日曜日の朝に長居公園で久しぶりに走った後で表記のお店をひさしぶりに訪問。
南海本線住ノ江駅から東に徒歩3分の安立小学校北側の住宅街に位置する。古民家を改装して店舗にされている。子供の頃、安立小学校に通っていた通学路を思い出しながらお店に到着。
「本日のお蕎麦売り切れ」の張り紙を見ながら予約してあったのでなんとか入店する。玄関で靴を脱いで板間に上がると
4人掛けテーブルと座敷に座布団のある4人掛け席が2つと2人席が一つ。前栽もあってなかなかの風情を感じる。
木曜日から日曜日までの昼間しか営業していないのと限定数が一日20食だけなのですぐに売り切れになる。お店は年配のご主人と奥様の2人でされている。
ダッタン蕎麦茶と揚げ蕎麦をいただきながらメニュー拝見。お薦めの「けいしゅん庵定食」1200円を所望する。
最初に「倉掛豆」の炊いたんと「そば豆腐」 と呼ばれるものが登場。おろした山芋にとんぶりを混ぜたものをかけていただく。豆乳と蕎麦粉を合わせたものと思う。しっかりした食感でほのかに蕎麦の風味を感じる。ビールとともにいただくととてもいい。
揚げたての天ぷらは海老、かぼちゃ、人参、花咲しめじで沖縄の雪塩か天つゆでいただく。これは普通に美味しい。 久保田の千寿をいただきながら蕎麦の出来上がりをまつ。
ほどなくして出てきた長野県の戸隠産の蕎麦の実を使った十割蕎麦は思ったほどパサつき感はなくうまくつながっていてしっかりとしたコシを保っている。最初にお箸にアンデスのピンクソルトをつけ、その箸で蕎麦を食べて下さいと言う女将さんの言うとおりに食す。蕎麦の旨みと香りがより深く感じる気がする。辛すぎないバランスのいい蕎麦汁につけていただけば、さらにのど越しもよく蕎麦のアロマをさらに強く感じることができる。
蕎麦湯とともに蕎麦の実が入ったおにぎり登場。日本酒と一緒にいただくと素晴しいマリアージュを感じる。コスパも抜群で昼酒のせいもありホリデーランチとなりました。
大阪市住之江区住之江1-2-4
電話 06-6673-2178
営業時間AM11:30~13:30
定休日 月~水(予約必須)