天神橋筋6丁目の駅すぐ近くのレンガ通りにある今や予約の取れない焼き鳥店。テレビや雑誌で紹介されまくりで今や大阪でナンバーワンとの誉れが高い焼き鳥店。何度もエントリーするがいつも予約が取れなく久しぶりの訪問。お店は間接照明の上品な内装で、肘置きの付いた赤い椅子が並ぶカウンタ−席と店の奥に掘りごたつのテーブル席。
メニューは
おまかせ10串コース 2500円
おまかせ13串コース 3000円
熊の焼鳥スペシャルコース 10,000円(1日1組限定要予約)
の3種類。その他にもアラカルトの一品がいろいろある。
最初にハートランドビールの生を注文して13串のお任せコースをお願いする。
こちらのお店で「雲丹ムネ」と呼ばれるものは柔らかい生胸肉に、雲丹が混ぜ込まれた山芋とろろがかかっていて手巻き寿司風に海苔を巻いて食べる。
続いて注文マストの鳥刺しは「ささみ」、とっても甘い「脂肝」、脂ののった「とろせせり」、首皮よりもしっかりした味わいの「腰皮」、横隔膜の横の「ハラミ」。それぞれを味わいや食感の異なりを楽しみながら専用醤油とごま油でいただく。スタンダードな5種盛りの他に12種盛り、1日に一組だけの24種盛りがある。
続いての串焼きは塩焼き部分とタレで焼いた部分に分かれた「つくね」。フワフワの仕上がりだが軟骨が刻まれていて歯触りもいい。柔らかく脂ののった「モモ葱」、開かずに焼き上げた円錐形の心臓の「丸ハツ」は柔らかくて脂ののりもいい。甘甘の「トロ皮」とコリコリした食感だけでなく脂も感じる「ひざ軟骨」が続く。
カウンタ−の中では店主含めて4人のスタッフが必死のパッチで動きまくる。食事中も電話はずっと鳴りっ放し。滞在時間中はずっと満席で客が帰ると20秒で次の客が入店する。あまりに激しい繁盛ぶりにびっくらぽん。。。
梅やげんはしっかりと身のついたヤゲン軟骨に甘い梅肉がかかったもの。百合の花の蕾の金針菜は栄養価が高い。みさきと呼ばれる希少部位は脂もしっかり乗って肉汁もたっぷり。表面がカリッと焼き上げられた手羽先をいただいて〆はテレビでも取り上げられた大粒のキンカンの乗った卵かけ御飯と雲丹スープ茶漬け。デセールは大粒の苺と雪見大福。。酎ハイなどもいただいて8000円のお会計でした。4月からは大阪で初めての会員制焼き鳥店にして客を絞り込む予定。ますますの発展を祈念する。
大阪府大阪市北区天神橋6-3-26
レンガ通り内050-5570-5517