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【2017年5月】店主のグルメ備忘録Vol.2 丸亀製麺の牛とろ玉うどんは完成度がかなり高い

丸亀製麺の「牛とろ玉うどん」はここ最近の「よく出来ているなあ」と思う商品。牛肉を注文後に客の目の前でかえしで甘辛く炊き込んで温泉卵ととろろをぶっかけて頂く。肉のクオリティーはかなり低いけどビジュアルと出来立て感がそれを大きく凌駕する。刻み葱やおろし生姜もカット野菜を使っておらず、どこに手間とお金をかけるかをしっかりと判っていおられるところに敬服。

北新地の海皇で固焼きそば1000円のランチ。見本の写真と違って海鮮の具が入っていなかった・・・(涙)

友人宅で新鮮な北海道産の甘エビと泉州のタコ、舞鶴の鳥貝をアテに日本酒を楽しむ。こういうのが一番贅沢・・・

仙台駅の牛タン通りで頂いた伊達の牛タン。芯タンと呼ばれる部位らしいけど肉自身が旨味が強くて香ばしくて均一なパキパキした歯触りもあって大阪で食べる牛タンと異なるのがいつも不思議。メニューの一部に結着肉を使用したりしていると書いてあったが。人工的に美味しさを作り出しているという事なのでしょうか・・・しかしながら土産屋含めて凄い販売量でした。。

自宅近くの帝塚山にある老舗うどん店の「いし井」さんの冷やし中華風細うどん。キムチや夏野菜がたくさん入って暑気払いにぴったり。

父親の墓参りに行く途中で訪問した大正15年創業の美々卯堺店。休日は午前11時過ぎには満席になる。どのメニューを頂いても上質でお得感があり。。この日はいつも頂く「かやく蕎麦1200円」麺線の整った蕎麦の上には蓬麩、湯葉、鶏肉、小芋、人参、椎茸、薄い豆が綺麗に盛り込まれていてご馳走感満載。宗田節がしっかりと効いていて旨味とコクのある出汁が口によく合う。推定65才くらいの店長の顔が恐過ぎていつも笑ってしまう。。

父の3回忌を私どもの住之江にある和食料理店「懐石料理徳 住之江本店」で行なう。この日は5400円(税込)のコースをいただく。

信楽の器に入った先付けは薄い豆を裏ごしして吉野葛で固めたうすい豆腐。あしらえに生湯葉、叩き車海老。山葵と生醤油のジュレで頂く。お造りは脂の良く乗った泉州産の平目と旬のあいなめ。あしらえは防風と蓮芋。連休中だったけどいい魚を仕入れてくれた。

煮物椀は泉州産の鯛を使った糝薯。新蓴菜と金時草と木の芽。実にいい仕事・・・。八寸はホタルイカのしぐれ煮、蛤の巻繊焼き・鯛の身で作った鯛煎餅、稚鮎の南蛮漬け、烏賊の磯辺焼き、柏の葉で包んだ鰆の一口寿司と蓬麩を合わせたもの、村雨玉子。。どれも手間ひまかかったものばかり。。。

強肴は但馬牛のイチボ部分を使った和風のローストビーフ。前日から野菜と醤油ベースのタレに漬け込む。赤身肉だけど小さなサシが入っていて噛めば甘い脂がじゅっと染み出る。あしらえは水茄子の昆布締め、長芋素揚げ、青唐胡麻和え。留肴は鱧湯びきと帆立貝柱の炙り。5月の鱧は脂が乗り切っていない為に鱧本来の繊細な味と香りがよくわかる。袱紗胡瓜とプチトマトの甘酢漬け、新若布が添えられる。

食事は新蓮根と生姜のご飯。留椀は蜆と豆腐と洗い葱の合わせ味噌仕立て。水菓子は名残の林檎のワイン煮、苺。。。かなり美味しかったです・・・

 

読者の皆様のお気に入りの地元のお店などおすすめ店をぜひご教示いただければと存じます。
予約の取れない高級店よりもお店や店主や商品の個性が立った「渋すぎる店や」「おもしろ美味しい店」「その街に馴染み過ぎている店」が個人的には好みです。よろしくお願いいたします。

和食店主のグルメ備忘録海鮮ワイン日本酒

北辰寿司 仙台駅3F店

仙台駅3階にある寿司通り・牛タン通りにある立ち食い寿司店。仙台に行ったときに必ず訪問するお気に入りのお店。地元の天然魚の寿司をリーズナブルに提供する行列必至の人気店。ネタがしっかりとある11時頃の訪問がお薦め。この日は生ビールを注文して好きなものをどんどん握って頂く。

網走産のキンキの炙り480円は皮部分の脂が甘くて香ばしい。アブラメもとても良かったし真烏賊と烏賊の耳は塩で頂く。初めてこの店で頂いたタコの吸盤はコリコリした食感が楽しい。大きな身の細魚は食べ応え満点。鯵を叩いて味噌を混ぜる「なめろう」も関西ではあまり見かけない。

お酒は地元の四季の松島の本醸造を所望する。寿司は目の前でシニアの職人3人が握る。接客もとてもいい。。

大きな真イワシは生姜と葱をはさんで供される。「ばくらい」と言う名の青ホヤと海鼠腸を混ぜたものは当然の事ながら日本酒が進みまくる。北寄貝のヒモも初めて頂く。玉子も自家製で思ったよりも甘くなくて良かった。もうすぐ卵をもつので禁漁になる「閖上」のブランド赤貝680円は言葉が出ない美味しさ。東京では一貫3000円と隣の客が言っていた。タコの皮は文字通りのものでもちもちしてとてもいい。。生ゲソとカワハギの肝のせ、もう一度なめろうを大盛りにしてもらってフィニッシュ。

この日は電車の時間待ちもあって普段の倍以上の飲み食いをしてしまうが腹パンで大満足。

前回の北辰寿司はこちら
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 仙台駅内 3F
営業時間 10:00~22:30
定休日 無休

寿司東北地区日本酒ビール

冨貴寿司

宮城県石巻市にある表記の店を訪問。石巻は駅のホームに「寿司の街」と書かれていてすぐ近くに世界三大漁場の金華山沖がある事でも有名。今回はボランティアでこの地を訪問する。

創業40年になるこちらのお店も震災で被災されたが3ヶ月後に再開したとのこと。石巻は宮城県でも最も甚大な被害あった地域の一つで沿岸部は未だ震災の跡が大きく残り、復興にはまだまだ時間がかかると感じた。

ご主人お薦めの「真ほや」をまずは頂く。宮城県女川の特産で藤の花が咲く今が旬。新しいので特有の臭みは全くない。肉厚で甘くて繊細な「海そのもの」を食べているような食味。例えると赤貝と海鼠腸を一緒に食べたような味。。見た目から海のパイナップルとよく言われる。鮮度重視なものなので関西ではほぼ食べる事はない。

続いてはミンククジラのベーコンと尾の身。これも石巻ならではと言っていた。脂部分は口の中で溶けまくる。

石巻の地酒も一緒にいただく。料理との相性はいわずもがな。ボランティアで大阪から来たと言う話をすると高齢のご主人が寿司を握りながら震災時の話をたくさんして頂いた。

毛蟹と石巻産の子持ちシャコの盛り合わせ。ビジュアルだけで美味しい事が判る。

お酒がおいしいのでアテばかり頼んでしまう。ジャンボサイズの真蛸も旨味がたっぷり。

赤貝は渡波という石巻の漁場のもの。有名な閖上よりもいいものが獲れると言っていた。この日はヒモだけしか残っていないがヒモを見るだけでもかなり大きく貝柱部分も肉厚。

穴子は関西のものとは異なり、あまり脂は乗っていない。

ご主人が是非食べていってという幻の海老とも言われる塩竈の底引き網でこの時期だけ穫れる「ぶどう海老」。ボタン海老や甘エビよりもネットリして味は濃厚。この日はビールと日本酒を3合くらい頂いて会計は5000円。サービスしてもらい過ぎの感がありすぎて恐縮しながら店を出る。

次回の訪問を楽しみにして帰阪する。

石巻市鋳銭場 8-5
0225-96-8502
営業時間:11:00~14:00/16:00~21:00
定休日:月曜日

富貴寿司寿司 / 勾当台公園駅青葉通一番町駅広瀬通駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

寿司東北地区日本酒ビール