kisaku

マラソンの結果は3時間44分51秒。。

前回の大阪マラソンは4時間48分だったので大幅なタイム更新。。沿道の方々の声援がとても心地よく最後まで全く疲れなかった。。

その晩に地元の友人が慰労会をしていただく。。地元で有名なワインバーなんだけど日曜日で休みなのに無理矢理あけていただいたことに恐縮する。。

店内は、広いとは言いがたく結構暗めのごちゃごちゃ風。私の自己新記録を祝っていただきシャンパン登場。お店のご主人がせっかくなのでと言うことでシャンパンサーベルを披露いただく。

店の奥からご主人大きなサーベルを出してきて店の表に出てサーベリングの披露。道行く人たちも思わず立ち止まる。

コルクを(刀)でシャンパンボトルの口をカットする演出なんだけど中世フランスの海軍の出航 出初め式で行われていた儀式で航海の無事と戦いの勝利を願って祈ったことが起源とされると聞いたことがある。

ザーベルをボトルに滑らせるとポンといい音を立ててガラスがすっぱりと切れる。とっても華やかで見ていてとても楽しい。

ローストビーフに自家製パテなどワインに合う料理だらけ。この日はご主人におまかせらしい。

ボルドーワインを2本、アルゼンチンのメルローや、黒ワイン等5人で7本所望した。

ワイン煮も秀逸。。バリ旨・・・・

鶏のトマト煮込み。。とっても美味しい。。気の合う仲間と美味しい酒を飲んでいると時間を忘れてしまう。。

もも肉のステーキは濃いワインと一緒に合わせる。。

チーズもかわったものがそろっていてとてもいい感じ。夜半土浦駅からでる夜行バスに乗って帰阪する。夜行バスもこの年齢になるとかなりきついものを感じる。

茨城県土浦市桜町1丁目5-5

TEL, 029-823-7456

キサクワインバー / 土浦駅


カテゴリー レストラン |

熱燗徳利 吟粋亭

日曜日に茨城県のかすみがうらマラソン参加のために前泊する。前夜祭と称して友人2人と一緒に何度か行ったことのある土浦駅前の和食に行く。

70才を回った頑固そうな親父の前に座って好きなものを好きなだけいただく。魚介の目利きがいつもすばらしくシンプルな料理が普通以上においしい。

旬の素材もたくさんあって割烹の仕事をさっさと手早くされる。

最初は生ビールと地元の貝の煮付け。。。地方に行くとその土地の貝があって爪楊枝でちまちま食べるのはとても楽しい。

ホタルイカの酢みそ掛けはお約束。。

野菜の炊いたのはご主人の腕がかいま見れる。。しんみりとしたいい味付けをされる。

目の前にあった墨イカの下足は生わさびと加減した醤油でいただく。素材のレベルは申し分なし。

地元の日本酒に切り替えてこはだをいただく。しっかりと締められたこはだを大葉と生姜とワサビで食す。。これはかなり旨いのに驚く。ご主人簡単にピヤッピヤと作られるのだがバランスがかなりいい。

伝助穴子の塩焼きも超新鮮。すごい弾力で癖もなくバクバク食べてしまう。

酒の種類をかえて(この辺りで5合くらいか・・)北寄貝とあおやぎの盛り合わせ。。これは春満喫という感じがする。貝好きの私はとても幸せ。

キンキのアラがあると言うことなのでタケノコとともに炊いてもらう。放射能汚染の話や地元経済の話などご主人との話ものりのりで時間の経つのを忘れてしまう。

湯葉の刺身も日本酒をいただくときよく所望する。。

自家製さつま揚げも焼酎にぴったり。。マラソン前日どんだけ飲むねん・・と言った感じだがおいしい食事の誘惑に負けてしまう。

じゃこ天もとても美味しい。。。こういう普通ものはとても最近美味しく感じる。

富山産の白エビの天ぷらをサービスでいただいた。。

値段は少々高めだけど大阪で食す半額くらい。。満足度は十分。。

熱燗徳利 吟酔亭居酒屋 / 土浦駅


カテゴリー 関東地区, 和食 |

むつ五郎

熊本で打ち合わせの後に繁華街にて会食。数ある馬肉料理店の中でぴか一と言われるお店に招待いただく。

招待いただいた熊本随一のタクシー会社の社長さんの行きつけの店なので訪問する前からわくわくどきどき。。ビジネスホテルの地下にあるこの店はぱっと見た感じは大衆居酒屋。

馬だけではなく魚料理もいいと言っていた。壁には馬料理のメニューがずらりと並ぶ。

ビールで乾杯してまずは代表的な郷土料理の「人文字ぐるぐる」をいただく。ただのわけぎの酢みそ和えなんだけどわけぎは熊本では「人文字」というらしい。それを湯がいて冷やしぐるぐる巻くから人文字ぐるぐる・・・・そのまんまやん。。熊本の人面白い。。

「辛しれんこん」は福岡でもよく食べるが熊本のこの店のはかなり辛い。マヨネーズが添えられていてつけると少しマイルド。。米焼酎とぴったり。でもどうしてわざわざレンコンに芥子を塗って食べるのか不思議。。

そして待ってましたと馬刺盛り合わせ。

頂いたのは上等なものでしょうが、本当に口の中でジュワーととろける。獣臭さもなにもなく、口に残るのは上等なバターを食べたあとのようなとてもいい余韻。間違いなく牛刺しよりも旨い。。味が奇麗と言った表現が伝わるかわかんないがとてもすっきりする。

脂の部分に包丁で切れ目を入れているのは何か意味があるのであろう。

おろしニンニクかおろしショウガをつけてスライスした玉ねぎと一緒に甘口の醤油につけいただくのが熊本流。コーネ(たてがみの部分の脂)もとても上品な味わい。

今まで食した馬刺で一番旨い。。

刺身で食せる肉を塩焼きでいただく。火入れが絶妙でふわふわした食感がとてもいい。ジューシーな馬肉のおいしさがまんま味わえる。

馬一口カツ
馬肉を一口サイズの◯に成形。こちらは馬の旨味だけが凝縮して本当に美味しかった。

馬根(大動脈)刺しを盛り合わせで。馬根はシャキシャキ、コリコリした歯ごたえが楽しい。まさに馬(旨)すぎ

生レバーの登場。牛のような臭みは全くない。。牛のレバーよりもあっさりしてこりこりしているのが特徴。旨味は馬の方があると感じる。甘い醤油にごま油を混ぜたもので食す。。一口食べるたびに元気がみなぎるのがわかる。これは価値がある。

馬串は酢みそ系のタレがかかっていてあっさりと食せる。この串料理も秀逸である。いくらでも食べれる感じがした。肉料理は結局は牛以外は嗜好品、というようなところがあるがこの店の馬料理は牛を超えたと言う感がある。

馬ホルモン焼きも火入れが絶妙甘辛いタレに新鮮なホルモンがベストマッチ。

桜納豆と言う料理で馬肉と納豆を合わせた料理。こうやってみるとまさに春爛漫と言った感じがする。とっても麗しい。。隣のすりこぎで混ぜ合わせる趣向である。

混ぜ合わせたらこんな感じ。同伴した茨城県の造園会社の社長も地元の納豆料理にはないものだと感動していた。

馬肉で作ったコロッケなり。。ここまでやりきるこの店の力量に敬服する。

生姜焼き。。。まずい訳がない。。ありとあらゆる馬料理を食させていただく。この世の幸せここにあり。。

舌の刺身。。これは生まれて初めて。脂がしっとりしていて悶絶する旨さ。。これを一番最初に食したかった。この舌を大阪に連れて帰りたいと思った。

ホルモン煮込みは特別かわった味がする訳ではないがだしの味がとてもいい。白いご飯にぶっかけていただきたいくらい。見た目よりもずっとあっさりしていて塩味ベースの出汁に具から出た旨味がとてもいい感じとなっている。

最後は馬汁。。馬汁と書いてバジルと読むらしい。〆に最高。。

馬汁とともに馬肉の握り。最後の最後まで馬肉づくし。。おなかパンパン。。想像を遥かに超える満足感に感激する。

熊本は食べ物も美味しいし、人もいいし、老後はここに住みたいと思わせるいいところである。再訪できるのが楽しみである。

週末は茨城にてかすみがうらマラソン出場。馬肉パワーで走りまくるぜ。

熊本市花畑町12-11熊本グリーンホテル B1F 
電話:096-356-6256
時間:17:00~24:00

むつ五郎馬肉料理 / 花畑町駅辛島町駅熊本城・市役所前駅


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