容のカレーが定期的にインスタグラムで紹介される。

この日はWBC決勝戦を店内のテレビ(音声なし)で見ながらカレーをいただく。この日からスタートの週替わりカレーは「牡蠣とホタルイカのブイヤベース風カレー」で「甘海老」「オマール海老」「ワタリガニ」「鯛」「貝類」の出汁をとってスパイスとサフランで仕上げたものらしい。せっかくなので牡蠣とホタルイカを追加トッピングして所望する。

しばらくして着皿。アートチックでかなり綺麗なビジュアルのカレーはオイルで火入れされた大量の牡蠣とホタルイカが入っていて、その周りにパパド、桜貝割れ、レンズ豆のライタ、紫キャベツのマスタードサラダ、大根ピクルス、キャロットラペ、サツマイモのポテサラ、レンコンのアチャール、小松菜のジャコ和え、カットレモン、ハーブなどが添えられる。

海鮮の出汁がしっかりと効いているけど全体はマイルドに丸く収まっている。和のテイストも感じるので昆布なども入っていると推察する。まるで海で溺れた時のような潮の香りと風味が咥内を刺激し、貝の旨味と甲殻系の旨味が後からジュワーと追いかけてきてスパイスの香りが最後に鼻に抜ける。

皿の手前にはニンニクの入ったアイオリソースが敷かれていてルーと具材を全て混ぜてからいただくと海鮮パラダイスの曼荼羅模様の味わいとともに地中海の風が頭の中を吹き抜ける。さすがの一皿でした。。

お店の詳細はこちら

過去のMカッセはこちら

大阪市住吉区東粉浜3丁目22-9
11:30~15:00 売り切れ次第終了
不定休

大阪市 粉浜