LA外食視察 ①

9月上旬にLAに外食視察に行きました。毎年同じ時期に訪問して既存店の定点観測と新しいトレンドや業態を持つ飲食店を周りまくりました。

到着した当日はBavelという中東料理レストラン。イスラエルはもちろん、トルコ、モロッコ、エジプトなどからインスパイアされた料理をメインにテーマにしたお店との事。お店は200席くらいあるんだけどウエイティング20名の超満席。

お店はかっこよくデザインされていてスタッフもおしゃれな感じ。料理はトラディショナルな中東料理ではなく完全にモダンに作り変えられたもの。

最初の料理はレバノン料理の”Baba ghanoush”焼きなすのディップ。揚げたピタパンと相性抜群。。

真ん中の右の写真はオイスターマッシュルームケバブでびっくりするくらい美味しい。。。

プラントパワーファストフードという店はジャンクフードの代名詞のファストフードをビーガン(完全菜食主義者)向けに作ったお店。

アメリカでは植物性たんぱく質で作られた人工肉(ビヨンドミート)が一般的に浸透しつつありロサンゼルスでは流行というよりもライフスタイルの一部になっていて健康や環境のためにビーガンでなくても週に数回プラントベースの食事をする人が増えていると聞き及ぶ。

肉を一切使わずに大豆由来の人工肉を使ったこのハンバーガーは普通のパテと比べると脂質は15%低く、コレステロールも90%カットされているとのこと。しかも大豆由来のヘムという肉特有の風味を出すたんぱく質成分が含まれているため、肉らしい味と食感が楽しめ、見た目や味、肉汁にいたるまで牛肉のパテを忠実に再現している。

In and out burgerは南カリフォルニアのみで展開するハンバーガーチェーン。アメリカ人が一番好きというお店。メニューはシンプルで、ハンバーガー3種、フライドポテト、飲み物のみ。

いつも注文するのが余計なものをそぎ落としたシンプルな「チーズバーガー 」$2.55(約¥279)。外はふわふわで内側はグリルされサクサクしたバンズに薄いけど肉のうまみを感じるミートパティ、ピクルスの入った癖になる味のサウザンアイランドソース、ボリュームのある新鮮なお野菜から構成される。

「フライドポテト 」$1.75(約¥192)はカットしたてのポテトを100%コレストロールフリーの油で揚げています。サクサクとほくほくのバランスが最高です。

いつも感心するのがIN-N-OUTの店内はフロア、カウンターにいたるまでいつもピカピカ。店員さんが頻繁に出てきて床をはいているのを見かけます。

ピザハットの最新店はテイクアウトに注力。店内に設置されたアイパッドのような端末にクレジットカードを登録して好きなサイズで好きなトッピングをつけたピザを注文する。しばらくすると壁に設置されたコインロッカーのようなところから出来立てのピザが出てくる仕組み。

ピザの宅配はますます便利になって無人の車での配達も近いうちに実施されるとのこと。

パネラブレッドも朝食市場を大きく席巻するカフェ型のパンレストランのチェーン店。アメリカでは46の州に2000以上の店舗がある。この店も数年前から端末での注文を実施。スマホアプリからでもできると聞き及ぶ。カードで支払いをして発注すると席まで持ってきてくれる仕組みでとても便利でストレスフル。

食事は焼きたてのパン(フランスパンがかなり美味しい)やサラダ、パスタなど。。サラダも美味しいのでオススメです。

 

 

海外未分類

ニューとん助【大阪市 北加賀屋】

住之江区の自社の近くにある洋食店。昼の2時間だけの営業だけど常に満席状態。上質なとんかつ料理がメインでどのメニューを食しても美味しい。お店は清潔で特に厨房内はピカピカ。。年季の入ったご主人とその弟子さんと奥さんとアルバイトで運営。

名物のポタージュスープ300円は水と牛乳と玉ねぎとニンニクと大量の味の素で簡単に作る。なんとも言えない後を引く味で食後はニンニクの味が数時間口に残る。パンチがありすぎるガーリックスープ。。ほとんどの客が注文しているのも興味深い。

続いてはトンテキ。。小麦粉をまぶしてゆっくりと弱火で加熱するんだけど見ただけで美味しいことがわかる。シルキーな肉質は咀嚼すると咥内で解けながら甘い脂が味蕾を優しく刺激する。ニンニクの効いたガツン系のドミグラスソースも秀でた美味しさ。ご飯との相性も良く一気にスルスルと食してしまう。食後の膨満感もなくあっさりといただける最高のトンテキです。。

過去のニューとん助はこちら

大阪市住之江区中加賀屋3-1-22
10:59~13:58
定休日 日曜日・水曜日

明日からアメリカに行ってきますので少しだけ日記休ませていただきます・・・・

大阪市 北加賀屋 とんかつ

ひろせ 9月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋にある毎月献立が変わるたびに訪問する表記の和食店で会食。カウンターでご主人の丁寧な仕事を見ながらいただくのがとても良い。カウンター6席とテーブル席のみの小体な店でお任せコース8000円のみ。ミシュラン店の「ゆうの」で修行されたご主人の料理はとても繊細で付け合わせ一つにも心が配られる。

糖質制限中なので二階堂のソーダー割りにすだちを入れたものを所望する。座付は柔らかく湯がかれた蛸と焼き茄子、白芋茎に酸味のあるジュレをかけたもの。天盛りにはオクラと茗荷と花穂紫蘇。。

こちらのお店では2皿目に揚げ物が供される。この日は出会いものの鱧と松茸のフライ。。美味しくないわけがない・・・・

外連を省いた割鮮はめいち鯛2種(一つは締めて奈良漬を巻いたもの)、鱚の大葉鋳込み、天然鯛、金目鯛、スダチで締めた鯵、皮目を焼き込んだ秋刀魚の7種盛り。。。シンプルだけど食べ応え満点。

煮物椀は湯葉のひろうす。舞茸と三度豆と菊の花があしらわれる。初秋を感じさせる取り合わせ。出汁の加減は昆布が効いたしっかりとした味わい。。

焼き魚は伝助穴子の炭焼き。穴子の骨で取った出汁にすだちを加えた酸味のあるソースでいただく。あしらえは椎茸と満願寺唐辛子。

割り山椒の器には小芋、山口産蓮根、粟麩が盛り込まれ辛子味噌がたっぷりと掛かる。

肉料理は鴨ロースとズッキーニとイチジクの田楽。イチジク田楽の美味しさは秀逸なり。

炊きたての松茸ご飯。。

デセールはほうじ茶のアイスと豆乳プリン。。今回も期待以上で大満足。器も美しくてそれぞれの料理も本当に美味しいなあと思うようなものばかり。他店でいただいたら15000円以上の内容。いつもながらかなりのハイパフォーマンスに感動。。ご馳走様でした・・・・

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食