神戸市

裕泉

25日(月) 三宮駅から徒歩三分にある炭火焼鳥。 天神祭の賑わいを避けて神戸で友人たちと集う。日本生まれの元インド人チャンドル(通称チャンチャン)の行きつけのお店らしい。。。私も地元の友人を誘い、大人も子供も入り乱れての楽しいひと時。。。 この店の所在は三宮を少し上がった路地裏の高級飲み屋が立ち並ぶ地域なんだけど焼き鳥店も激戦区。そこらじゅうが焼鳥屋状態になっている。その中で鶏と炭にとことんこだわり、朝挽き丹波地鶏を使用し、炭は国内最高峰の紀州備長炭で焼き上げている。そして安い・・・(これが一番) ビルの奥が入口になって居て少し入りづらいがそう問題なし。 お店の中は細長いカウンターと奥はテーブル席が。 最初は何席か空いていたが、気がつけばすぐに満席になってました。 まずはビールで乾杯。。。。 hineponsasami.JPG ひね鳥のポン酢は。ゴリゴリした身をシガシガと噛んでいるうちに旨みがジュワッと出てくる。。 ささみのたたきは一口に入れれば新鮮なのがすぐにわかる。。 mametoripan.JPG 鶏だけではなくてこだわりの野菜を焼いたり細かな料理もいくつかそろえておられる。 一寸豆はホクホクして美味。鶏パンは焼いたパンに鶏のレバーのペーストを塗ったもの。。レバーの臭み全くない。。これはホント美味しすぎる。。。今日の本一だったかもしれない。 kamenote.JPG 和歌山から車で参上し当日カプセルホテル宿泊予定の友人のグンちゃんが持ち込んだ「亀の手」 丁寧にも湯がいて持ってきてくれた。。 熊の手ではなく亀の手は磯やテトラポットに張り付いていていわゆるフジツボの仲間。。 ふつうはもっと小さいのだけど彼が大きいのをチョイスして持ってきてくれたのも実に嬉しい。皮をむいて 中身を引っ張り出しておもむろにいただく。貝なんだけど海老ような深い味もする。 スイッチが入る。やばい、とまらん。これドンドンいける感じ。数に限りがあったので。。。。100個は食べれる気がした。。。亀の手食べるマシーン状態に入りかけた。。ここが焼鳥屋というのを忘れてしまう。 torisasimi.JPG 鶏の刺身はささみ、レバー、砂ずり、ネック。。。ネック(せせり)の刺身は珍しい。。新しいので美味しすぎる。。。。 nekkusinzou.JPG セセリは味がとても深く、火の入れ方も完璧。。やっぱり焼いたセセリは焼き鶏のホームランの王やと確信する。大好物の心臓もかなりでかい。。チャンチャンが大きいの持ってきてねと言ってたらかなりでかい心臓だった。。 segimotukunemorokosikawa.JPG セギモもレアの火入れ。。。味わい深くこれもあと3本くらいいただきたくなる味。そしてツクネ。まずは塩でいただく結構大ぶりな玉でいただき応えアリ。軟骨を刻んで一緒に練っているのがいい。こりっとした食感もあって楽しい。。ツクネって塩で食べた方が旨さを確認できtるね。                                                                                   ブランドのトウモロコシも超うま。。皮もパリパリ。。。日本酒に切り替えてどんどんお酒も食事も進む君。 kimotukunenankotusankaku.JPG レバーもトロトロで濃厚。。。タレのつくねもいただき。軟骨もかなりでかい。。解体の仕方にコツがあると昔聞いたことがある。そしてヒップ(さんかく)。。ジューシーな脂と尾骨の旨さ少し癖があるが柚子コショウをつけていただくと肉の旨みが引き立つ。 sinzoudon.JPG 最後に心臓の周りの血管の部分*何て名前か忘れたけど希少部位らしい。。 こんなの大好き。。最後に五島うどんをつるつるいただいて〆。 この店スタッフの皆さんの接客が良いので気分良く酔うことが出来る。女性スタッフかなりべっぴん。。 いい店にはいいスタッフがつくのね。。。 盛りあがりすぎて終電間に合わなかった(涙) 神戸市中央区中山手通1-7-10 中山手一番館1F 078-392-9766


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リストランテアルトゥーラ

以前ランチでピザとパスタをいただき秀逸であったために神戸の店舗視察の後で友人と日帰りで食事をする。関西で有名なイタリアンシェフ山根大助氏の下「ポンテベッキオ」でセコンドとして修行をしていたシェフなので一定のクオリティーは保証されていると推察される。。。 コースは、一番廉価な「ソーレ」(6,825円)でしたが、素材も旬の物を使い、スタッフの応対・説明、お料理のお味も、満足度の高いものであった。 amaebisamatorifu.JPG 前菜は甘エビをポシェしたものを動物性のゼラチン状のもので巻いたものに薄い豆のソース。。。上にはサマートリフ。。。。これだけで期待感倍増。。。 saramimein.JPG サラミとロースハムの盛り合わせ。。。子供のころから塩気のきついサラミソーセージが大好きでよくおやつにしていた。。。(変な子供でした)グリッシーニに生ハムを巻いたものも秀逸。。。。 pasutamein.JPG トマトソースのパスタは魚や魚介がいっぱいミンチのソースがじつにいい。。。昔イタリアのボローニアでいただいたのを思い出す。。上に乗っているおかひじきはオカヒジキには栄養素の塊。ビタミン・カロチンとかが思いっきり入っていると聞いたことがある。 zukinimein.JPG 花ズッキーニのオレキエッティー。。。。オレキエッティというのはイタリアの耳たぶの形をしたパスタでこれもブローニアに行ったときに厨房に入らせてもらって一緒に作った記憶がある。 もともちしてかなり美味しい 。                                                       かなり歴史あるパスタと聞いたことがある。                                                                                                 花も恥じらう花ズッキーニは詰め物をしたり天ぷらにしたりはたまに見るがくたくたに炊きこんでパスタのソースにする。。                                                                                                                  ブロッコリーでこの手法はたまにいただくことがある。。パスタのギザギザにアンチョビ風味のズッキーニソースが絡んでとても美味しい。とても楽しいパスタである。 meinarima.JPG メインは鶉肉にいろいろ詰め物をしたソーセージの様な料理。。。。春キャベツとマコモ茸のフリット添え。。マコモ茸は筍とアスパラの中間のような食感で面白い。。。ポルペットもいろんな味が複雑に混ざってソースの旨さも相まってとても滋味深い。。。 deseruarima.JPG デセールも手抜きなし。サービスもハイレベルで標準化されており何よりも見晴らしがすばらしい。。 会員制だが秘密の隠れ家としては最高である。。。 兵庫県神戸市北区有馬町341-1 東急ハーヴェストクラブ有馬六彩 5F

アルトゥーライタリアン / 有馬温泉駅


カテゴリー イタリアン, 神戸市 |

旬重

有馬温泉にて所用で食事をいただく。。当初食事に行こうと思っていた店が休みと言うことで急遽変更。。。ミシュランガイドでお勧めの宿として掲載された有馬では勝ち組と言われる御所坊グループの木造の片泊まりの宿であるホテル花小宿に併設された食事処のこの店でランチをいただく。 本来は宿泊客が利用するように作られているのだが私のように外部から食事だけの利用でも可能な料理店となっている。他の有馬温泉内のホテルの食事どころに比べてコストパフォーマンスに優れているためたまに訪問する。 カウンター10席、テーブル席12席のこじんまりした薄暗い店内であるがカウンター内には“かまど”がありそれでご飯を炊いて炭火で魚肉類を焼くという趣向である。 今回は時間もあまりなかったので一番安い2940円の魚のコースを所望する。。 sakidukezensai.JPG 先付けは玉子豆腐に山椒をジュレにして固めたものがのっかったもの。。。 前菜がかなり手がかかっていたのに驚いた。。。桜の形の山芋の酢漬けに鰻の炊いたもの、鴨ロース煮に黒豆の味噌和えは秀逸。。その他全てのものがおいしく、どれも美しくたおやかで味わい深かった。 これだけの前菜を仕込むのにどれだけ時間がかかるか私はわかっているので頭の下がる思いで頂戴した。。。これぞ暖かさ溢れる、心がこもったお料理・・・・ tukuritakiawase.JPG おつくりは山芋のすり流しの中に山芋羹の入ったもの。。肉のたたき(但馬牛と言っていた)、甘エビのオイル漬け。。。 炊き合わせは白身魚のオランダ煮(揚げてからさっと炊いている)と山菜。。。しんみりした味の加減は年季を感じさせる旨さである。。仙人のような風貌の料理長は60才過ぎらしく最近老眼で目が見えにくくなってきたと私に言っていた。。。                                                                                                        使っている食材の説明もしていただき、この人本当に料理を作ることが好きなんだなと感じた。 食材の扱いにも思いやりや優しさが垣間見えた。 接客の方の接遇もよくいい時間を過ごすことが出来る。。。。 shusai.JPG 炭火で焼かれた鱸の塩焼きは火入れも完璧でとても美味しくいただくことが出来た。。 車の運転がなければ日本酒と一緒にいただきたいと思った。。。本当にどの料理も丁寧にこだわりを持って作っておられ上質感が満載であった。 そのあとおくどさんで炊いたご飯が出てきた。。。長崎産の目刺もかなり旨かった。米は兵庫県香美町にある関連の農業法人で栽培している有機農法の低農薬のコシヒカリと聞き及ぶ。。 deserushunju.JPG デセールも自家製栗きんとんは秀逸。。一保園の番茶とともにいただくと上質感満載。。。 久しぶりに高い価値を感じた昼食であった。。 神戸市北区有馬町1007 ホテル花小宿内 078-904-0281


カテゴリー 和食, 神戸市 |