神戸市

旬重

週末は有馬温泉に滞在。。会社所有の会員制ホテルで温泉三昧。

食事はなじみのホテル花小宿に併設された旬重さんに。行く度に季節ごとの旬の味を楽しめる。カウンター8席、テーブル12席ほどの小さな店だけど良い素材を丁寧にとっても美味しくいただける。

特にカウンターの席は料理を作っている姿がじかに見ることが出来、炭火で炙られる食材とおくどさんからの米の香りを楽しめ、また料理長との会話も御馳走となる。馴染なので合うのが楽しみ。

雰囲気もレトロで趣味がよく、お皿や調度品のセンスもいい。。白髪で長髪を束ねたサムライのような料理長も格好良すぎ。

今回はディナーメニューで一番廉価な6300円のヘルシーコースを所望する。

先付けは鶏肉ともやしの豆板醤ソースときゅうりのドレッシング。。その上に車エビが鎮座。。 ピリッと辛い豆板醤のソースが蒸した鶏肉にぴったり。。鶏肉もかなり旨かった。

前菜が小鉢に烏賊と数の子を和えたもの。柿と大根人参のなます、滋賀県の赤こんにゃくの田楽、大根にアンチョビを射こんだもの、鴨ロース煮、南京のゼリー寄せ。卵黄の味噌漬け、チーズとカニの春巻き、スモークサーモンのお寿司。。。 料理は一品一品手がこんでいて実に美しい盛り付け。

味わいもストレート。素材感がよく出ていて私の口に合う。

これだけでビール2本いただく。。。満足。。。

煮物椀はくるみ豆腐に椎茸、プチトマトに南京をあげたもの。。 出汁の加減がとてもいい。。

ここで小鼓の純米酒をひやでいただく。。

お造りはシマアジ、天然鯛、ヒラメ、名残の鱧、黒豆の湯葉、おろした山芋に梅肉を掛けたもの あしらえも紅芯大根やビーツなど。。。温泉街のお造りのレヴェルをはるかに超えたエエ魚ばかり。。。

メインの炭火焼は旬のカマス。。。モンゴルの塩と醤油の入っていない果汁ばかりの自家製ポン酢を好みでいただく。。炭火ゆえの火入れの難しさは個人的によくわかっているがとても上手に焼けている。。 あしらえの蕪の酢漬けや黒豆の炒ったものを味噌で和えたものもとっても美味しい。。

横の客は肉を食べていたが目的は翌朝のクロスカントリーなので魚でで充分tと感じた。

いろんな種類のキノコと野菜を蒸したものをモンゴルの塩でいただく。キノコの滋味が純米酒とナイスマッチ。。

酢のものは鱧と柿、ネギの牛肉巻など。。。 らっきょで作ったドレッシングもよかった。。

炊きたてのご飯はとても上質。。大きなお椀の盛られた味噌汁、漬物も美味しい。。お腹いっぱいになるとしんどくなるので一膳で我慢。。

デセールは栗のアイスクリームに炭酸せんべい。。自家製の栗きんとんにアレンジの寄せもの、梨とレンコンの小豆和え。。。全て手がかかっていて最後まで満足。。

料理長と店の前で世間話。。。話が弾みまくりで途中で記念写真をパチリ。。。

夜はシャンパン飲んで早く寝る。。

翌朝温泉街を走りまくる。。上り坂が多く結構ばてたが山の中の空気が気持ちいい。。。ひと汗かいて温泉でクールダウン。 朝食は散歩がてら近くの有名パン屋で朝食。。いつものように買いすぎて食べられない・・・

日曜日の朝は温泉街も大にぎわい。熱々の酒まんじゅうはかなり美味しい。

肉屋のコロッケはラードの香りが最高。

招き屋と言う雑貨屋には本物の招き猫がいてびっくり。。

山の空気を久しぶりに感じてエネルギーチャージの休日となった。

こんなショートトリップもたまにはいい。

神戸市北区有馬町1007 ℡078-904-0283 

料膳 旬重懐石・会席料理 / 有馬温泉駅

和食 神戸市

肝胆亭

神戸港に南極観測船「しらせ」が入港し、お呼ばれで船上パーティーに参加。自衛隊員の手作りの料理や屋台の焼き鳥に舌鼓。

そのあと友人と三宮でいろんな意味で有名な「肝胆亭」に行く。 場所は三宮駅中央口の北側すぐ。フラワーロードより一本東の筋の三琴ビルの地下1階。 雑誌や新聞にもよく取り上げられる三宮の有名店 というか名物店。いや、名物おやじか。

お腹いっぱいだったのでワインとつまみを所望。。というよりは名物マスターとアホな話をしに来たような感じか。。。

国防の話から阪神タイガース、森羅万象いろんな話を酔っ払い状態でしゃべりまくり。。 店内の雰囲気と、おっちゃん、いえマスターの雰囲気は、どちらかというと「居酒屋」か「食堂」。

しかし味はめっちゃ「フレンチ」。 神戸の方なんだけど大阪の我々よりも大阪人のよう。かなり馴れ馴れしい感じ。。。ここまで敷居を下げるかって感じのフランス料理。

外観も何屋かわからないしメニューは黒板のみ。とても読みにくい。ほとんど素材名しか書かれていない。

前菜メニュー豊富なのでワインのアテには事欠かない。野菜を煮込みまくった(マスターは三年煮込んで腐りかけと言っていた)ものとあさりのガーリック蒸しを所望する。

ここのマスターに関しては好き嫌いがまさしく白黒のようにつくと思うくらいの個性派。そのマスターを凌駕する酔っ払いの関西人との会話は店の中を場末の居酒屋状態にしてしまった。。 しかし料理が旨いのが玉にきず?食い味重視の洗練されたフレンチである。。コスパもいい。。

店名の由来は「肝胆相照らす」という故事に基づくものと思われる。。腹の底からの深い付き合いという意味だったと思う。

HPには *肝胆亭という名前の由来は、中国の「肝胆相照らす」という言葉からとりました この言葉は「肝(腹の中)を包み隠さずに心の底までうち明けて交わる」という意味の言葉で、その意味の通り私達従業員をはじめ、初めて会うお客様同士さえも心の底まで打ち明けて話そうというのをコンセプトに営業しております。 あたかも大家族のような風に思っていただきたいということで肝胆-亭という名前になっています

ということらしいが。。マスターかなり強烈。。。覚悟して酔っ払って行くのがベスト。。

神戸市中央区琴ノ緒町5-4-5 三琴ビル地階 (078)242-8763

オフィシャルHPはこちら

肝胆亭フレンチ / 三ノ宮駅(JR)三宮駅(神戸新交通)三宮駅(神戸市営)

フレンチ 神戸市

裕泉

25日(月) 三宮駅から徒歩三分にある炭火焼鳥。 天神祭の賑わいを避けて神戸で友人たちと集う。日本生まれの元インド人チャンドル(通称チャンチャン)の行きつけのお店らしい。。。私も地元の友人を誘い、大人も子供も入り乱れての楽しいひと時。。。 この店の所在は三宮を少し上がった路地裏の高級飲み屋が立ち並ぶ地域なんだけど焼き鳥店も激戦区。そこらじゅうが焼鳥屋状態になっている。その中で鶏と炭にとことんこだわり、朝挽き丹波地鶏を使用し、炭は国内最高峰の紀州備長炭で焼き上げている。そして安い・・・(これが一番) ビルの奥が入口になって居て少し入りづらいがそう問題なし。 お店の中は細長いカウンターと奥はテーブル席が。 最初は何席か空いていたが、気がつけばすぐに満席になってました。 まずはビールで乾杯。。。。 hineponsasami.JPG ひね鳥のポン酢は。ゴリゴリした身をシガシガと噛んでいるうちに旨みがジュワッと出てくる。。 ささみのたたきは一口に入れれば新鮮なのがすぐにわかる。。 mametoripan.JPG 鶏だけではなくてこだわりの野菜を焼いたり細かな料理もいくつかそろえておられる。 一寸豆はホクホクして美味。鶏パンは焼いたパンに鶏のレバーのペーストを塗ったもの。。レバーの臭み全くない。。これはホント美味しすぎる。。。今日の本一だったかもしれない。 kamenote.JPG 和歌山から車で参上し当日カプセルホテル宿泊予定の友人のグンちゃんが持ち込んだ「亀の手」 丁寧にも湯がいて持ってきてくれた。。 熊の手ではなく亀の手は磯やテトラポットに張り付いていていわゆるフジツボの仲間。。 ふつうはもっと小さいのだけど彼が大きいのをチョイスして持ってきてくれたのも実に嬉しい。皮をむいて 中身を引っ張り出しておもむろにいただく。貝なんだけど海老ような深い味もする。 スイッチが入る。やばい、とまらん。これドンドンいける感じ。数に限りがあったので。。。。100個は食べれる気がした。。。亀の手食べるマシーン状態に入りかけた。。ここが焼鳥屋というのを忘れてしまう。 torisasimi.JPG 鶏の刺身はささみ、レバー、砂ずり、ネック。。。ネック(せせり)の刺身は珍しい。。新しいので美味しすぎる。。。。 nekkusinzou.JPG セセリは味がとても深く、火の入れ方も完璧。。やっぱり焼いたセセリは焼き鶏のホームランの王やと確信する。大好物の心臓もかなりでかい。。チャンチャンが大きいの持ってきてねと言ってたらかなりでかい心臓だった。。 segimotukunemorokosikawa.JPG セギモもレアの火入れ。。。味わい深くこれもあと3本くらいいただきたくなる味。そしてツクネ。まずは塩でいただく結構大ぶりな玉でいただき応えアリ。軟骨を刻んで一緒に練っているのがいい。こりっとした食感もあって楽しい。。ツクネって塩で食べた方が旨さを確認できtるね。                                                                                   ブランドのトウモロコシも超うま。。皮もパリパリ。。。日本酒に切り替えてどんどんお酒も食事も進む君。 kimotukunenankotusankaku.JPG レバーもトロトロで濃厚。。。タレのつくねもいただき。軟骨もかなりでかい。。解体の仕方にコツがあると昔聞いたことがある。そしてヒップ(さんかく)。。ジューシーな脂と尾骨の旨さ少し癖があるが柚子コショウをつけていただくと肉の旨みが引き立つ。 sinzoudon.JPG 最後に心臓の周りの血管の部分*何て名前か忘れたけど希少部位らしい。。 こんなの大好き。。最後に五島うどんをつるつるいただいて〆。 この店スタッフの皆さんの接客が良いので気分良く酔うことが出来る。女性スタッフかなりべっぴん。。 いい店にはいいスタッフがつくのね。。。 盛りあがりすぎて終電間に合わなかった(涙) 神戸市中央区中山手通1-7-10 中山手一番館1F 078-392-9766

やきとり 神戸市