カテゴリー:日本酒
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まさる 12月【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

数年ぶりに夕陽が丘にある表記の寿司店を訪問。20年来通っている私が大阪で一番美味しいと思うお店。多くの友人に紹介して喜んでいただいている。奥まった裏通りにあり駅からも遠くて暖簾もなく、看板も小さな表札のみ。この日は1年半ぶりの訪問で、お世話になっているニューヨーカーの英会話の先生と相伴する。

厳つくて坊主頭の吉村店主は日本酒を水のように飲むことで飲食業界では有名。。しかし握る寿司はとても繊細で細やか。気楽に寿司を楽しめる佳店。

最初はシャンパンで乾杯。こちらのご主人は曰く「うちの店は寿司(特に米粒)を食べてもらいたいので寿司以外の「あて」は新地の料理店で食べてくれ」とよく言われる。

この日もいつも通り刺身等は注文せず最初にワタリガニの酢のものだけを所望する。レアに仕上げられたたっぷりのオレンジ色の内子がピカピカに光るワタリガニはとても甘くて濃厚な味わい。

寿司の扉は昆布〆の鱚から。この順番は20数年来変わらない。続いて肝ともみじおろしを乗せたカワハギ。。続いて皮目を炙った鯛の腹身(同伴者はまぐろの漬け)。塩で水分を抜いて醤油漬けにした鯖はマスタードが添えられる。旬の秋刀魚の炙りは脂が乗りまくる。

皮目を炙った太刀魚、肝と芽ネギを乗せたキンキの炙り、厚みのある剣先イカ、柔らかく戻した煮あわびと続く。

こちらのお店のシグニチャーの車海老は中に頭にある味噌が鋳込まれている。北海道産の雲丹、皮が柔らかい新物の筋子、脂乗りまくりの平目えんがわと続く。

見た目も麗しいトロ(私は苦手なので同伴者のみ)、温かい鰻、平貝、優しく火入れして出汁漬けにした蛤、袱紗玉子、最後に鰻と山芋の細巻きでフィニッシュ。こちらのお店は握りだけでネタを40種類揃えられているんだけど未だ制覇したことはない・・・・

何度訪問しても全く飽きないいいお店です。

過去のまさるはこちら

TEL:06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00 日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

日本酒大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘

ひろせ 11月【大阪市 心斎橋・四ツ橋】

先月で6周年を迎える心斎橋の畳屋筋にある表記の日本料理店を訪問。数年来ずっと毎月欠かさず定期訪問しているお気に入りのお店。

心斎橋駅から徒歩7分、雑居ビルの1階に位置し、白い暖簾が目印の小体なお店。店内はカウンター6席とテーブル席2卓のみ。厨房には魚や肉を焼く炭焼き台が見える。メニューは月替わりのコース料理12000円のみ。しかしながら内容を考えるとかなりのハイコスパと思える。紹介して初めて訪問する知人のほとんどは常連となる。

店主の廣瀬氏は西心斎橋のミシュラン店「ゆうの」で修行、なにわ料理に代表される「喰い味」重視のいい仕事をされる。しっかりと吟味した季節の食材を素材感を活かしながら丁寧にかつ細やかに佳品へと昇華させる技術は突出したものがあるといつも感じさせられる。

最初に麦焼酎を所望してコースの扉を覗かせていただく。最初はガラスの器に走りのずわい蟹と徳島産の蓮根の黄身酢掛け。あしらえにシャインマスカットとササゲ豆、天盛りに東北の山間部の渓流脇で生息する山菜のミズの茎のコブ部分(肉芽)の「ミズの実」が添えられる。

続いて揚げ物がこちらのお店ではよく供される。この日は名残のしっかりと肥えた子持ち鮎の春巻き仕立て。鮎の皮の硬さは全く気にならない。たっぷり入った卵の食感がとてもいい。骨と頭は素揚げで添えられる。雪塩をたっぷりかけていただく。

お造りは盛り合わせにて。天然鯛のお腹部分、大きなサイズの赤貝は辛子味噌とともに、燻製をかけて皮目を炙った鰆、金目鯛の昆布しめ、ハリイカ、北海道産のしめ鯖、別添えで鱈の白子のポン酢添え。これだけで日本酒2合くらいいただける内容。

素焼きの信楽焼の器で供される土瓶蒸し。澄んだ味わいの出汁の中にはクエ、松茸、鴨の真薯が入る。食材の味が滲み出た出汁の美味しさは比類なき美味しさ。

炭火で火入れされた旬のカマスの松茸巻き。いつもながら塩の当て方と火入れは完璧・・・前盛りは舞茸。カマスの骨と野菜のエキスを加えたすだち醤油が下に敷かれる。

肉料理は炭火で休ませながら時間をかけて火入れした和牛ランプ肉。あしらえは天然のクレソン、無花果の玉味噌掛け、胡桃の素揚げ。肉に合う特性ソースはバルサミコ酢を加えた醤油ベースのもの。こちらの店では肉料理が必ず入るので赤ワインを所望するお客さんが多いと聞き及ぶ。ワインはセラーにたくさんあります。店主の廣瀬氏はソムリエの資格も持っておられる。

食事は新物の自家製いくら。皮が薄くてかなり上質である事は食せばわかる。お節用にたくさん仕込み中と言っておられた。

デザートは栗のアイスと冨有柿。

この日も原種をはじめとする好みの日本酒を4種類くらいいただいた。

ただいま「おせち料理」の予約受付中。2段で50000円(写真は昨年のものなので若干は内容が変わりますとのこと)31日の午前中にお店に引き取りとなっています。今年は限定25個のみ。11月3日現在で少しだけ予約枠残っていると言っておられました。

何をいただいてもワンランク上の美味しさでいつも大満足で店を出る。12月は中旬に訪問する予定です。

小さいお店なので予約必須です。初めての訪問は「ペロペロ」を見たとお伝えください。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

和食大阪市 心斎橋・四ツ橋ワイン日本酒

米増 10月【大阪市 福島】

ここ4年くらい毎月定期訪問する表記の和食店を友人と訪問。2023年もミシュランの星を取得したけどそれに価値がないと思っておられるのか、そのことは微塵も語らない。カウンター8席のみで関西の和食で最も予約の取れない店の一つ。次回の予約は来年の夏以降と言われている。ここ最近は14時と17時半スタートの2回転となっている。

法善寺の本湖月等で修行されたご主人の茶味溢れる献立とケレンのない仕事にいつも敬服する。この日の料理は食材の都合で28000円(税・サ別)となっている。(普段は18000円〜)

料理写真は撮ってもいいけど外部に出さないというルール。

装飾を配したカウンターの中では刺身のみが調理される。これは本湖月と同じ。床には自作の抽象絵画とススキが飾られる。

この日の献立のメインは松茸で巨大な上質の丹波産が入荷したとのこと(普段は信州産を使用)

カウンターの中で炭火を使って満遍なく丁寧に焼き上げる。切り口に塩を刷り込みながら味を入れる。かなり大きいのでどうしても時間がかかる。。

この日の炊き合わせに使用する信州産のキノコのプレゼンテーション。

この日はシャンパンと麦焼酎と日本酒2種類をいただきました。

忘備録として献立のみ記載。

・座付はなめこの入った温かい銀杏のすり流し
・凌ぎは鯖寿司(食べやすく半分にカット。一つは辛子、一つは木の芽が添えられる)
・煮物椀は篠山産の鴨肉の丸とネギ
・刺身は徳島産の白甘鯛の昆布締め おぼろ昆布と山葵、炒り酒
・淡路産の大振りの鱧の皮目にアラレをつけて炭焼きにしたものを梅肉にて。
・松茸の炭火焼はスダチを絞っていただく
・高知産の伊勢海老の白味噌仕立ての煮物 小芋と海老味噌、木の芽を添えて
・秋田産、色々キノコの炊き合わせ
・釜炊きご飯 焼き松茸と新物のいくら添え
・柿と洋梨のソルベ さるなし(キウイのような酸っぱい果物)添え
・栗名月なので能勢産和栗を使った金団と薄茶

今回もかなり美味しくいただきました。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島和食日本酒