魚市 *阿倍野の老舗魚料理店【大阪市 天王寺/阿倍野】

天王寺の老舗商業ビルのアポロビルの地下B1で50年以上営業されている(1972年開業)老舗魚料理店。このビルができた頃から営業されている。お店は年季が入って古いけど魚のこだわりはとても強くて魚のおいしさを知っているシニア客を中心にいつも満席。昼も刺身などの定食で大賑わい。界隈の魚居酒屋ではトップをひた走る超繁盛店。

広い店内はカウンター席やテーブル席、小上がりの掘り炬燵の席などがあっていろいろな使い方ができる。店頭の生簀には大きなウツボ、伊勢海老、河豚などが泳ぐ。この日も大きな天然河豚とクエがおすすめと看板に出ていた。カウンター内には調理師さん4名くらいと学生のアルバイトさん3人がホールを担当。2代目のご主人は目配りと気配りをしっかり効かせて客席を回る。ご主人とそっくりの3代目もホール担当として修行中。

ビールを注文すると突き出しの皮くじらが提供される。これがかなり上質で美味しすぎてびっくり。丹波の黒豆の枝豆も最高。

刺身は迷ったけど珍しい穴子の薄造りを注文。脂も載っていてポン酢との相性抜群。

料理の合間にいろいろなものをサービスしていただける。自家製のあん肝も丁寧に作られていてかなり美味しい。

刺身用の帆立貝柱を天ぷらにしていただく。

この日おすすめのクエの酒蒸し。10キロサイズの九州産の天然で味もよく載っていて食べ応えも満点。居酒屋でこのレベルのクエをいただけることにびっくり。

料理に合わせたお酒も色々いただきました。ごちそうさまでした・・・人気店なので予約必須です。

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大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-31 きんえいアポロビルB2
06-6649-4652
11:00~22:00

 

大阪市 天王寺/阿倍野 居酒屋

炭焼屋シンリキ *あべのルシアスの人気焼き鳥店【大阪市 天王寺/阿倍野】

グルメ友人推薦のあべのルシアスの地下にある表記の焼き鳥店を訪問。天王寺界隈に3店舗を運営する人気店らしい。店内はL字のカウンターと奥に壁際のテーブル席3つ。

今回は炭焼き場の正面に案内いただく。串は160円から240円までの価格帯でだいたい180円が中心。おひとりさん以外は2本からの注文となる。5種880円、7種1180円のお得なおまかせ盛合わせもあるけど好きなものだけいただく。

串は焼くのに時間がかかる。何か算段があるのかわからないけど注文してもしばらく準備しない。ビールを飲みながらのんびりと待つ。炭火にこだわりがあるようで何度も火力の調整をする。

最初にささみ柚子胡椒230円と山芋180円。続いて上肝200円と蓮根180円。しっかり焼き込まれた手羽先240円、ねぎま200円と続く。ピリ辛ウインナー180円と大きな焼きおにぎりでフィニッシュ。大衆価格だけど思っていた以上に美味しいことにびっくり。昼のみにもピッタリ。ごちそうさまでした。

大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5-1
あべのルシアスB1
12:00~23:00
不定休

大阪市 天王寺/阿倍野 やきとり

瓢亭 バルチカ03店 *名物夕霧そば【大阪市 梅田/JR大阪】

梅田のイノゲートビルのバルチカ03にある表記の麺料理店を訪問。お初天神に本店がありそちらは若い頃に何度か伺った記憶がある。

名物料理は店の名前にも使われている「夕霧そば」でそば粉に柚子の上皮を練り込んだもの。
お店のパンフレットには昭和29年の新調理品展示会で「柚子きり」「ゆずきり」「ゆうぎり」「夕霧そば」と名付けて出品したところさらに評論家の鳥江鉄也さんが近松門左衛門の作品に登場の「夕霧太夫」にちなんで「夕霧そば」と命名されたとのこと。

店内は広くはないけど落ち着いた雰囲気でテーブル席とカウンター席が並ぶ。
カウンター席からはうめきたが一望できる。お客さんは女性やカップルが多く、年齢層は幅広い感じ。メニューは名物の夕霧そばを始めカレーそばや天ぷら、蕎麦のコースなどもある。

到着した夕霧そばはつゆに、ウズラ卵が浮かび、ネキ、大根おろし、ワサビの薬味も添えられる。蕎麦をそのまま一口、柚子の味はわかりにくいけど、香りが鼻から抜けるのを感じることができる。白い麺は中華そばのようなビジュアル。卵を入れることでつゆがまろやかになる。蕎麦湯もいただいて美味しく完食しました。

大阪市北区梅田3−2−123 イノゲート大阪4F
06-6676-8939

大阪市 梅田/JR大阪 蕎麦