カテゴリー:和食

八坂通り 燕楽 2月

京都の八坂にある友人のお店。本日は会合の後の会食で利用。 おでんを主力にしたカジュアルな会席料理が有名。 お店は前栽も美しくまさに料亭のつくりで水菜、九条ネギ、堀川牛蒡・麩・えび芋、赤こんにゃくなど京都らしいおでん色々をいただきにいつも冬の間何度か訪問する。

生ビールで乾杯をして先付けは大きな麩のおでん。上質な出汁がしっかりとしみ込んでいて実に京都らしい逸品。口に入れるとじゅわ〜と出汁がしみ出す。

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こちらのお店は京都で5店舗くらいいろいろな業態のお店を展開されており特におでんと京料理のコラボが有名で高品質な食事をリーズナブルにいただけることでとても有名。

おまかせコースは京料理のおばんざいが中心のコースになっていてその中の一皿がおでんになる。この日は4000円のコースをいただく。

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この時期最高に美味しい海老芋と鶏のおでん。。透明感のあるコクのある出汁はこの店ならではである。ホクホクの海老芋は驚くくらいの柔らかさ。

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おつくりは鯛の薄作り。野菜を巻いてポン酢でいただく。久しぶりに会う友人と楽しい話をしながらいただく食事はとても貴重な時間である。

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おでんが登場。玉子と大根と練り物の三種。出汁のしみ込みまくった大根が特別おいしい。この仕事がこちらのお店の矜持である。食材と下処理がいいのであろう。追加でおでんを頼むことも可能なり。。

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続いて目を見張るくらいの大きな鰯の焼き物。仕上げに醤油をひと刷毛塗っているのでとても香ばしい。頭と骨をはずしてレモンを搾ってかぶりつく。

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お約束の甘鯛の蕪蒸し。卵白も甘鯛もふわふわでとても美味しい。木耳の歯ごたえも良くてこれも心もカラダも温まる逸品。

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アンコウの唐揚げも大阪ではあまり食べることのない料理。なにをいただいてもとっても美味しい。

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最後の〆はうどんの入った茶碗蒸し。いわゆる小田巻蒸しと言われるもの。柚のアイスクリームもいただいてフィニッシュ。

とてもリーズナブルな価格で京都らしい風情ある料理と設えを楽しめる店としてとても重宝する。

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友達も全員大喜び。。こちらのお店以外のグループ店もおすすめです。。

京都市東山区東大路通八坂通小松町594‐3

和食関東炊 京都市

ちくでん

マラソンの後でとり天を食べたあと別府を代表する竹瓦温泉を訪問。風俗街のど真ん中にあって道後温泉のようなかなり風情のある建物。受付のおばさんと話をするとこの建物は「登録有形文化財」で近代化産業遺産」にも登録されているらしい。

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明治12年に作られたこの温泉は改築を重ねて昭和初期に最後の改装をして今に至ると言っておられた。当時は竹屋根葺きの浴場で後これが瓦葺きに改修されたため「竹瓦温泉」と言う名前になったらしい。この日も若い女性のグループがいっぱい来られていた。

名物の砂湯があるけどお酒を飲んでいたので入っちゃダメと言われる。普通のお風呂だけなら入浴料は「100円」なり44℃のお湯は一度入れば湯冷めしない・・・

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銭湯を出て風俗街を抜けて路地を歩いているとオーラ出まくりの表記の店を発見。こちらのお店は単品料理はなくてお任せの大鉢盛り料理一本勝負らしい。これはいい店見つけたと思い即入店。お店は店主と奥さんの2人だけ。座敷に通していただいてビールと大皿盛り料理3500円を所望する。この他にも河豚のコースとかあったけどご主人一押しということなので大鉢料理をお任せする。

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出てきた料理は大量のてっさと河豚皮、関サバと関アジ 、ゴマ河豚(と思う)の唐揚げ、豊後牛の網焼き野菜の煮物いろいろ・・・と言った内容。豊後牛は炭の香りと甘辛いタレが相まって柔らかくてとっても美味しい。刺身はすべてピカピカでカボスを絞っていただくと焼酎がいくらでも飲める。。

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この店でも大きな河豚の肝がついていてポン酢に溶かしていただく。河豚の身はもちろんアジもこの肝酢でいただくと味わいが変わって食べ飽きない。野菜の煮物もしんみりとした優しいお味で口直しにちょうどいい。蓮根のおいしさにはビックリした。

最後に味噌汁とおむすびがついていてフィニッシュ。
四季折々の新鮮な地元の素材をうまく使われて内容も価格も大満足でした。

その日の料理の内容は毎日フェイスブックで公開しておられます。

大分県別府市北浜1-6-1

ちくでん割烹・小料理 / 別府駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

和食郷土料理 九州地区

とよ常 駅前店

マラソンを完走したあと温泉で汗を流して表記の別府で超有名な郷土料理の店で一人祝勝会。場所は別府駅東口のロータリー前にある。
別府発祥かつ大分県民のソウルフードである「とり天」とビールを愉しむ。行列の絶えない人気店だけど夕方の早い時間に訪問したのでカウンター席を確保。観光客のみならず地元客にも人気の店らしい。

別府市内だけでもとり天を出しているレストランは100件以上あると聞き及ぶ。東洋軒と言う中華レストランが発祥(今でもある)で前日に訪問した寿司屋でもサイドメニューでとり天があったのには驚いた。

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ほどなくして出てきた名物のとり天は、細長いスティック状の鶏肉に厚めでふわっとした衣を纏う。酢醤油のような酸味のあるタレを上からぶっかけてそれをタルタルソースに付けて食べるという趣向。上品なチキン南蛮という感じであろうか。
お店の姉さんに「このたれは酢醤油ですか」と聞くと「違う」とのこと。レジでこのたれが販売されていたので成分を見ると醤油、酢、レモン果汁、砂糖と書かれていた。この酸味がポイントと感じた。。

食感はカリカリしたころもにジューシーさ残し、かつコリコリした食感が特徴の仕上がり。言われなければゲソ天のよう。ころもは大きくて肉部分は極僅か。しかしそれがビールによく合う。お店によって肉の部位、下味や衣の色、タレや辛子の有無、カボスがついていたりニンニクがしっかり効いていたりとバリエーションも豊富と言ってていた。

付け合わせのキャベツサラダも丁寧に作られていて美味しい。あっという間に完食して店を出る。刺身や豊後牛など地元の食材をふんだんに使った料理がたくさん。大勢で来ると楽しく会食出来るであろういい店である。。こちらのお店の本店は北浜公園と言う駅から徒歩5分に位置する場所にある。。

大分県別府市駅前本町3-7

とよ常 駅前店天丼・天重 / 別府駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

和食居酒屋郷土料理 九州地区