つな八 あべのハルカスダイニング店【大阪市 天王寺/阿倍野】

休日の昼間に映画を観た後であべのハルカスの近鉄百貨店13階にある表記の天ぷら店を訪問。時分期だったので職人さんの正面のカウンター席は予約で満席。カウンター横のテーブルに案内いただき盛り合わせに好きなものを追加注文する。

大正13年新宿創業のお店で東京を中心に店舗展開。店内はカウンターとテーブル席合わせて約50席くらい女性スタッフさんの接遇も良くていつも気持ち良く過ごすことができる。

最初に白ワインをいただいて車海老、旬のカマス、レンコンが最初に供される。テーブル席なので数種類を皿に盛り込んで提供。関西の天ぷらとは異なりごま油でしっかりと揚げ固められているのが特徴。続いては舞茸、青唐辛子、山芋が供される。天出汁か数種類の食塩でいただくようになっている。

続いて追加の車海老2本と甲烏賊。さらに野菜の天ぷらを追加する。茄子、レンコン、紫芋、百合根銀杏など。若い頃は野菜の天ぷらを食べるとお腹がイガイガしてあまり好まなかったんだけど最近を好んでいただくようになった。。最後はご飯を天茶に変更してフィニッシュ。ごちそうさまでした。。

過去のつな八はこちら

大阪市阿倍野区阿倍野筋 あべのハルカス 13F
11:00~23:00(L.O.21:00)

大阪市 天王寺/阿倍野 天ぷら

新どおぞの【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地にある表記の鯨料理の店を友人と訪問。普段は昔からあるどうぞの本店をよく利用するんだけど、この日は満席で西に5軒隣のビルにあるこちらの姉妹店を紹介いただいた。本店よりは少しカジュアルな雰囲気。
白を基調とした綺麗な店内はカウンター5席と掘りごたつのお座敷、半個室などがあって色々な形で利用できる。
本店同様にスタッフさんのホスピタリティはとてもいい。鯨料理の他にも色々と酒肴が取り揃えられていて軽くつまんで飲むのにもいいと思われる。今回は軽めの7900円の鯨料理のコースを所望する。

突き出しは蛸の柔らか煮。ビールと一緒にいただく。さすがに上手に炊いておられる。

続いて刺身4種盛り登場。噛むほど味が出るさえずり(鯨の舌)、赤身肉、融点の低い皮部分、ジュワッと口の中で溶ける顎周辺の鹿の子肉を生姜醤油でいただく。当然のことながら癖や臭みなど全くない。なかなか口にできないレベルの高い刺身。使用している鯨は全て国産でニタリ鯨、イワシ鯨、ミンク鯨など状態の良いもののみ。直接、調査捕鯨船から買い付けておられると聞いたことがある。

造りを堪能した後はおでんの盛り合わせ。大根、厚揚げ、玉子、ネギ、こんにゃくに好物のコロが入る。

続いてメインの鯨はりしゃぶ鍋登場。鹿の子部分と薄切りになった皮部分と赤身の盛り合わせなど。皮はしばらく煮込んで鹿の子と赤身は軽く加熱していただく。鯨肉の他は水菜と豆腐のみとシンプル。

鯨のエキスが染み込んだ少し甘めの出汁が深くてかなり美味しい。これは比類のない美味しさ。残った出汁でうどんをいただいてフィニッシュ。何度来ても美味しいなあと思える名店。ごちそうさまでした。

「どうぞの」の記事はこちら

大阪市北区曾根崎新地1丁目5−9 REXビル 3F
17:30~23:00
日祝定休

大阪市 梅田/JR大阪 その他

鮨一心

東京出張の帰りに友人を誘って上野にある表記の寿司店を訪問。ずっと前に北新地のママにおすすめいただいたお店。千代田線湯島駅からも銀座線上野広小路駅、山手線御徒町駅からそれぞれ徒歩5分くらい。

店内は白い檜のカウンター15席くらいと小上がり席。カウンターの中で握りを担当するお店のご主人と板前さんが2名で切り盛り。

メニューはありがちなコースでなく一品や、お造り、お寿司となんでも一通りあり、好きなものを好きなだけ注文するスタイル。特につまみがどれも美味しそうなのでお酒と一緒に色々といただく。

最初にご主人おすすめのハタの刺身を所望。白身だけでも10種類くらい揃っていた。

ポン酢と山葵醤油の両方でいただく。白身だけど旨みが強くて脳が覚醒する美味しさ。

旬の香箱蟹を注文。ほぐし身と内子、外子がぎっしりと殻に詰め込まれていて柔らかい味の蟹酢をつけていただく。銀鱈の西京焼きは見ただけで美味しいとわかる逸品。しっとりした身と西京味噌の味わいは日本酒にピッタリ。

平貝を醤油を塗って焼いて海苔で巻いた磯部焼きも食べ応え満点。ヤリイカの印籠煮も江戸前の仕事でかなり美味しい。初めていただく酒盗明太子はクリームチーズを添えて提供。巨大なタコを柔らかく、真っ黒に炊いたものも初めていただいた。供する前に粘度の高い煮詰めをかけるのも江戸前の仕事。北海道産の巨大ボタンエビも美味しそうだったのでいただく。

つまみを食べすぎて寿司は少しだけにする。私は苦手で食べなかったがマグロの美しさにびっくり。「大間」のマグロを赤身の漬け、トロ、大トロを順に注文。好物の天然車海老は2貫いただいた。石鯛の昆布締めも綺麗に水分が抜けて旨み最高。光り物は鰯と小肌をいただく。

溶けるような食感の煮穴子とカステラのような玉子でフィニッシュ。怖そうな顔のご主人も実はとても優しく写真を撮りやすいように盛り付けていただいたり気遣いが素晴らしい。値段はお酒をいただいて2人で3万円弱。銀座の半分以下の会計にびっくり。こんな店が大阪にあったらしょっちゅう通うのになと思いながら店を出る。ごちそうさまでした。

東京都文京区湯島3-43-12
03-3835-4922
17:00~26:00
日曜定休

寿司 関東地区