2021年10月

川上商店 10月【大阪市 大国町】

大国町の木津市場にある表記の鰻料理店に友人とランチタイムに訪問。市場の中なので早朝から店の横の工場で大量の鰻を炭火で焼きまくって卸売されている。三重県をはじめとする国産の大振りの鰻を地焼きするスタイルでお店では早朝に焼かれたものを分厚い鉄板で再加熱して提供。店の前ではテイクアウトの蒲焼きも並ぶ。

私どものお店も大量に鰻を使用するときはこちらから仕入れさせてもらっている。お店は早朝5時から13時までの営業で鰻が売れ切れ次第終了。

極狭の店内はテーブルが4つ。女将さんを中心に女性だけで運営。

鰻巻きが売り切れだったので「うざく1000円」を所望する。熱々の鰻と小ぶりの胡瓜だけだがマイルドな酸味がとてもいい。身厚の鰻はかなり高品質。

大きな切り身が2つ入った「まむし2000円」。しっかり焼きこまれているので小骨は全くない。表面はパリッとしていて中はふわふわ。タレもご飯もレベルが高い。。コスパも良くて関西焼きの鰻では一番好きなお店。

過去の川上商店はこちら

浪速区敷津東2-2-8大阪木津地方卸売市場内
06-6634-5910営業時間
AM5:00~PM:1:00

 

大阪市 大国町

廉 10月【大阪市 谷町六丁目】

空堀商店街のすぐ側にある表記の和食店を友人と訪問。心斎橋の老舗の「作一」の西店で40年務められた調理師歴50年の山口県出身のオーナーとそのお弟子さんが作る法善寺喜川を発祥とする大阪板前割烹の系譜をトレースしながら楽しめる気鋭のお店。

店内は1枚板のカウンター8席とテーブル席が2つ。サービスは見習い調理師さんが担当。とても丁寧な接遇にいつも感心する。

メニューは手書きの毛筆で書かれており、100近い旬の食材を使ったアラカルト料理が並ぶのは圧巻。

町6丁目駅から空堀商店街西口に入って一つ目の筋を南に入った角にある新進気鋭の表記の割烹料理店を友人と訪問。

コース料理のお任せ3品8000円もあるけどこちらでは好きなものを好きなようにお酒と一緒にいただくのが好み。

座付は四角豆の白和えと烏賊の天ぷら、穴子の押し寿し。。冷たいビールとともにいただく。

刺身盛り合わせは煮鮑、鱧の焼き霜、明石の鯛、赤貝、石影貝など。。

脂ののった秋鱧と松茸の卵とじ。。半熟卵と鱧の相性がとてもいい。

栗を使ったグラタン。細かく切った針状の栗が天盛りにされる。。ゴロゴロと栗の入ったベシャメルソースの美味しさも突き抜けている。。

名物の一口ビフカツは数ミリの厚みにカットした食パンで和牛ヘレ肉を巻いて揚げた珍しいもの。肉も驚くくらい柔らかくてびっくり。辛子とウスターソースでいただく。

ごちそうさまでした。。。

過去の廉はこちら

大阪市中央区谷町7-6-3
06-4305-4380
17時~22時
休日 水曜日、第三木曜日

 

大阪市 谷町六丁目 和食

奈良食堂 10月

私どもの会社が経営する奈良の橿原にある炭焼きイタリアンレストランを視察を兼ねて友人と訪問。近鉄大和八木駅徒歩3分のカンデオホテルの1階に位置する。テラス席を合わせて120席の大箱店。地元の食材にこだわり、特にランチタイムのサラダバーは女性に大人気。お店はLAを意識した内装で今時の音楽が鳴り響く。。

10月になり少しずつお客さんが増えてきたという店長の弁。

こちらのお店はお通し400円が野菜サラダになっている。お代わりごとに内容が変わるようになっている。クランベリーで和えた蓮根や地元の四角豆など珍しいものも入る。

改良を重ねまくっているカニクリームコロッケ。サクサクの衣は限りなく薄く、中身は出来るだけとろとろに仕上げる。たっぷりのずわい蟹の身とミルキーなベシャメルソースのバランスもとてもいい。最高の一品になるまであと少し。。

ランチタイムで大好評のハンバーグもより美味しくするために改良中。地元産の大和牛と大和ポークをミンチにして作るんだけど肉の美味しさとともに独特のパサつきがどうしても気になっていたので、玉ねぎを減らして牛脂と豚脂、牛のおっぱいの脂などを加えるとコクと旨味も深くなりジュシーな仕上がりとなる。こちらも完璧なものになるまであと少し。ソースが美味しいのだか主張しすぎるのでこれも改善の余地あり。

玉ねぎの入ったフォッカッチャ。これはシンプルだけどかなり美味しい。玉ねぎを飴色になるまで炒めたジャムをつけていただく。

エリンギと地元の大シメジのオイルソース煮。。残ったオイルをパンにつけるとても美味しくてワインが進みまくる。

煮込んだ大根の炭焼き。大根の下にはパルメザンチーズと白ネギ。。

この日のレコメンドメニューの大きな活車海老の白ワイン蒸し。食べ応えも十分。

こちらのお店の看板メニューの炭火焼3種盛り(写真はハーフサイズ)大和牛、大和ポーク、奥丹波鶏を炭火で時間をかけて火入れする。粒マスタード、岩塩、バジルソース、バルサミコの酢で供される。個人的には豚肉がとても甘くて味も深い気がする。

パスタも冬から直径1.7ミリのスパゲティではなく2ミリのスパゲットーニに変更の予定。ソースとの馴染み良さや小麦感など様々なブランドをテスト中。地元の野菜の強い味に負けない無骨なパスタを提供できるよう頑張っております。

過去の奈良食堂の記事はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 

イタリアン 奈良県