2024年12月

米増 12月

福島の表記のお気に入り和食店を友人と訪問。福島駅から北に徒歩7分のなにわ筋沿いに位置する。開店以来ほぼ毎月伺っているけど毎回さまざまな新しい意匠があり、全く飽きることがない。

大阪屈指の予約困難店として有名で新規客は現在受け付けておられない。常連客でも次の予約は9月ごろと言っておられた。ミシュラン2つ星店だけどそれについてはあまり気にされていない。

大阪の「本湖月」や「かが万」等で修行をされた46歳になる温和な人柄の主人と奥さん、調理師学校を出た21歳の見習いスタッフさん3名トリオで切り盛り。

コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日はずわい蟹が入るので33000円(税・サ別)とのこと。カウンター8席で17時半より一斉スタート。

最初に本日使用する蟹のプレゼンテーション。希少な香住産の1キロオーバーサイズ。新鮮ゆえ皿の上でも激しく動き回っていた。

店内は温かみのある茶味ある仕立ての中に適度な緊張感を感じる雰囲気か醸し出している。北新地にあるお店のように大きな声で話す客はほぼいない。

毎月変わるお店のしつらえも楽しみの一つ。細部に至るまでお客を楽しませようとする細やかな神経が行き届いている。この日の床の絵はご主人の小学生の娘さんが描いた油絵とのこと。蕾の椿は氷鉢にいけられる。

トイレの飾りも愛らしい。この日のメインは焼き蟹でご主人が目の前の炭で蟹の水分を程よく残しながら丁寧に焼き上げたものを若い調理師さんが流れ作業で皮を剥いて皿に盛り付ける。熱くて固い殻を包丁で剥き上げるのが大変そうだった。

料理の写真は掲載禁止なので忘備録のために献立のみ記します。

・蟹味噌雑炊に蟹の身をたっぷり乗せたもの
・鰤を蕪で挟んで熟れ寿司仕立てにしたもの
・すっぽんの煮物椀 卵豆腐
・たら白子ポン酢 蓮根
・漬けにした明石の鯛 九州産赤貝
・焼き蟹(3切)
・蟹身と蟹味噌の入ったスープ
・真鴨の焼き物 北海道百合根
・手打ち蕎麦
・白ごはんと韓国産鯖味噌煮 粕汁 香の物
・みかんのジュレとシャーベット
・能勢産の栗きんつばと薄茶

蟹が美味しすぎて日本酒をたくさんいただきました。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

未分類

ベトナム料理店 ホイアン 12月【大阪市 玉出】

西成区玉出にある表記のベトナム料理店を私どもの会社の慰労会で訪問。大阪メトロ玉出駅を北西に徒歩5分の場所に位置する。

西成の住宅街にポツンと佇むかなりいい雰囲気のファザード。大正時代の築100年の古民家をリノベーションしており綺麗な中庭を望む民泊も併設。店頭にはベトナム国旗やランタンが飾られていて、周辺とは少し異なる独特の空気を醸し出している。周りにコインパーキングたくさんあり。

ベトナムの音楽が流れる店内はベトナム中部の古都ホイアンの雰囲気満点がしっかりと醸し出されている。食材や鞄などの雑貨も販売されていて異国感満載。

ここでしか食べることのできない珍しいフエやダナンなどののベトナム伝統中部料理もたくさん用意されていると聞き及ぶ。

店の天井にはホイアンから取り寄せた装飾のランタンが200個近く灯りとても幻想的。

最初に「333(バーバーバー)」ビールをいただく。あっさりした飲み口でこの店ではいつもこれをいただく。今回は3000円のおまかせコースを所望。

料理の写真が赤いのは照明が赤いランタンになっている為。

コースの扉はバインセオ。巨大な皮は米粉とココナッツミルクで作られていてウコンの黄色が特徴。中には ゆでた豚肉、ミンチ肉、もやし、エビが入りクレープのように折りたたんで供される。続いては青パパイアのサラダ。エビも入っていてエビ煎餅に乗せていただく。魚醤のニョクマムの香りが強烈。

チョーゾは揚げ春巻き。これも甘酸っぱいソースをつけていただく。ラオムン・サオトイは空芯菜のガーリック炒め。これもニンニクとニョクマムをつけていただく。烏賊の炭火焼き、ベトナム風のエビチリソース、チャーハンで終了。ボリュームも満点で楽しく美味しくいただきました。

過去の記事はこちら

大阪市西成区玉出西1−5−10
06−6659-1555
月曜定休

大阪市 玉出 その他料理

居酒屋 十兵衛【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

南船場にある表記の居酒屋をランチタイムに訪問。ランチタイムの定食が有名でケンドーコバヤシの「たまらない店」という雑誌に掲載されたこともある。界隈では有名で昼時には続々と客が入店する。

店内はカウンター12席とテーブル8席。ランチメニューは鶏のもも焼き定食800円がメイン。主菜にかけるソースは下記よりチョイスする仕組み。

・スタミナソース
・ピリ辛ソース
・スパイシーカレー
・オニオンペッパー
・甘味噌だれ
・ヘルシー野菜
・塩焼き
・塩ダレ
・ねぎソース
・生七味
・山葵醤油
・生姜醤油

これに生卵が1つ無料でついて、ご飯と味噌汁はお代わり無料。肉増量のダブルは+200円でソースも2種類になる。私はシングルのピリ辛ソースを所望する。

事前に仕込まれた鶏肉を再度焼き直すので提供時間は3分くらい。分厚く大きな鶏ももは200gくらいのサイズ。甘くて酸味のあるスイートチリのような自家製ソースはマヨネーズも入っていて不思議な味わい。このほかにもジャンボチキンカツ定食、トンカツ定食、とんかつとチキンのと合わせなどもあります。どれも安うまでいい店です。

大阪市中央区南船場3−8−1
06-6251-3703
11:00~14:30 17:30~23:00

大阪市 心斎橋/四ツ橋 その他料理居酒屋