串料理

とり芳【大阪市 北加賀屋】

調理師若手社員11名を連れて会議のあとに表記の店で懇親会。私どもの会社の近辺で安旨食事ではナンバーワンの焼き鳥のお店。夕刻から常に満席が続く超人気店。大人数のときは数日前から予約が必要。最初に生ビール400円で乾杯をして焼き鳥を適当に注文する。酎ハイは300円、ハイボールは350円。。

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名物のつくねには軟骨と胡麻が入る。ハートもかなり新鮮。「やきとり」という名前のモモ正肉はブロイラー特有の柔らかさと美味しさで食べ応え満点。脂ののったせせりもボリュームたっぷり。万人受けする甘めのタレが口に合う。皮がぱりっと焼かれた手羽先も安定のおいしさ。これらがすべて1本100円のお値打ち価格。少し前までは90円だった記憶がある。

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注文は住之江競艇の船券の裏を使用する。なかなか風情のある仕組みでいつも感心する。

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こちらのお店の凄いのが焼き鳥と同時に串カツも提供していること。この串カツもすべて100円でボリューム満点。ビックリするくらい柔らかい豚ヘレ、冷凍だけど巨大なイカ、薄い牛肉をくるくると巻寿司みたいに巻いて作るふわふわ食感の牛肉など価格を考えるとボリュームがあって手のかかったものばかり。当然海老も100円で提供。専門店を超える美味しさ・・・

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焼き鳥や串カツ以外もいろいろあってシャキシャキ食感の蓮根の炭火焼200円、強火で瞬時に巻きまくる名物の出し巻300円は完璧な焼き上がり。焼きおにぎりは2個で250円、しっかりと焼き込まれる大きなジャガバターは200円、塩加減が絶妙な鶏スープは180円、山芋グラタン焼きは300円とどれも驚愕の美味しさとハイコスパ。

思いっきりお酒を飲んで食べて最後はお勘定の合計価格を皆であてっこして遊ぶ。この日は一人ジャスト2500円・・・価格が一番美味しい。。唯一の欠点はいつも満席で席が取れないことかな。。

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節分にあびこ観音に厄除参り。参道の露店がいつも楽しくツボにはまって長居してしまう。腰を振りながら芭蕉せんべいを焼くせいちゃんのHな口上は面白すぎる。*芭蕉の葉(バナナの葉・・・昔はバナナを芭蕉と言っていた)を形取った焼けば大きく伸びるせんべい。
最近縁日でたまに見る明石焼も人気で4つで300円。ほとんど玉子ばかりで作っていると言っていた。昭和の始めからあると聞き及ぶミルクせんべいも大人気。乃木坂46の絶対的エースの西野七瀬さんも大好物。
日本一固いせんべいとして知られる拍子木で叩きながら時間をかけて焼き上げる「かた焼き」は伊賀の忍者の携帯食。南極に行く越冬隊も持っていくと聞いたことがある。
オムそば300円も大人気でやはり買いやすい価格が購買の決め手だなと心に思う立春の候。

大阪市住之江区中加賀屋1-3-1
06-6686-0075

大阪市 北加賀屋 串料理やきとり

市内某串揚げ店【大阪市 北畠】 【大阪市 姫松】

阿倍野区の高級住宅街にある11月中旬に開店した1日6名限定の串揚げのお店。ひっそりとした看板は店の存在を打ち消すくらいのかそけきもの。(ここではあえて看板名消しています)地下に続く階段を下りると北新地のサロンのような瀟洒な空間が現れる。

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食事はすべてお任せでお腹いっぱいになったらストップのシステム。ここまでなら界隈によくある串揚げ屋と同じなんだけど串を揚げているオーナーシェフが超有名な調理師歴30年以上の和食の職人。若い頃は船場にある料亭で修行をし、その後そちらの料亭の支店を一切任され超繁盛店にされその後独立。割烹業態の店と和食店を自身で経営された後、御弟子さんにその既存店を任せてこちらの店を静かに出された。

ネットも含め広報はこのブログが初めてで、完全予約制だけど電話番号は一切公表していない。貸し切りであれば9名までは入店することが出来るけど店主はあまりそういったことを好まないようなことを言っていた。現在は本当の口コミで予約の取れない日が続く。

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提供される串揚げは和食職人の目利きと手練がしっかり効いたもので他店との異なりはかなり明確。目の前にはソース、ポン酢、醤油、辛子の入った器とサラダが供される。

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串の扉は身の中に味噌を鋳込んだ「伊勢海老」 から。いきなりのカウンタ−パンチにビックリ。「牛肉」は一口いただくと黒毛和牛と判るもの。使用する油は米油で食感も軽く後口もいい。

「銀杏」は熊本産の大粒のものを薄く切ったはんぺんで包んで供される。「牡蠣」は驚きの大粒。新鮮でふわふわの「太刀魚」は紫蘇とアスパラが鋳込まれる。ちゃんとつくられた「赤飯」は昆布が入る。

「うずらのササミ巻」も和食の出会い(食材同士の相性)を感じさせる。「椎茸」、「穴子の八幡巻」と続いて、初めていただく「生湯葉」はトロトロで秀逸。「蓮根海老ミンチ鋳込み」、今が旬の「ワカサギ」と続く。「子持ち鮎」は3枚に下ろして小骨を取って塩焼きにしたものを再度揚げるという手間のかかったもの。「鯨ベーコンの水菜巻」も初めて頂いた。目からうろこの美味しさにビックリ。

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日本酒はこだわりのものが並ぶ。ほとんどのものが1杯500円。お酒だけいただきたいくらいの名品ばかり。特に新政の限定酒の美味しさにはビックリした。

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中にカレーを鋳込んだ「春巻き」、「アスパラに豚肉巻」は安定の美味しさ。「蕪の鯛巻」は出汁につけていただく。これは和食の鯛蕪を再構築したもの。「じゃがいもベーコン」はソースをしっかりつけていただく。

ネットリした「里芋の豚肉巻」、「むかご」の素揚げと続く。隣にいたお金持ち風30代女性客は「こんな美味しい串カツ初めて〜」「日本橋の六◯燈とか法善寺のWa◯abiよりずっと美味しい〜」とひっきりなしに言っておられた。調理師としての年季が違うので当然のこと・・・と心で思う。

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ワインはすべて国産品を揃える。甲州のものが多いがこの日は「北島秀樹」をすすめていただく。北海道余市町で栽培・収穫した葡萄で醸造した白ワイン。さっぱりとした酸味の辛口ワインで串揚げのみならず寿司や和食全般に合うと思った。どのボトルも仕入れ価格の2倍の超良心的価格設定。売価3000円から4500円までのワインが豊富に揃う。

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この後は定番の「蟹爪」、生姜を忍ばせた「砂肝」、分厚い身の「鱚」、「大黒シメジ」 、活シラサエビ(写真撮り忘れ)と続く。日によって仕込む量は異なるが全部で20本から25本くらいと言っていた。

気になる会計は串揚げコースが5000円という破格の価格。何本食しても同じ価格と言っておられた。この店近いうちに予約2年待ちとかになる事は必至。

店名・住所は今は秘匿
1日6名のみの完全予約制
*興味のある方は直接私(ペロペロ店主)まで連絡ください。
shatyo@nori-net.jp

大阪市 北畠大阪市 姫松 串料理

つるやⅡ【大阪市 天王寺/阿倍野】

JR天王寺駅周辺は焼肉の激戦区。王道をひた走る「平和」(通称ピンフ)ではそれだけを食べることもあるくらい上ロースが美味しくて安い。その横の「萬野ホルモン舗」は名前の通りホルモンの美味しさが突き抜けている。その他の店も含めてTPOで使い分けるけどその中で最も愛してやまない店が阪和商店街にある表記のお店。

普段は一人か気のおけない友人と行くことが多い。しかしながら席数が少ないことと人気があることで時分時はいつも満席。この日は21時半に伺い、たまたま2席空いてはいたがすぐに満席となっていた。

すぐ近くには普通の焼肉店舗の「つるや」がある。こちらはつるやの串焼き専門のディフージョン版。通称「つるツー」と呼ばれる。席の後ろ全面が引き戸で外から自分の目でしっかり観察して客がいないところの引き戸を開けて入店する。席数は7つのみ。店主を含めてお店の喫煙率は高い。しかし目の前で焼く肉の煙でタバコが気にならない。

店内は薄暗くてどよーんとした感じ。同伴者が聞けば今年で35年になるらしい(この前は30年と言っていたが・・・犬並みに年を取るのであろうか)

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味のある手書きのメニューが渋すぎる。ヨネスケ師匠そっくりの店主のケンちゃんは50代半ば。気さくで楽しくてすべての客に分け隔てなくお酒を飲みながら接する。客も順番にケンちゃんにお酒をおごりまくる。客全員でテレビを見ながら世間話をしながら飲み食いする。家族の団らんのようでかなり楽しい。

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まずは上タンを塩でいただく。炭火でレアに焼かれたタンはボリュームもあって食べ応え満点。価格はすべて2本の値段。ロースも塩でいただく。焼きセンマイは分厚くて焼きにぴったりの部位を使う。生センの場合は柔らかい部分を使用。お酒は名物のカボスの入った酎ハイ。この日は5杯いただいた。客のほとんどが同じものを飲む。

ニンニクとニラ入りのこってりした醤油ダレにコチジャンをいれていただくんだけど突出したバランスの良さはホルモンとの相性抜群。赤センやマル腸との相性は特に秀逸。食感や歯ごたえがいろいろな串焼きホルモンは素材がいいので何をいただいても美味しい。

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私の一押しのソーセージはシャウエッセンを使用。炭火で焼き上げられケチャップとマヨネーズと辛子をつけていただく。ハラミの火入れは軽め。独特の串打をする手羽も普通に美味しい。客は長居せずにさくっと食べて好きなことしゃべってさっさと帰るのがマナー。釣りを取らない客が約半分くらい。心もしっかり温まって店を出る。

大阪市天王寺区堀越町15-5
定休日:日曜日
営業時間:17:00~23:00

大阪市 天王寺/阿倍野 串料理焼肉