虹の仏 *四天王寺のスパイスカレー店

四天王寺の参道にある標記のスパイスカレー店を訪問。カレー好きの間ではかなり有名な人気店。大阪メトロ四天王寺夕陽ヶ丘駅から徒歩1分。店の隣にコインパーキングあり。この日は平日のオープン前に到着して15分程度並んで入店。当然ながら時分どきは大行列。

店内はカウンタ−7席に2人用テーブルが2つと4人用と6人用のテーブルが一つづつ。ウッド調の内装に大仏等のオブジェ。

日替わりの豚ホルモン辛口カレー1300円に看板商品の出汁キーマカレー小皿300円をつけたあいがけを所望。

しばらくして着皿。
5種の副菜がついて非常に綺麗に盛り込まれている。好物の豚ホルモンがたっぷり入ったカレーはとても香ばしい。出汁キーマはネーミング通り、出汁がしっかりと効いた他店では味わえない美味しさにびっくり。

スタッフさんの言う通り全てを一気にかき混ぜていただく。色々な味が何層にも重なって頭がチカチカする。食感の異なりも面白くて味も都度変化してかなり美味しい。途中でスプーンが止まらなくなる。全体的には食べやすくて馴染みのある印象。一気に完食ご馳走様でした。

前回の記事はこちら

大阪市天王寺区四天王寺1-12-23
[月・火・金・土]
11:30~14:00 18:00~21:00
[水・日・祝]
11:30~14:00
木曜定休

カレーライス

ラポンターシェ *東京の名店の味を引き継ぐ西天満のフレンチ【大阪市 北浜】 【大阪市 南森町】

西天満の表記の店を友人と訪問。2013年7月のオープンから定期的に通っている。

こちらのお店の田村シェフは本年2月に閉店された東京三田の古典的なフレンチで有名な「コートドール」で修行をされ、その料理をそのまま大阪のこの地で再現されている。(コートドールはシェフ引退のため本年2月で閉店)

シンプルでスタイリッシュな店内はカウンターとテーブル席一つの総席数12席のみ。ピカピカで清潔感あふれるキッチンなんだけど火口やオーブンもクラシカル仕様でスチームオーブンもなくシェフひとりで切り盛りされる。

メニューはプリフィックスの税込8900円のコースのみ。その日のスープはプラス1500円。

アミューズはコートドール直伝でこちらのお店のスペシャリティの「赤ピーマンのムース」ふんわり滑らかな生クリームの食感でまったりと凝縮した野菜の味わいと、冷たくほのかに酸味のあるトマトソースが口の中で響きあう逸品。

料理を提供する田村シェフの所作はゆったりとしながらもテキパキして無駄がなく流れるよう。

前菜はオマール海老のムース(プラス600円)を注文。ノルウエーサーモンの燻製、黒豚のテリーヌと共にどちらにしようかかなり迷った。この料理はコートドールのダニエル風をアレンジしたものでオマールを丸ごと食べているかのような味わい。中に入っている身もぷりぷり食感。付け合わせの人参ラペとりんごの甘いソースとの相性もとてもいい。

魚料理は平目のアメリケーヌソース。皮目をパリッと焼き上げた身厚の平目と濃厚なアメリケーヌソースの相性は抜群。白ワインが進みまくる。添えられたパンでソースを残さず拭っていただいた。こちらもコートドールのスペシャリティ。

肉料理は宮城県産野田鴨胸肉ローストと牛頬肉赤ワイン煮込みを注文して友人とシェアする。綺麗に火入れされた鴨肉の美味しさに言葉を失う。よくある料理なんだけどどこよりも美味しい。

牛頬肉の赤ワイン煮込みもどこにでもある料理。分厚くカットした頬肉を赤ワインで長時間煮込んだものだけどどこよりも美味しいと毎回確信する。重層的に味が入り込んだ肉は繊維が解けるくらい柔らかい。ソースは軽いけど深みがあってずっと食べ続けたくなる。後から香りが追いかけてくる甘いニンジンのピューレの取り合わせもお見事。パンをお代わりしてソースまですべていただいた。

肉料理はこのほかに羊肉のロースト、熟成国産牛肉のローストなどを選ぶことができる。

オーソドックスなクレームブリュレ。大量の生バニラビーンズを使った香り高く濃厚な仕上がり。デザートは他にアーモンドのブランマンジェキャラメルソース、チョコレートテリーヌとバニラアイス、バスティスのソルベとアイスクリームなど。

ワインはブルゴーニュのピノノワールを所望。いつも同じものを頂くので好みがわかってらっしゃるのがありがたい。全て美味しくいただきました。。

過去の記事はこちら

大阪市北区西天満4-1-8
06-6312-1777
営業時間:18:00~23:00
定休日:日曜日

大阪市 北浜大阪市 南森町 フレンチ

10月雑記

季節が変わって冬の兆しを感じるこの頃です。今月も私のブログを見ていただきありがとうございました。月末は日記で掲載していないヘビーユース店や普段使いの店などを自身の忘備録として記します。

心斎橋の某高級焼肉店のランチメニューのハラミ重900円。肉は柔らかいけど味はイマイチ。。肉は質と価格とのバランスが難しいな。タレでは誤魔化しきれないことを実感。

自宅から近いのでヘビーユースする居酒屋のオオサカ堂。

この日は店主が「全く儲からんわ」と言っておられた「大阪湾の天然鯛、真魚鰹の焼き霜作り、うおぜのきずし」の刺身盛り合わせ。白身でも味の異なりがあり面白い。真魚鰹のかまの塩焼きも珍しい一品。骨までしゃぶっていただきました。

チンチン電車の東天下茶屋駅隣接のikedaya BBQ style

BBQ料理だけでなく小皿料理も秀逸。この日は白バイ貝酢橘ジェノベーゼ660円、ハリイカのグリルとトマトのサラダ1600円をいただく。メインは白ワインと共にレモンチキンS630円をいただきました。

上本町にある山口果物は一年中季節のフルーツを使ったかき氷をいただくことができる。この日は初見のバナナのかき氷をいただく。

シロップは注文を受けてからミキサーで作成このほかにも無花果や梨、季などの季節のフルーツを使ったもの多数。

南船場にある香港華記茶餐廳 大阪心斎橋支店は本場の味をいただける大阪では珍しいお店。特に細麺を使った焼きそばが有名。この日は香港雲呑麺1350円をいただく。プリプリのエビが入ったワンタンがとても美味しい。スタッフさんは日本語がカタコトなのでメニューを指さして注文。

西天満の立ち飲みの松浦商店

大箱なんだけど高齢のご主人のワンオペ。調理からサービス、会計まで全て一人でこなす。ビールはキンキンに冷えたサッポロ黒生大瓶450円。この日の会計は850円でした。ゆっくりとクライマックスシリーズを見ながら過ごす。

南港の相愛大学の学食で「きのこパスタ400円」。ボリュームもあり思いの外美味しかった。

阿倍野の松虫にあるスパイス料理店の堕楽暮。こちらのお店も大好きで月に2度ほど訪問する。この日は柿・らくだ坂熟成納豆・味噌たまりのピータン600円、牛カスと生胡椒のカスエッグ・自家製マヨネーズ添え800円、あん肝のスパイスコンフィ700円、デザートにワイルドペッパーかおる柿のタタン600円を注文。オレンジワインとスパイスハイボールを飲みまくる。

近鉄百貨店奈良橿原店の催事の弁当2900円。北海道の寿司屋さんの出店。いくら、雲丹、タラバガニ、帆立、ズワイカニなどが入る。タラバガニのふんどし部分も美味しかった。

たこ焼きは銀だこが好み。油をたっぷり入れて揚げ焼き風でカリッとした食感。半自動のたこ焼き機にもいつも感心する。

大阪メトロ北加賀屋駅1番出口の達筆な所にいつも心を掴まれる。

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読者の皆様のお気に入りの地元のお店などおすすめ店をぜひご教示いただければと存じます。予約の取れない高級店よりもお店や店主や商品の個性が立った「渋すぎる店や」「おもしろ美味しい店」が個人的には好みです。私のアドレスは→shatyo@nori-net.jpです。

11月も引き続きよろしくお願いいたします。

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