2023年02月

オステリア スドウ

難波にある表記のイタリアンを訪問。なんばCity南館の東側の通りを東に入ったメイド喫茶の前にひっそりと位置する。ランチタイムが大人気でコスパも良くていつも満席。夜の訪問は今回が初めて。縦に長い店内はアットホームな手作り感のある雰囲気。20年近くこの地でされていると聞き及ぶ。手前にテーブル席が2卓で奥にカウンター席がある。職人然としたシェフと穏やか親切な奥様の2人で切り盛り。

スプマンテをボトルでいただいて座付に練ったジャガイモの熱々のコロッケとイタリアのサラミが供される。

続いては前菜盛り合わせ1200円。パテドカンパーニュにチーズを合わせたもの、生ハムとパイナップル、サラミ、オムレツ風卵焼き、マグロのペースト、タコとサーモンのマリネなど。どれもクラシカルなものばかりで海外で修行されたご主人の味付けは塩味が立った本場仕様。

続いて牡蠣と野菜のオーブン焼き1350円。牡蠣は広島産を仕様。こう言ったけれんのない料理も口によく合う。

名物のパスタは仔牛胸腺肉(アニメッラ)とポルチーニ茸のクリームソース手打ちタリアタッレ1750円を所望。こちらも塩味がしっかりと効いていて幅広のタリアタッレの歯応えも本場風。濃いめのソースがよく絡んでかなり美味しい。

メインは愛母豚(アボトン)と野菜のグリル2100円を所望する。千葉県北総地域でアボカドオイルを与えた飼料でかつ放牧で育てた純潔黒豚はイベリコ豚以上に美味しいと言われる。聞いた事はあるけど実際にいただいたのは初めて。

アボガドオイルにオレイン酸が入っているので肉質が柔らかくなり脂が甘くなると言われる。実際にその通りで旨味の強さにびっくり。とてもいい体験をさせていただいた。。

最後はティラミスとコーヒーでフィニッシュ。会計も優しくてお値打ち感あり。とても美味しく頂き大満足で店を出る。

大阪市浪速区難波中2-6-20
06-6641-1790


カテゴリー 難波, イタリアン |

鮨マニシ

三宮の表記の寿司居酒屋に六甲山登山の帰りに訪問。

地下鉄「三宮駅」から徒歩約4分、阪急「神戸三宮駅」、JR・阪神「元町駅」から
徒歩約5分の場所に位置するトアロードから横に入ったところに位置する。大きな白い暖簾が目印で若い客が多い。

刺身盛り合わせを所望する。ミル貝やトロ、サワラなど珍しい魚がてんこ盛り。蛸の刺身とレア唐揚げも酒の肴にぴったり。大きな鯛のカマは荒炊きにしていただく。最後は寿司5種盛りを3皿注文して皆でシェアして楽しむ。

お店の名前は店主がシマニシだから・・・・

神戸市中央区北長狭通2-5-121F
tel078-335-1025
営業時間17:00-23:30(月-金)
12:00-23:30(土日祝)
定休日不定休


カテゴリー 寿司, 居酒屋, 神戸市 |

花外楼

北浜の表記の老舗料亭にて昼食をいただく。明治から続く名店でこちらの本店以外にもホテルニューオータニと近鉄百貨店ハルカスに支店がある。

明治維新の元勲たちが1875年(明治8)に大阪に集まって立憲政体の樹立を約した会議の場所として有名。
この会議の成功を祝って「木戸孝允」より贈られた屋号が「花外楼」と聞き及ぶ。
以来政界や官界の大立物が、続々と出入りされることとなったらしい。

この日は新しいビルに生まれ変わった店内を見学させていただき昼の会席コース15000円を所望する。

最初に八寸が登場。

矢羽根の器に盛り込まれたミニ稲荷寿し、厚焼き卵、菜の花サーモン、驚きの柔らかさの鰯の土佐煮。かなり分厚い数の子出汁漬け、紫蘇で色をつけた煮梅、合鴨の真空煮、一寸豆、蒸し鮑、穴子昆布巻き、からすみなどが綺麗に盛り込まれる。これだけで日本酒が2合くらい飲めそうな感じ・・・・

煮物椀は蟹真薯、蓬麩、ホウレン草軸、梅にんじん、大根、松葉柚子。出汁はかなり濃いめでしっかりとした味わい。

刺身は鯛、中とろ、鰤の3種盛り。

炭火で丁寧に火入れされた鰆木の芽焼きはしっとりした食感で水分も抜けてなく、思わず唸るずワンランク上の味わい。あしらえはフットボールトマトの浅漬け。

炊き合わせはカブラと筍、河豚梅煮、蕗など

食事は干し貝柱ご飯。。これもかなりいい味わい。

苺のムースタルトでフィニッシュ。。

玄関ロビーのお雛様は昭和のもの。

桂小五郎、伊東博文、大久保利通の揮毫。。昔の人は字が上手。ごちそうさまでした。。。

大阪市中央区北浜1-1-14
06-6231-7214


カテゴリー 北浜, 和食 |