焼肉 やっちゃん 3月【大阪市 京橋】

六甲山登山の後、たんぱく質補給のため友人と京橋の表記の焼肉店を訪問。日曜日の夕方のピークタイムに無理やり予約して席を作ってもらう。曜日関係なく営業時間中はずっと超満席。場所はJR京橋駅北口から徒歩1分の最高立地のカウンター14席。お店は古いけど掃除はかなり気合が入っていてどこも清潔。ここ数年は暖簾分け制度で大阪、神戸、東京などあっという間に11店舗となる。こちらの本店は店主のやっちゃんが現場に入って店を切り盛りする。お手伝いのリオちゃんも料理・接客共々かなり腕が立つ。

絞り込んだメニューで飛び切りの肉を高いコスパで提供するマーケチング力とやっちゃんのコミュニケーション力や目配り、客の心を掴むセンスのあるトークとおもてなし力にはいつも敬服する。女性客が多いのも特徴。

焼肉は客からの注文を受けてから肉を切り出して下味をつけてから提供するスタイル。1人前がどれもきっちり200gで他店の3倍のハイボリューム。界隈で一枚ずつ注文する焼肉とは正反対のスタイルでガッツリと美味しい焼肉を食べたいという欲求をしっかり満たしてくれる稀有なお店。

上タン塩(レモン)
上ハラミ(ワサビ醤油・タレ)
上バラ(ワサビ醤油・タレ)
上ロース(ワサビ醤油・タレ)

以上1人前2,200円 ハーフサイズ1,100円
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上ミノ(タレ・塩)
テッチャン(タレ・塩)
ツラミ(タレ・塩)
ココロ(タレ・塩)
ホルモンミックス(タレ・塩)

以上1人前1,400円 ハーフ700円

最初に生姜醤油でいただく「ココロ刺」を所望する。センマイ刺しとどっちにしようかいつも迷う。ココロがとても新鮮でシャクシャクの歯ごたえもあっていくらでも食べることができる。

続いて看板商品の塩タン登場。白くピカピカ光るタン元を厚切りにして隠し包丁を入れたもの。よく焼いてもレアでも美味しい。あっさりした脂分とレモン汁との相性がとてもいい。

続いて関西焼肉女王のイカリンも絶賛のロースを所望。この日は特にいいものが入荷とのこと。甘めの醤油とわさびでいただく。一緒に名物のハラミと食べ比べをする。圧倒的な柔らかさと甘い脂に卒倒しそうになる。

好物のホルモンミックスの塩焼きはアカセン、ココロの盛り合わせ。さっと炙って韓国産の唐辛子でいただく。見た目ほど辛くはない。精肉よりもこちらの方が好みかもしれない。

最後はハラミとロースをタレ焼きでいただく。塊から切り出してもみだれでしっかりと下味をつけたものは塩焼きとは異なる深い複雑な味わい。酸味のある醤油だれでいただく。これも唸るくらい美味しい。

こちらのお店を紹介した友人は皆、大喜び。私のブログの読者さんもたくさん訪問されておられると聞き及ぶ。見知らぬ方からたまにお礼のメールをいただく佳店です。初見の方は予約の際に「ぺろぺろ」を見たと言ってくださいね。。

過去のやっちゃんはこちら

大阪市都島区東野田町3-1-3
090-4279-1864

大阪市 京橋 焼肉

Ikedaya BBQ style 3月【大阪市 東天下茶屋】

最近よく通う表記のダイナーを一人で訪問。自宅から近いために昨年からヘビーユースする店。阪堺電鉄の東天下茶屋駅直結で横に細長くて天井の高いお店は昭和40年代のチンチン電車の駅舎をリノベーションしたもの。

BBQという名前だけど厳選した食材を丁寧に時間をかけて供する料理は何をいただいても繊細かつ味わい深い。こちらはお酒のサブスクがあって(1ヶ月680円で全てのドリンクが何杯飲んでも1杯220円)もかなりお得過ぎていつも飲み過ぎてしまう。

店内は定期的に産地直送の野菜マルシェやスパイスカレーの間借り営業を始め様々なイベントがある地元密着のおしゃれなお店。

炭火を使ったBBQ料理もいいんだけど素材感を活かし切った週替わりの小皿料理600円も秀逸。たらこを温燻製したものには独特の苦味と食感の春菜の「シュクライ」を合わせる。続いて驚くくらい糖度の高い「さつま芋」と「生うに」を合わせたものも白ワインが進みまくる。旬のホタルイカとビーツのマリネも相性がとてもいい。

続いて店主が長崎まで行って購入してきたという生牡蠣をいただく。小振りだけど味が濃くてスープもたっぷり。10個くらい食べたかったけどきりがないのでやめておく。牡蠣とクタクタに炊いた白菜で作るシチューも絶品で鍋一杯食べたくなる美味しさ。

メインは好物のスパイシーチキンとジューシーとしか表現できないソーセージの盛り合わせ。鶏肉の食感がかなり柔らかくて数種類のスパイスの香味と辛さの中にマイルドな甘さも感じる逸品。一緒に添えられるヨーグルトソースが味を引き締める。

この日はひな祭りにちなんで限定の「ちらし寿司」2200円もメニューに登場。はまぐりのスープで炊いたご飯の上に「はまぐり」「菜の花」「ローストビーフ」「雲丹」「キャビア」などの気分が上がる高級食材がたっぷり。

店の端にはハイセンスなベーカリーも併設されていて天然酵母を使ったハード系のサワーパンなども販売されていて大人気となっている。この店のクッキーも驚くほど美味しくてハイキングに行くときは前日に必ず購入する。

スマホを見ながらゆっくりと一人でお酒を楽しむ時間はとても貴重で有意義でそれにぴったりのお店です。

過去のIkedayaはこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町6-25
火曜日定休(夜の営業時は木金土日のみ)

大阪市 東天下茶屋 その他料理

ニューとん助 3月【大阪市 北加賀屋】

住之江区の中加賀屋という場所にある表記の洋食店を訪問。大阪メトロの北加賀屋駅から徒歩7分の商店街を少し外れた場所に位置する。私どもの会社から近いので個人的にヘビーユスする店の一つ。場所はあまり良くないんだけど開店から閉店までずっと満席で行列が絶えない地元の超人気店。

年末から訳あってずっと休業されていて、この日は数ヶ月ぶりの営業再開に常連客をはじめとする大量の客が押し寄せる。この日は10時半からの営業なんだけど開店と同時に満席になりウエイティングが10名以上となる。営業確認の電話も鳴り止まない。

カウンターのみの店内は洋食店と思えないくらい綺麗で清潔。高齢のオーナーご主人と若いコックさんと奥さんとサービスの女性2名で切り盛り。

店名通りとんかつがマストメニューで物価高の現在も全く値上げをされない姿勢に敬服する。大きなサイズの「Wとんかつ」も男性客には大人気。

まずは久しぶりの「ポタージュスープ300円」を所望する。注文ごとに作るニンニクたっぷりのワンパクB級グルメそのものの味わい。これをいただくと人と会話ができなくなるくらいパンチがある。

この日は「とんかつ800円」に「エビフライトッピング300円」を所望する。食べ応え満点のとんかつはふわふわのサクサク。どの料理にも使用されるこちらのお店のシグニチャーとなっているニンニクたっぷりの旨味とコクのあるドミグラスソースが秀逸。エビフライも薄衣で食べ応え満点。

とんかつ以外にもビフカツやとろける食感のハンバーグなども人気。昼間だけの営業だけどわざわざ伺う価値あり。妥協のない地元の名店です。お店の横にはコインパーキングあり。早めに到着して開店前から並ぶのがおすすめです。

過去のニューとん助はこちら

大阪市住之江区中加賀屋3−1−22
電話 06-6685-4096
営業時間 10:51-13:50
定休日 日曜日・水曜日

*過日に若い頃に出会った友人のブログを見て涙することがあった。人を赦すということはその人の魂のステージを上げることと再確認した。

大阪市 北加賀屋 とんかつ