御馳走UDONLIFE うれう 12月【大阪市 塚西】 【大阪市 玉出】

最もよく行く玉出のうどん店。。。 いろんなうどんをあちこちいただきに行くがこの店が私の判断のベースになっている。

名物というか大好きなのはアボガドうどん。。 ぶっかけ出汁にアボガドと山葵。。上質のちくわの天ぷらとは最高の相性である。

自分の舌を頼りに旨いと思ううどんをどんどん創作される店主の熱意にはいつも敬服する。。

本日は肉カレーうどん800円を所望する。 掛け出汁がこの店は評価が分かれていて化学調味料を入れない分、味にパンチがないのはいたしかたない。

店主はうどんの味がよくわかるような和食の吸い物のような透き通った自然な出汁を目指しておられるのはよくわかるがランチタイムにうどんと一緒にかき込むには物足らないという客が多いことも多分承知されているであろう。

特にカレーうどんの場合は出汁の味がかなりかそけきものとなり出汁のコクが感じ取れないレベルになる。客によっては何か入れ忘れたんとちゃうかというようなカレーうどんに感じる人もいるようである(食べログより)事実私も過去にそう感じたこともある。。

しかし今回一口うどんを手繰っただけでちょっと違うと実感した。 出汁のコクもしっかりとありそんなにカレーも濃くなく、少し柔らかめに湯がかれたうどんとのバランスも実にいい。 しかしカレーのスパイス感はしっかり感じられる。

肉を入れたせいでエキスが出たのかもしれないがいつもはあっさりしすぎでうどんの存在が主張しすぎていたのだが何らかの改良でピンポイントにはまった塩梅となっていた。

カレーうどんなのに出汁を飲みほしてしまった。。。我ながら珍しい。。 支払いの時に店員さんに聞けば「掛け出汁の改良をずっと続けておられ、最近思うようなものが完成したと言っていました」とのこと。

メニューも多く大変なのにこのレヴェルのクオリティーを維持するのは素晴らしいが労苦を伴うことは同じ飲食店経営者としてよくわかっている。

これからの季節カレーうどんもってこいですね。。 一度行ってみてちょ。

大阪市西成区玉出中2-13‐23

06-7504-8104

大阪市 塚西大阪市 玉出 麺料理

モーリヤ本店

巷では関西で最もステーキの美味しいお店といわれるモーリヤ本店。 近くに支店が2つほどあるがこの創業125年のお店が総本山。神戸牛を堪能できる有名店。

生田神社の表参道(IKUTA ROAD)沿い、東急ハンズの向かいにある。友人の橋本君が経営相談のお礼にと御馳走してくれた。ランチどきにいったのだが店の中は有名店だけあってほぼ満席の状態。

カウンターに陣取り4500円の厳選牛のコースを所望する。 話を聞くとこの厳選肉は神戸牛ではなく但馬牛だという。神戸牛のコースだとランチタイムでもちょうどこの倍の価格である。

神戸牛には厳密な定義があるらしく神戸そごうで但馬牛で作ったハンバーグを販売していたときに但馬の肉の卸店で勉強したのだが神戸牛(神戸ビーフ)とはまず、兵庫県産牛(但馬牛)のうち、等級が「A」または「B」等級ならば但馬牛(たじまぎゅう)、但馬ビーフ、TAJIMABEEF と呼称される牛肉となる。

そしてその「A」「B」等級の中でも①メスでは未出産経産牛、オスでは去勢牛脂肪交雑のBMS値No.6以上 ②枝肉重量がメスでは230キログラム470kg、オスでは260kg~470kgのものだけが神戸牛と呼ばれる肉となる。

簡単にいえば但馬牛の高級なものが「神戸牛」と言ったところか。

最初にお肉を披露。サーロインの場合は版の大きさの関係でどうしても薄くなってしまう。あまり薄い肉だと焼肉屋状態なので400グラムくらいを2人でシェアしていただくのがいいであろう。私はフィレをいただいた。。フィレ肉の端っこの方だったが多分いい肉であろうと見た感じでわかった。

お肉は丁寧に優しく焼き上げられる。。

野菜はもやしに茄子、紅芯大根、ヤーコン、蓮根、しめじなど。。ポン酢でいただくと実にあっさり。。

この店はほとんどの肉がA5ランクの神戸牛を取り扱い。たまに最高級のBMS値(ビーフ・マーブリング・スタンダード)NO.10以上の口の中でとろける特選ステーキに出会うことができると聞き及ぶ。

肉の薬味は乾燥ガーリックにブラックペッパー赤穂の天然塩(かなり塩辛い)・山葵・ポン酢・味噌タレなど。個人的には塩がオススメ!。。せやけどこの味噌だれがアホほど旨いのに驚いた。。

昼の4500円のコースでここまで良い肉が出てくるとは想像していなかった。 目の前できちんと焼き加減を聞きながら、丁寧に調理されたお肉は、「初めは塩だけで、それからわさびと塩で」という適切なアドヴァイスのおかげもあって実にたおやかに美味しくいただけた。

あと300グラムくらいお腹に入りそうだったが今度はええ仕事をして自分に御褒美でワインとともに神戸牛をいただこうと心に誓う。ええ肉はやっぱ旨いわ!と実感。。。

帰りに生田神社参拝。

年賀状用の写真を撮影。(来年、実は年男なんです。。若く見えてすいません)

 

神戸市中央区下山手通2-1-17 078-391-4603

モーリヤ 本店ステーキ / 三宮駅(阪急)三宮駅(神戸市営)三ノ宮駅(JR)

鉄板焼 神戸市

たこ茶屋【大阪市 梅田/JR大阪】

大阪駅前第3ビルの真南、国道2号をはさんだスタービルにあるタコ料理専門店。。 明石の人丸花壇も有名だがこちらはもっと気軽に食せるたこ好き羨望のお店。

御子息が友人であることと弊社中堅調理社員が昔こちらでお世話になっていたこともありご挨拶がてら予約をして友人らと訪問。

このお店では蛸レシピは300種以上あると聞き及ぶ。。メニューにも美味しそうなタコ料理の逸品が勢ぞろい。本日は奮発してタコと河豚のコース8000円を所望する。

最初のつきだしは湯葉と子蛸の足の炊いたんと「むかご」まずはこれで生ビールをいただく。。。

続いてお気に入りの日本酒の山口の「獺祭」を発見したので所望する。

この酒はほんと味わえるお酒。。。お造りはフグ刺しとタコの薄造り、まん中にタコの足がくねくねと動く。。。 ポン酢とともに味わえば至福の時間。。まさにこのお店の真骨頂。タコの薄造りも実に味わい深く旨みがあとからどんどん口の中に広がる。。

続いて出てきたのが軽く湯がいたタコのイボと河豚の皮、河豚白子を合わせたもの。まん中は河豚の腸にネギを詰めたもの。。。全てぐちゃぐちゃにかきまわして思いっきり口に含むと卒倒しそうになった。。 みんな好きなものばかりなんだけどこれは酒飲みはたまらんなあとか言いながらどんどんお酒を飲みまくる。。 本日のお気に入りベストワン。

続いては河豚の唐揚げとタコの唐揚げの盛り合わせ。。 水槽で泳いでいる生きたタコを調理しているためかなりの弾力とかみしめた時ににじみ出るタコのエキスが実にいい。

ここで普段飲まない芋焼酎の佐藤の黒ラベルに切り替える。。すっきりしていて豊潤な味い。。

そしてメインの河豚とタコのお鍋。。 河豚はしっかりと蛸はしゃぶしゃぶしていただく。 野菜もフグとタコのいい出汁を吸って実に美味しい。。。

河豚はポン酢で野菜とタコは出汁醤油でいただく。。この出汁醤油がかなり良く出来ていることに驚く。。

お腹いっぱいなんだけどやっぱ雑炊はいっとかな。。ということで一膳のみいただく。 少し濃いめの味がお酒の後にいい。

デザートはアイスクリームと柿とキウイ。。このアイスクリームにタイムマシーンという 江戸時代の造りを再現した超甘口酒を掛けていただく。せやけど不思議なほどあとに残らない。ドイツワインのアウスレーゼのような蜂蜜っぽい甘さを感じた。

そのほかいろんな種類のタコ焼きや変わったタコ料理もとても興味があったがそれは次回の楽しみにしようと思う。。

たこ好きの方には絶対お勧め。。。

大阪市北区曽根崎新地1-11-19 スタービル 6F

06-6341-6300

たこ茶屋割烹・小料理 / 北新地駅東梅田駅西梅田駅

大阪市 梅田/JR大阪 和食