邯鄲小吃館(ハンダンショウチュカン)出張料理6月

過去に住之江区の浜口や平野区でお店をされていた井口さんが現在は出張料理人として様々な場所で腕を振るわれている。今回もご招待いただき住之江区のレンタルスペース(住吉大社駅徒歩5分)で約20名の方々と相伴する。井口さんの作る料理は「中華料理」ではなく「中国家庭料理」とのこと。普通の家庭用のフライパンとカセットコンロを駆使して塩分控えめで化学調味料不使用の優しい料理を手早く作られる。

この日は琵琶の演奏家のエンキさんの演奏もあり4時間半の食事会となる。会費は飲み物別で6000円。

全ての料理は大きな銀のお盆にダイナミックに盛り込まれる。それを各自で好きなだけ取っていただく趣向。冷菜は姿を残した鶏のバンバンジーから。部位によって味わいが異なるのが楽しい。続いて鶏の砂肝と牛の肺(フク)の煮込み。玉子の皮で野菜を巻いたものはあっさりしてとても美味しい。

らっきょの酢漬けと柔らかく炊いた青梅の蜜煮。豚足(ふくらはぎ部分)の煮込みもコラーゲンたっぷりで赤身部分も多い。赤カブと胡瓜の酢の物も口がさっぱりする。ビジュアルも麗しいスライスしたオクラに新じゃがを詰めたポテサラ。湯葉とセロリの酢の物はシャキシャキのセロリが暑気を払う。

軽く霜降りした「ささみの青葱ソースかけ」はソースの油分とささみの相性が抜群。八角がしっかり効いた中華風のスペアリブ、スルメイカとズッキーニの味噌炒め、乾燥させた豆腐の皮で豚肉の炒めを包んだもの、海老と葡萄の炒め、スペシャリティーの水餃子と続く。

餃子は皮の美味しさに圧倒される。この日は豚肉だけど黒酢でいただくこちらの羊肉餃子をいただくと他の店の餃子は食べれなくなる。もっちりとした食感と、噛めば口の中にあふれる肉汁。一度食べると忘れられなくなる餃子と言われる。

シェフの井口さんは日本人なんだけど昔に中国河北省の邯鄲に住まれており現地の屋台や家庭料理の味を再現される。お店の名前は邯鄲の小さな食堂と言う意味。

出張食事会は毎月定期的に住之江区で開催されるので食事参加希望の方は私まで連絡ください。shatyo@nori-net.jp

*日程お知らせいたします。複数人でも大丈夫です。

中華料理

社領 6月

休日に六甲山にハイキングに行って、汗を流してから三ノ宮の表記の台湾料理店を訪問。阪急三宮駅から徒歩3分の路地に位置する。元は駐車場と思われる空き地に運動会等で使うビニールの壁のテントでできたお店。台風が来たら間違いなく吹っ飛ぶような造り。夕方17時のオープンからいつも満席で行列ができる人気店。

数種類の餃子が主力商品なんだけど界隈の有名競合餃子店と比べてもこちらの方が好きという友人が多い。若い女性グループが多いのも特徴

メニューは275円から。最近全てのメニューを値上げされたと聞き及ぶ。でも一番高い上海焼きそばで715円。気軽に美味しいものをいただくときに重宝する大好きなお店。

台湾ビールとともにザーサイ275円、メンマ319円、味付きもやし275円のつまみを所望。続いて台湾式煮込みのルーウエイ盛り合わせ550円は柔らかく煮込んだモツとふわふわ肉団子とうずらの卵のミックスバージョン。全体が茶色くて見た目はイマイチだけど八角がよく効いたしんみりとした印象に残る深い味付け。

このあとはジューシーすぎる水餃子385円、プリプリの海老感の強い海老餃子550円、ビッグサイズの羽根付き焼き餃子350円は取り合いになる美味しさ。タレは酢と醤油を1:1の割合で合わせて、そこにニンニク醤油、ラー油、合わせ味噌などを足して味変して楽しむのが定番のいただき方。続いての蒸し餃子は水餃子と似ているが食感が異なっていて面白い。

餃子の後はゆで豚495円を所望。パンチのあるにんにくダレが特徴的。肉の下に敷かれたもやしと一緒に食べるといくらでもいけそうな感じ。蒸し鶏429円も低温調理されたようにとても柔らかい。ねぎ塩のソースがとてもチャーミング。麻婆豆腐627円は辛いけど旨味たっぷりのマイルドな味わい。

カリカリに揚がった大きな唐揚げ2個350円は八角の香りが特徴的。平麺を使った甘辛い上海焼きそば650円をいただいてフィニッシュ。とにかく何をいただいても美味しい。台湾の屋台で食べている錯覚に陥るような活気のあるいいお店です。

過去の社領はこちら

神戸市中央区北長狭通2-3-4
18:00~21:30
月・火曜日定休

中華料理 神戸市

オオサカ堂 6月【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記の居酒屋を訪問。自宅近くなのでヘビーユースしているお店。阿倍野筋の松虫交差点を南に500m下ったところ。阪堺電車の東天下茶屋駅から徒歩5分の場所に位置する。看板がないので店の存在感はかなり希薄。店内はとても広くてカウンター席とテーブル、立ち飲みスペースもある。雑誌ミーツ等のグルメ雑誌の常連。ドリンクを含む全てのメニューが「大阪産」というこだわりがある。

アラカルトメニューは280円から一番高いお造り盛り合わせが780円。コスパの良さは阿倍野随一。

最初にビールと一緒に水茄子の刺身280円は塩と醤油で味の異なりを楽しむ。続いて阿倍野の有名豆腐店の眞ちゃんの冷奴280円。尾崎漁港直送のコチの造り680円はコリコリ食感で旨味がとても強い。そのコチのアラを使った酒蒸し580円はとてもいい味付け。小さめだけどその分、皮が柔らかいジャコ海老の唐揚げ580円。とても柔らかい泉たこのぶつ切り680円。今回も全て美味しく楽しくいただきました。

過去のオオサカ堂はこちら

阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日

大阪市 東天下茶屋 居酒屋