水餃子の店 哈尓濱(ハルピン)【大阪府 茨木市】

立命館大学の学生が黒竜江省ハルピンに旅行に行ってきたということだったので講義の帰りに表記の店を予約して数名で訪問する。

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場所はJR茨木駅から徒歩2分の線路沿いの裏通りに抜けたところ。路地の奥なのでなかなか判りにくい場所にある。中国東北部黒竜江省のハルピンの餃子を提供する専門店とのこと。

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店内はL字のカウンターと奥にテーブル席が1つ。定員は10人くらい。2代目のご主人と今年2年目のバイト君で運営。

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メニューは餃子4種類と一品料理がいくつかあるだけ。突き出しの細切りにされた干豆腐はシンプルにごま油と塩で味つけられる。

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注文されてから皮を延ばして作る水餃子1人前6個/420円を最初に頂く。湯がき立てを熱々で提供。ムチムチした食感とツルツルの舌触りが特徴。サイズは小振りできちっと定形されている。豚肉の餡は肉汁たっぷりで口が火傷しそうになる。水餃子は皮を食べる料理とよくいわれるとおり小麦の味わいも良くて酢醤油につけていただくと永遠に食べ続ける事が出来る気がする。にんにく不使用でそれ故か女性客も多い。

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焼き餃子480円も注文があってから皮をつくる。盛りつけがかなり美しい。クリスピーに焼き上げられていながらも皮はムチムチしていてかなりのハイレベルなものに仕上がっている。こんな焼き餃子は初めて頂いた。これは酢にラー油を加えたもので食す。小振りなので一口で食べるのがお薦め。

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蒸し餃子480円も味わいが異なってとてもいい。甕出しの紹興酒と一緒にいただくとお酒が止まらなくなる。同じ餃子をそれぞれ調理法を変えて提供しているのかと思ったら微妙に皮は異なるとのこと。これ以上は企業秘密。この他にもスープ餃子600円があるけどそれはパスして再度水餃子を注文する。

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餃子以外に店主お薦めの豚肉とネギ炒め800円を所望する。ビジュアルは油まみれだけどそこまでしつこくない。葱の火入れは完璧。肩ロースであろう豚肉も秀逸。葱と豚の旨味を吸ったサラサラの香ばしい油を食べる料理となっている。再び瓶ビールを注文してマリアージュを楽しむ。

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箸休めにセロリ入りサラダ。口の中がさっぱりしながらもお酒がすすむ味わい。

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スープ付きの中華ちまき400円は甘く煮込まれた豚肉の角煮と栗が入る。豚の甘い脂が餅米に染み込んでいてこれもお酒がすすむ味付け。

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学生が訪問したハルビンの街は氷点下20度の極寒の場所だったらしい。

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ロシア国境に近いので「東洋のモスクワ」とか「東洋の小パリ」とか昔から言われる言われる。(写真は学生のものを借用)文化大革命でほぼ多くの教会が壊されたと聞くが一部はそのまま保存されているらしい。

茨木市西駅前町8-5
072-623-2500
定休日 月曜日
営業時間18:00~24:00

水餃子の店哈尓濱餃子 / 茨木駅宇野辺駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪府 茨木市 中華料理

ゆうらい【大阪府 茨木市】

立命館大学茨木キャンパスに行く前に一人で駅前の表記の店を訪問する。駅から徒歩2分のローカル有名ラーメン店。地元の友人はもちろんのこと立命館の学生からも絶大なる人気を博しているお店らしい。昼時はいつも満席でパンパン状態。

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年季の入った佇まいを外からしばらく見ながら暖簾を潜る。細長い造りの昭和の空気満載の店内はカウンタ−とテーブル席に分かれていて店の入り口に大きな製麺機が置かれる。席数は約20位。BGMは昭和ポップス。女性の一人客もいるのにびっくり。シグニチャーメニューのチャーシューメン700円を所望する。メニューはこの他にも「味噌ラーメン」「ニンニクラーメン」「キムチラーメン」など。学生向きの「学割ラーメン500円」もある。17時までは麺の増量無料とのこと。

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10分くらいで着丼。パンチのあるビジュアルが印象的。

表面に脂の浮く茶色いスープは醤油ベースのクラシカルな豚骨。醤油の濃厚さが豚骨の癖を押さえていて、化学調味料もしっかり入った何とも言えない深みと中毒性のある味わい。どういうわけか酸味もあるので思ったよりキレもある。

麺は低加水の自家製極太ストレート麺。丸くて細うどんのような感じのモチモチした食感。パンチのあるスープに負けない力強い麺で小麦の風味も良くて個人的には好きなタイプ。

超薄切りのチャーシューは赤身部分と脂のある部分があわせててんこ盛りにされる。スープに浸しながら頂くととてもいい感じ。

卓上にはラーメンダレ、胡椒、おろしニンニク、ラーメンだれ、粗挽き唐辛子、紅しょうが、にんにくチップ、島唐辛子の焼酎漬けなどもあって少しづつ入れながら味の変化を楽しむ。最後に酢を入れて完食する。

学生の評判は「あの店は好きな人と嫌いな人に分かれますね〜」とのこと。でも私は大好き・・・

茨木市西駅前町8-7
072-625-6949
営業時間 月~金 11:30~01:00
土・祝 11:30~24:00
定休日 日曜日

ちゃあしゅうめん ゆうらいラーメン / 茨木駅宇野辺駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

大阪府 茨木市 ラーメン麺料理

金魚カフェ【大阪市 昭和町】

過日に昭和町の蕎麦店を訪問したときに見つけた気になるカフェを訪問。ネットで見ると知る人ぞ知る有名店らしい。

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場所は夢KANさんの隣。大正14年に建てられた長屋を改装して今年で12年と言っておられた。昭和レトロなカフェは最近よく見かけるけど遥かにそれを超えた摩訶不思議空間となっている。外観はもとより店内に入るとびっくり仰天。

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お店はカウンタ−と6畳ほどの和室とテーブル席に分かれる。カウンタ−席とテーブル席の結界に金魚が泳ぐ水槽が置かれる。あちこちに人形やレトロな骨董市にあるような置物が飾られてミステリアスな空気を醸し出している。

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静かで薄暗い店内に飾られる顕微鏡や沢山の人形もマニアにはたまらないものであろうか。本棚には江戸川乱歩の怪人20面相シリーズ、黒魔術や解剖など渋すぎる本が並ぶ。

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あちこちにある人形と目が合う。。赤い服を着た人形はまさに語りかけてきそうな感じ。最初は背筋が寒くなるような違和感があったけど少しずつ慣れて居こごちが良くなって来るのが不思議。店主も艶があって親切でいい感じ。

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レトロな人体模型や朽ちた壁に貼られた新聞やチラシも何とも言えない奇妙でアブノーマルでホラーでオカルトな感じを醸し出しワクワク感が止まらなくなる。すべて書ききれないがこの他にも鹿の剥製や古いグラス、着物、よくわからない道具などが整然と飾られる。しかしながら苦手な人は無理かも知れない。

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店の奥には明るい光が入る前栽。。この場所も趣味性が高く無造作に見えるけど嫌いではない。2人がけのテーブルに座ってシグニチャーメニューのきんぎょクリームソーダー680円にプラス130円で金魚クッキーを付けていただく。

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金魚鉢に入って供されるクリームソーダーはメロン味。アイスクリームの上にのっかる金魚が可愛い。周りの人形の視線を感じながら頂くクリームソーダーの味は格別。

2階は貸し切りに出来る空間などもあってセミナーや個展、ギャラリーによく使われると言っておられた。まだまだ知らないお店がたくさんあるもんだと内省しながら店を出る。

大阪市阿倍野区阪南町1-52-5
電話06-6622-0021
営業時間12:00〜18:00
定休日月・火

金魚カフェ喫茶店 / 昭和町駅文の里駅松虫駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 昭和町 カフェ