若手社員と3人で玉出にある表記の串カツ店を訪問。最近とても繁盛しまくっている大人気店。その秘密はちゃんとした材料を使った商品が全品100円というハイコストパフォーマンス。特に冬場の牡蠣は産地(相生の坂越)までわざわざ仕入れに行くという名物料理。
この牡蠣がめっぽう美味しくて私がこの日記で過去に紹介してから価格が安いせいもあって7席のお店は大ブレイクをおこしている。みんなリピートするんでいつも満席。串カツ店ではなく牡蠣のカツ専門店と化している。私は冬場になると牡蠣だけで5本は必ずいただく。しかしながら10月まではシーズンオフなので今は比較的席をおさえることができる。お店は女性店主一人で仕込みから調理からしゃべくりまで一人で仕切る。
ビールで乾杯してどんどん揚げまくってもらう。スタートはニンニクの芽をはさんだ「豚ヘレ」。下処理もいいのでとっても柔らかい。
「海老」はブラックタイガーを使用。加水されたバナメイは美味しくないので使わないと言う店主のこだわりがいい。
マイブームの「椎茸」は肉厚で醤油とマヨネーズと海苔との相性が抜群。。ちゃんと酢水で処理をされた「蓮根」はシャキシャキでとても甘い。食感がよくて口の中がキノコになる「エリンギの豚巻」、パン粉をつけない「シュウマイ」もビールにとてもよく合う。醤油と辛子が別に出てきた。「鱚」は冷凍だけど程度はいい。。
アメリカ産の「牛肉」はニンニク醤油で食す。少しの工夫が安い食材をかなり美味しくする。全体的にポーションが小さい事と揚げ油(米油)が軽いのでどんどん食べる事が出来る。3本束ねた「ししとう」もかなり美味しい。「貝柱」はかなり大きくて本日のサービス品らしい。
「つくね」は出来合いだけどそれなりの美味しさはある。「鶏シソ巻」はササミがとても新しくて美味しい。「南瓜」どういうわけかかなり甘い。店主に聞くと少し干して水分を飛ばしているとの事。。100円の串カツでここまでやるかって感じ。
「砂ずり」は素揚げ。。塩でいただくとかなり美味しい。「玉ねぎ」は火入れが不足していたのが残念。。
日本酒はお気に入りの「純米ドラゴン3」。ジャケットもかっこいい。精米率65%なのに大吟醸のような美味しさがある。ワンショット600円でコストパフォーマンスもいい。
「ウインナー」も素揚げ。こういったものも大変美味しく感じる。まだまだ元気な証拠だな。。。ここでもういちど「牛肉」登場。でもテイストを変えて今度は辛子醤油で提供される。。このこだわりと言うか気遣いは素晴しい。
「うずら」は缶詰を使用。でも全然問題なく美味しい。「ミニトマト」は噛んだ瞬間に口の中で果汁が弾ける。やけどに注意の一品。
19本食べて最後は名物の「玉子かけご飯」甘く炊かれた鶏ミンチがとても美味しい。薬味はネギと焼きのり。これに加古川のこだわり卵を入れてグチャグチャに混ぜて頂くと絶妙な渾然一体となった美味しさに驚く。食べて飲んで一人4800円の会計でした。。でも大満足。。
大阪市西成区玉出中2−16−7
06−7505−7385