地下鉄三宮駅横のビルの2階にある魚料理のお店。今年の2月にオープンして今や三宮を代表する超繁盛店。若い方のグループから年配の方々まで客層はいろいろ。時分時はいつも超満席でこの日も2週間前に予約してやっと席を確保する。大阪のみならず京都や岡山県からもリピータが続出していると聞き及ぶ。
主力商品は明石の昼網で獲れたピチピチの魚と白身の熟成魚。。水槽の中には活蛸をはじめとするいろいろな魚が群れをなす。
最近はアサヒビールとサントリーが行なう視察グループも激増。それだけ繁盛店として注目を得ているという証拠。
イケメン店長の島ちゃんは独身彼女募集中。いつもニコニコ笑いながら調理をする。彼を見るためにカウンター席を希望する女性グループが多いと聞く。生ビール430円でまずは乾杯。
名物の造り盛り(写真は2人前980円)を所望する。口の長い「狐鯛」は新鮮なものだとコリコリしてあっさりした食感なんだけどこれをあえて7日くらい熟成させたもの。低温熟成する事で水分が適度に抜け、身のアミノ酸が凝縮し味がとても深くなる。
それと淡路島の黒雲丹(まだ甘味が不十分なのは残念)、昼網の真魚鰹も造りで食す。今が旬の黒ムツは海水の中で熟成させる。魚の熟成方法もいろいろあって魚の種類によって使い分けると言っておられた。普段食せない魚が並びまくる。
コリコリのアオリイカも今が旬、瀬戸内海産の鰆もお造りで頂く。鯵も普通に美味しい。これだけ盛り込まれてアンダー1000円はコストパフォーマンスあり過ぎの(原価率200%ぐらい)の客にとってマスト注文アイテム。
熟成した魚としていない魚の食べ比べも楽しい。お造りだけ注文されたらうちの店は死亡しますと店長はのたまふ。
焼き場担当の古ちゃん(子供2人あり)お薦めの水槽で泳ぐ巨大なミル貝をバター焼きにて所望する。*写真の奥に見えるのが島ちゃん
お造りで食べてもよかったんだけど水管の部分と肝と身の部分が食感や鯵が異なってとても味わい深い。これが1200円というのも驚愕の価格。
その他のものもすべて内容からみればビックリするくらい安い値段。すべての商品が北新地の半額以下。。
〆は鯛味噌茶漬け880円。活鯛を合わせ味噌で和えて茶漬け。少しいい値段だけど注文する価値あり・・・日本酒に合うお茶漬けが食せるのはこの店だけ。。。予約必須です。。神戸までわざわざ行く価値あり・・・
神戸市中央区中山手通1-4-2Uライン三宮ビル2F
050-5786-2813
月〜木・日/17:00〜24:00、金土/〜翌2:00 不定休