地域

満潮

週末は高知マラソンに参加。前日は高知市内で地元の名店を廻る。いろいろな方に聞いておすすめの表記の店は貝焼きの専門店。

貝好きの私はかなり嬉しい。同伴した友人と2人で訪問する。貝焼き以外にも地元の食材を使った高知を代表するかつおのタタキ、カツオの腹んぼ、伊勢海老、ウツボの唐揚げ、鯨などの料理がたくさんある。

2013-02-23 20.47.58この日は一番廉価の貝めし膳2850円を所望する。内容によって価格もいろいろ。アラカルトメニューも豊富。

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突き出し出しは地元の貝と青い魚の酢の物。

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カツオの叩きは切り身が分厚い。。塩たたきが最近の高知のブームと聞き及ぶ。私はあまり好きではないので鰤、烏賊、いさきの三種盛りに変更してもらう。

そして貝焼き登場。。。

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皿に盛られた生きた貝の盛り合わせはとっても豪華。すべてが地元産でパカパカ動いている。これをお姉さんが入れ替わり立ち替わり焼きにきてくれる。

まずは牡蠣の味噌焼き。小振りなんだけどこれはこれでいい。しっかりと焼いてぐつぐつと煮立ってきたらカキと味噌を一度まぜていただく。この頃には高知の地酒あけまくり。

2013-02-23 20.23.12回りの味噌が少しこげてかなり香ばしくて美味しい。濃厚な味噌の味と牡蠣の旨味と日本酒が渾然一体。口の中がカオスにつつまれる。。

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串に刺さったエビも地元産。香ばしく焼き上げると皮も柔らかくて旨味も深くどれもが日本酒にぴったり。焼いてくれるお姉さんとの会話もとても楽しく焼酎消費日本一の県の女性はどれだけお酒を飲むのかという話で盛り上がる。

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長太郎貝。檜扇貝ともよばれる。見た目はホタテそっくりなんですが、色合いや味が全く違う。今日のは赤い色でしたが、青かったり黄色かったりと色とりどりの貝があると言っていた。

貝が開いた時点で店員さんがきて貝殻を半分に分けたら片一方は醤油をたらし、もう片一方は汁の上にネギを添える。。

貝から出る出汁をネギに移しながら焼く。ネギがしんなりしたところで食すとしっかりと貝の味と磯の香りが移ってとっても美味。

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ホタテはふわふわした美味しさなんだけどこの貝はしっかり焼き込んで醤油をたらしながらいただく。醤油で煮詰めると味が深くなって

“長太郎はよく焼いて煮つめると甘みが増します 出汁でおねぎを焚くと相性抜群の状態を味わえます”とのこと
口が開くと貝から出る水分を出汁にしてネギを焚くとなるほど塩気と磯臭さがとてもいい感じ。

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地元産のピカピカのハマグリはおいしすぎて写真を撮ることを忘れる。マテ貝を追加する。。この貝もしっかり焼き込んで食せば日本酒にぴったりすぎてどんどん飲み過ぎてしまう。

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お店のご主人が鮑をすすめてくれる。これ一杯で1000円なり。少し元気はなかったが焼き物なので充分。。

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最後の〆は貝ご飯。いろんな貝のへたを入れて作ったもの。。これはこれでとっても美味しい。。ごちそうさまでした。。。

高知市廿代町6-8
088-873-1732
営業時間:16:30~23:00 ■定休日:日曜・祭日

満潮魚介・海鮮料理 / 堀詰駅蓮池町通駅高知橋駅


カテゴリー 四国地区, 和食 |

栄来軒

住吉大社近くの老舗大衆中華。普段は社員と行くことが多いのだがこの日は一人でカウンターにてディナー。

生ビールといか天(小)と餃子。。こんな取り合わせが一日の疲れを取ってくれる。

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ご主人がいつもお客だけではなく従業員にも優しく接する姿を見て敬服する。人柄のよさは住吉でナンバーワン。作る料理はすべて食材にこだわっていて名物のズワイガニの焼き飯はカニの殻から身を取り出すところから始まる。

唐揚げ酢豚もめちゃくちゃうまい。。あとラーメンも昔ながらの味でとても懐かしくて泣ける味。

この店はとにかく一度行けば皆が必ずファンになる。。

2500円から予約をすればコース料理も作っていただける。デザートも絶品。。周りにコインパーキングいっぱいあるよ。

大阪市住吉区東粉浜3-29-5
06-6678-8807
11:00~14:30 17:00~21:00
定休:火曜

栄来軒中華料理 / 住吉駅住吉公園駅住吉鳥居前駅


カテゴリー 住吉, 住吉公園, 住吉大社, 中華料理 |

れすとらん浪花亭

中国語のレッスンの前に表記の老舗洋食店に立ち寄る。場所は阪堺線 の宿院駅 すぐ近く。周りには開口神社もあり、駐車場はたくさんある。かつてこの辺りは堺の心斎橋と呼ばれていた場所。私もこの近くで生まれ育ったので周辺には映画館や多くの娯楽施設があったことを子供心に記憶している。

しかしながらこのお店がある山之口商店街(今は改名)は今や衰退の一途をたどり他の地方都市と同様シャッター通りと化している。こちらの表記のお店は昭和20年(1945年)から綿々と続いている堺で最も古い洋食店となっている。

店のファザードは喫茶店みたいな感じ。入口をはいると、右側に細長いオープンキッチンがありこの日は若いコックさんが一人と助手の女性で切り盛りをしていた。店は古いがとても清潔感があり壁がレンガ造りになっていたりしてとても味のある風情である。歴史の力はやっぱ凄いと再認識。

お昼のセットメニューは4種ですべてライス付き 
  ・Aセット (ハンバーグ・トンカツ)650円
  ・Bセット (チキンバター焼き・トンカツ・エビフライ)800円
  ・Cセット (牛肉オイル焼き・トンカツ・エビフライ)1,050円
  ・Sセット (牛肉オイル焼き・ハンバーグ・エビフライ2尾)1,350円

いつもはBセットのチキンをハンバーグに変えたものが好きなんだけどこの日は張り込んでSセットを所望する。この店で超有名なのはオムライス(600円) 今はあまり見ないスタイルの薄い卵で巻かれたチキンライスは子供の頃に食べた鶏肉がしっかり入ったケチャップ味。一口食すと泣ける味。

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小振りのハンバーグは旨すぎて悶絶。一気に5つぐらい食べたいと思う。。海老フライもプリプリ。付け合わせのハムとチーズとケチャップスパゲティも涙なしでは食せない。オイル焼きの肉はひたすら柔らかい。箸でちぎれるくらい。。ステンレスの皿で食すのでなおさら涙がちょちょぎれる。

この店のハンバーグを食べると子供の頃の思い出がフィードバックする。。目をつぶって食べてもこの店のハンバーグは他店と味の違いがわかる佳品である。

アーモンド型に盛られたライスもこれまた泣ける。。。美味しくて懐かしくて嬉しくてハンケチがぐっしょりになる洋食屋である。

会計の時に車で来たことを聞かれso soと答えると100円キャシュバックしてくれた。車に乗ってまた泣けた。。50歳を前に最近とくに涙腺が緩くなったと感じる今日この頃。

堺市堺区大町東2-1-7
電話:072-232-0720
営業時間:11:30~14:00
     17:00~19:00
定休日 水、木曜日


カテゴリー 堺市, 洋食, レストラン |