蕎麦切り大城 8月

日曜日は長居公園で初の盲人の方の伴走会に参加をする。この日はパラリンピック日本代表の「わだっち」こと和田伸也君の壮行会を兼ねた練習会。

一本のロープを通じて心が通い合う。。いい勉強をさせてもらった。

ブラインドの方々の「今日は来てくれてありがとう!」という言葉を土産に表記の店に一人打ち上げ。。今や地元の名店。この近くに住んだり働いたりしている人は必ず知っている店。。誰に聞いてもいい評判しか聞かない。。マダムも年々奇麗になられる。多分蕎麦のレクチン効果か・・

難を強いていえば繁盛しすぎていてワイワイがやがや状態になることもある。しかしこれは繁盛店の宿命なのでしょうがない。

住宅街の端にたたずむ一軒家のシックな外観は通り過ぎてしまうような店構え。営業中と書かれた看板が目印となっている。

お気に入りの木漏れ日が入る奇麗に剪定された庭を見ながらビールで乾杯。この借景だけでいつもうっとりして蕎麦を食す前の軽いジャブでダウンしそうになる。緑を見ながらの酒は最高のごちそうである。


いつも丼でいただくじゃこおろしはあてで所望する。フワフワで超美味しい。。嫌なクセや臭み全くなし。

聞いてはいないが多分北海道であろう牡蠣をポン酢でいただく。。一口いただくと上質なことがすぐにわかる。輸送の工夫などで夏も美味しい生ガキがあちこちで食せるようになった。牡蠣好きの私はとても嬉しい。盛りつけも端正。

この日は盛りではなく「すだち蕎麦」をいただく。。しっかりと昆布や鰹節の効いた美味しい出し汁にすだちの酸味がとても心地いい。。蕎麦自身の甘みも強く感じられる。蕎麦は福井産の打ち立ての曳きぐるみ。。

詳細な産地まで紙に書いてもらったが失念してしまう。つなぎが入っているのでツルツルして食感もいい。。喉に通ったあとに蕎麦の香りがふわっとあとから感じられる。

出汁に前栽が映り込む。日曜の午後の幽玄ランチである。。こんな美しい蕎麦は生まれてこのかた見たことがない。心が震えるほど感動した。

仕上げは天丼。。。プリプリの大きな海老と野菜いろいろ。。生ビールも3杯。。。カロリー過多気味であるが走り過ぎて最近体重減少のためしっかりいただくようにしている。。というか長居公園で人の役にたった嬉しさが食欲を増進させる。。

いい一日だったわ

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13
06-6691-0046
11:00~14:30 17:00~終了まで
火曜日・月末の月曜日定休


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